チャンカーはマリオン


 ●●●  復帰
復帰
14日に退院してしばし自宅休養し、昨日17日から仕事に復帰。まだ傷口に痛みが残るが日に日に楽になっているのが実感される。
一昨日まで珊内では積雪も無く枯野の風景だったが、その夜強風と共に降った湿った雪が積雪になった。しかし今日は暖かく屋根の雪が落ちてきたり辺りの雪も融けていく。
退院後久々の我が家でCDプレーヤーがぶっ壊れていたことで、急遽ネット購入したCDコンポが昨日夕方届いた。スピーカーの配線を延長したりとレイアウトとセッティングを夢中になってやっていると夜中の12時半になっていた。そしてやっと音のある生活に戻った。
今日はマリオンのフランジ・パウチの交換日。交換してフランジの固定のため横になって安静にしていなければならないちょうどその時、久々に通い猫のスーがやってきた。マリオンが寝そべっているソファーからスーが見えないため、僕はスーを家に上がるように促した。やはり野良猫なのでなかなか上がろうとしないのだが、僕がお菓子を食べて見せおびき寄せた。 スーはまんまと上がりこみ小さな声でみゃーみゃー鳴いている。 しかしエサを食ったらさっさと何処かへ行ってしまうのであった。
昨日はマリオン僕の催促でやっと歩行に行ってくれた。2600歩の散歩。  これからは自発的に散歩をして欲しいものだ。
2004/12/18 (Sat) 13:25

 ●●●  12月13日月曜
昨夜遅く札幌は重たい雪が降り頻った。昨日ファミレスで食ったくそまずいハンバーグのせいか、腹の具合が悪い。しかし出かける前に痛み止めの座薬を入れねばと入れたのだが、その10分後便意が・・・結局 座薬は流れ出てしまう。
ホテルを出てマリオンの病院へ向かい、外科でストーマの様子を診てもらったところ、別段悪いところも無く一安心。今後異常がなければ来年3月に受診して4月にストーマを納める手術をしましょうと医師と話して診察は終了。そして婦人科病棟に寄ると、マリオンが入院当時担当だったナースさんやお世話になったナースさん達と会えた。ナースさんは僕に「痩せたんじゃありませんか」と僕の入院も知っていて気遣ってくれる。だが昨日病棟に寄った際は別のナースさんがマリオンに「太ったねぇ」と言い、夫婦は対照的に時間を経過したようだ。 ただ僕は病院食だけだったから一時的にやつれただけだろう。 しかしこれでマリオンは痩せると決意したようだ。今日のところの決意だがね。
札幌での用を済ませて余市へ戻る。僕の入院生活最後の夜。
明日は珊内へ。仕事復帰は金曜からとなった。 ドラムの練習はできるかな? そろそろ 海のJAM Vol,3に取り掛かりたいのだが。
2004/12/13 (Mon) 20:22

 ●●●  12月12日日曜
今日は座薬をぶち込み昼前から外泊で病室を出た。マリオンの実家まで車で行き、マリオンと二人で半年振りにJRなんぞに乗り小樽へ、そしてバスに乗り換え札幌。 そそくさとホテルにチェックインして和む。 なぜ車で札幌まで来なかったかと言えば、運転中に腹の痛みが襲ったら嫌だしまして冬道。と言うかマリオンの歩行訓練でもあるのだ。ホテルはマリオンの通院でよく使うホテルでいつもものようにレンタルPCを借りる。これは単にネットやメールチェックするだけが目的でなくインターネットラジオでジャズをたれ流し状態にし快適な環境をつくる意味もあるんだね。
ホテルで一息入れてマリオンのお世話になった病棟へ挨拶へ。病棟ではクリスマスツリーが飾られていた。そういやー間もなくワタクシの誕生日じゃあーりませんか!
またバタークリームのデコレーションケーキを予約しなければ。
挨拶からホテルに戻り今日から入浴が許可されたのでひとっ風呂浴び飯を食いに出かけた。久々の娑婆の飯に食い過ぎて腹が張り手術後の傷が痛い。のにデザートにコーヒーゼリーまで食う! 全く子供のごとき我が行動に情けなくなる。 痛い腹を押さえゆっくりと歩いてホテルへ。 今夜は消灯も無くテレビも21時にプツンと切れる事は無いのだ。あ〜自由って良いなぁ。
ホテルで僕がホワイトイルミネーションが見たと切望するもマリオンに却下され、独りで見に行こうと思っても、すでに時は終了した後。 仕方なく部屋でこりゃまた10日振りのビールをくらい早々に酔うのであった。
明日マリオンの外科の受診後、また余市の病院に戻り残り一泊の入院をする。
2004/12/12 (Sun) 23:46

 ●●●  12月10日金曜
本日午前8時、台風18号で落ちた我が僻地の生命線とも言える大森大橋の仮橋が開通した。余市で入院中の僕にはリアルタイムな写真を提供できなかった事が悔しいが、退院したら早速その橋を渡って珊内に入るつもりである。
今日はマリオンのストーマのフランジ・パウチ交換日で外出届けを出してマリオンの実家へ。 まず外出前に僕の腹の痛みを抑える為座薬を入れる。座薬を自分で入れるのは初めてで、どのくらい突っ込めばいいのか不安ながら入れたが、思いきって入れてみれば直ぐにピタッとくるポイントに当たった。 なんだか技をひとつ習得したような気になった。 そしていざ車で出かけた。 いくら座薬が効いてても咳やくしゃみをしたら張り裂ける痛みに襲われるのだ。
マリオンのストーマにちょっとした異変あり。周りの一部が赤く固くなり痛みがあるようなので取り急ぎマリオンのかかってた札幌の病院へ電話。結局 早く外科に診てもらうように言われ、今度の月曜に受診する事にした。予約も無いので朝一番で受付要ということで日曜から泊まりで行く。 僕は自分の病院へ戻りそそくさと12日の外泊届けを出す。その際は座薬を携帯させてもらえるようにも頼む。
僕の抜糸だが、本来なら今度の月曜と思っていたが、今日 手術担当医に話を聞けば「抜糸の必要の無い手術でしたから、痛みが無くなれば退院していいです。早く帰りたいのなら自宅で療養でもいいですよ」と言われる。しかし痛みがあるうちには仕事に復帰出来ないし、マリオンに面倒かけるわけにもいかないので、一応来週火曜退院を予定する。
マリオンの外科診療を済ませて、とりあえず一晩僕の様子を余市の病院で見ることに。
日増しに痛みが薄らぐ僕の状態からすれば、火曜退院は大丈夫だろう。
2004/12/10 (Fri) 17:24

 ●●●  12月9日木曜
消灯の九時には寝つけなくなった。ということは、日常の生活サイクルが戻りつつあるのか。今はまだ便所できばると気絶しそうに痛いのでウンコはそれなりの便意がなければ出せないが、昨日も今日も目出度く出た。しかし昨日昼過ぎ、シャワーを浴びようとした時痛くて立ち上がれなかったので、ナースコールで筋肉注射を打ってもらう。点滴は手術翌日には栄養補給物は終わり、昨日で抗生剤も終わり、今日からは自由となる。が、日に3度の肺炎予防の薬剤吸入はまだ続いている。 今日の昼過ぎに 再び腹痛が激しくなりシャワーに難儀したが注射無しで頑張った。 そして ここで新たな問題が・・・
剃った毛の後がチクチクと痛い! なんとかならんかなぁ〜まったく!
昨日の携帯に札幌のジャムセッションで知り合ったプロのアルトサックスプレーヤーからの着信履歴が残っていたので連絡を取った。先日ここで書いた札幌の椎間板ヘルニアで手術を受けたドラマーのトラの話しだったようで、僕の現状を話して見送る事に。またの機会によろしくお願いしますで話しは終わった。 う〜っ、札幌でのギグを逃したかぁ! しかし腹痛くてまともに歩けない状態じゃ無理だわな。
ところで 僕の病室には 僕以外は4人(昨日一人の老人が退院した)の老人が入院している。毎朝の検診でナースさんから「おならは出てますか?」の問いに老人達は「いいえ」と答えてるように聞こえるが、夜中この病室はあらゆる方向からブーとかプーとかバフーとか聞こえてくる。どうやらみんなそれを覚えて無いようだ。確かに歳を取れば緩くなるのだろうが、自分の屁も分からなくなるのか。怖いのぉー。
さてマリオンは。感心にも昨日も今日も2km以上の道を歩いて帰った。明日はストーマのフランジ・パウチ交換日なので、僕が痛み止めの注射を打ってもらい外出してマリオンの実家へ行く。まぁ天気予報では雨だし、昨日今日と結構歩いたから明日のマリオンの歩行は許すとしよう。
2004/12/09 (Thu) 17:24

 ●●●  12月6日火曜
昨日13時、手術室へ入り手術が開始。麻酔のマスクを被され深呼吸してるところで記憶は途切れ、次には医師が僕の名を呼ぶ声で気付くが、僕には時間の経過がサッパリ分からず、これから手術が始まる事を伝えるのか?だったら俺が目覚めたら痛いじゃないの、などと頭の中は良く回る。しかし金縛りのように全く体は動かない。実は手術が終わったのだ!呼吸確保のための器具が口に入っていて それを抜かれたがいきなり僕は呼吸できなくなる。苦しくて苦しくてもがこうとするが、まだ体が自由にならず焦る。体が少し動くようになると同時に呼吸もできるようになるがひどく咳込む。医師の声が聞こえる「手術直前まで煙草吸ってたらしいからなぁ」 僕はゼーゼー言いながら、まだ麻痺した口で「す・ん・ま・せ・ん」と謝った。2時間半で手術室から出て待ち受けてたマリオンとマリオン父を確認。とりあえず一人部屋に入れられる。まぁ様子は安定してるのでマリオンは夜には帰した。 その夜は なんとも恥ずかしい夜を過ごす事になる。 小便の度、しビンを利用するのだが、僕はナースさんに手の届く所に置いてくれたらできると言う
のだが、ナースさんは親切にしびんを僕の股間に置きちゃんとチンチンをしびんの口に差し込んでくれる。ありがたやぁ。 ここからがまた大変。ベッドで寝たまま小便をするには勇気がいる。今 俺はトイレに居て 立って用を足すのだ・・とイメージしてからでないと出ないのだった。 そんな夜が明けて、午前の回診。背中に入ってた痛み止めは抜かれ、昼から粥飯開始と言われる。 実は僕の盲腸は慢性だったので痛みは激しくは無かったのだが、術後の方が百倍痛かった。 その痛みに耐えながら なるべく動くようにした。マリオンは昼前に来て、歩いて帰ると言うので明るい内にと16時前に帰した。今夜からは点滴も無くゆっくり寝れる。 今回の入院を機会に禁煙を考えるが、マリオンがうかない顔をする。
2004/12/07 (Tue) 21:42

 ●●●  12月5日日曜
今日は日本各地で荒れた天気になったようだ。ここ余市は風は無かったものの湿った雪が結構降り積もった、とは言え帯広のような豪雪では無くテレビで見ると札幌ほどの雪でも無かった。 昼飯後 外出で点滴を外してもらいマリオンの実家へストーマのフランジ・パウチの交換に行く。2時間ほどの外出で病院へ戻る。 この雪ではマリオンの歩行も運動も無理だろう。 昨日の見舞いの帰りに4500歩以上歩いた(2キロ以上になる)から まぁよしとしよう。 さて 僕が病室に戻ると剃毛が待っていた。 僕がシャワーを浴びたいと言うと「じゃシャワーで剃ってきてください」とT型剃刀を渡される。 シャワー室に入り まず剃りにかかる。どのくらい剃ればいいのかわからないが、自分では割りと大胆に剃ったつもりだったが・・・下の毛を剃った直後 入院してから髭を剃って無い事を思い出した。下の毛を剃ったばかりの剃刀をしばし見つめる。まっいいか〜!と顔に泡を広げ顔剃り髭剃りをする。 もちょっと早く気付けよなぁ。 結局 下の毛はナースさんのチェックで
ダメ出しが出て電気剃刀で ほぼ全域刈られてしまう。後が怖いなぁ〜。 午前中「今日は夜から絶食」と聞かされ晩飯抜きと絶望(入院中は食事が唯一の楽しみ)してたが、な〜んと晩飯は出た。ありがたやぁ〜。 今後のスケジュールは そろそろ下剤を飲まされ、21時以降絶食、24時以降絶飲。明日13時手術。現在の僕の状態は、腹の痛みより腰の痛みの方が辛い。一応昨日腰のレントゲンを撮ったが診断は明日以降。
ここで正直な事言わせてもらえば、ここのナースさん達 チョッとマズイよぉ。看護の体制がバラバラに思えてならない。今から思えばマリオンの病棟のナースさん達は優しいしレベル高かったと思い知ったのでした。 さぁ切れ! 俺の腹、切りやがれ! それにしても腰が痛い。 札幌の知ってるドラマーがつい最近、椎間板ヘルニアの大手術をして 目下右足が動かずリハビリ中らしく、まさか 僕もか!?
2004/12/05 (Sun) 19:41

 ●●●  12月3日金曜
小雨の朝小樽を出て余市へ。9時には入院手続きして入院。早速24時間点滴体制に。 入院なんて17歳くらいの時893絡みのチンピラに袋叩きにあって血ヘド吐いて入院して以来だ。退屈極まりない。昼過ぎマリオンの危なっかしい運転で外出して買い物してマリオンの実家へ。マリオンを降ろし僕一人病院へ戻り心電図を取る。後は寝るだけだ。
2004/12/03 (Fri) 20:19

 ●●●  12月2日木曜
朝9時前に病院受付をしてマリオンの精神科・泌尿器科・婦人科の受診が終わったのは昼1時頃。長かったぁ〜! そしてお世話になった婦人科病棟へ顔を出すとナースさんから何故か僕の盲腸の心配をされる。婦人科外来でも病棟担当からたまたまヘルプに来ていた知ってるナースさんからも僕の盲腸を心配された。 我が夫婦の情報はマリオンと僕のサイトから筒抜けらしい。でも それがマリオンの励みになるのだ!見ている婦人科病棟のナースさん、マリオンの掲示板や直メールで叱咤願います。 札幌から小樽へ移動して今夜は小樽泊まり。ライブで世話になってるフリーランスへ行こうと思いきや、札幌の病院での待ち疲れでマリオンは宿から出ず終い。食糧も僕一人が使い走りにされ、凍った歩道を恐る恐るコンビニへ。レジで引いたくじでアイスキャンディー「ガリガリくん」を当て部屋へ持ち帰ると半分マリオンに奪われた。 さあ明日は入院だ。
2004/12/02 (Thu) 23:41

 ●●●  12月1日水曜
朝 珊内を出て余市へ。私の盲腸の状態を診てもらう。すると 前回すぐ切ろうと言った医師が、「緊急では無いですね。手術するかは自己判断で」とおっしゃる。 オイオイ なにその変わり様は! だが 常に吐気と腹部圧迫感があるので予定通り切ることに。3日入院6日手術の段取りとなる。 そして小樽へ。29日から始まった昼のドラマ「温泉に行こう5」。僕は大ファンで、小樽のとある駐車場に車を停めて携帯テレビで観賞して札幌を目指す。 考えてみるとマリオンが入院中マリオン本人は 昔なじみのススキノへ行ってないわけで、「たまにススキノの匂いでもかいでみたいな」との発言があり。ちょうどジャム参加できるライブもありで 夜 雪がチラつく中、ススキノへ行く。 今朝が早かった事と抱えた盲腸で意気は上がらず少しの参加でホテルへ帰る。やはり街は歩く事は必然で珊内より絶対に運動になると実感!
2004/12/02 (Thu) 1:44

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