|
先週、他店に助っ人で入った時にご来店したお爺ちゃんが私を気に入って下さり わざわざ専属店まで会いに来てくれました
そのお爺ちゃんって亡くなった父方の祖母に話し方がよく似ているのです よくよく聞いたらご出身が京都だそうで 祖母と一緒です とてもお喋りな所も、食べ物を沢山持たせて下さる所も(有り難い事にたこ焼きや蜜柑や甘いお菓子を大量に頂きました)よく似ていらっしゃいます
もう居ない祖母と話しているようで、失礼かも知れないけど面影を重ねてしまいました お爺ちゃんが気を悪くするといけないから秘密ですけど
祖母の亡骸は生前とは似ても似つかぬ程に痩せ細り 正直、そこに横たわっているのは亡骸ならぬ脱け殻にしか見えなくて 本当は違うのではないかと未だに実感が無かったのです 大好きな祖母でしたから死を認めたくなかったのでしょうね もう三十路なのに幼稚でお恥ずかしい限りです
お爺ちゃんと話しているとあの時に流れていったものがあらためて戻ってきた感じがしました じんわりと、出来事がやっと心に堆積しました
何も言わなかったのに落ち込みを察して下さったのか身になるお話も
幸福は0から集めるのではなく、元々、人間は生まれただけで30の幸福を持っている そこから努力で後30を目指す 残りは出会った人達が持ってくる だから沢山の人と出会いなさいよ、そしたら簡単に100以上になるんだから 貴女も私や誰かに幸福を運んでいるんだよ
そんなお話でした ああ、一人で全部なんとかしようと思わなくて良いんだ なあんだ、そうかーって でも私そんなに思い詰めた顔してたのかなw
|