いつも大変お世話になっております、Tail'zの泉田理歌です。
3月13日MANDA-LA2ライブでしたが、無事終了することが出来ました。
ご来場いただいた皆様に、深くお礼申し上げます。
そして、お礼の内容上で申し訳ありません💦
以下、Tail'zギター担当の穂崎未菜より、皆様へ大切なご報告がありますので、以下、宜しくお願い申し上げます。
皆様
いつも応援頂き本当にありがとうございます。
この度、私はTail'zの活動を辞め、ギターリストならびに音楽活動自体を引退致します。
長年応援頂きました皆様に、決断に至る経緯のご説明をさせて下さい。
数年前、私と対応する中で違和感を感じた泉田さんが私の障害に気付いてくださり、専門医の診察を勧められ専門外来に行ったところ、
3年前に発達障害の「多動性ADHD+アスペルガー」の確定診断が出ました。
この障害は物事の向き不向きが、何か行動する際非常に大きく出てしまうのですが、残念ながら演奏活動は私には「不向き」に当たってしまいました。
皆様から日々活動の応援をいただく中で、自分の努力でカバー出来るものと信じ活動を続けておりましたが、
泉田さん始めとする素晴らしい才能のアーティスト、ミュージシャンと活動させて頂く中で、
自分ではどうする事も出来ない、根本的な違い、欠落しているものがある事に気付いてしまいました。
年齢を重ねていき自分と家族の人生も考えなくてはいけなくなった状況の中、ギターリストとしての資質がないまま続けていく事の限界を感じ、
音楽活動を引退する決断に至りました。
皆様から長年応援頂きました事、本当に感謝しております。
いくら感謝をしても、し足りません。
本当にありがとうございました。
平成30年3月14日 穂崎未菜
以上,ギター担当穂崎未菜から、皆様へのご挨拶となります。
そして、私、泉田理歌からも、皆様へ大切なお知らせがあります。
2004年から長期に渡り続いて参りましたTail'zですが、
2018年1月で15年目を迎えた2018年3月31日を持ってTail'zとしての創作プロジェクトを終了させていただきます。
1回限りの演奏チ―ムとして発足したはずが、その都度繰り返される地道な1歩を積み重ね続け、気がついたら14年間も継続できていた事実に、居間ではただただ驚くばかりです。
私自身、絵画から創作の世界に入ったため、演奏活動着手前までは作品と自分自身のみとの対話から物を作り上げることが主体でした。
それが、音楽創作の中で、自分以外の他者との共同作業により、自立した相互依存関係によって自分自身の狭い思考範囲、個人の狭い枠を越えて、より広い可能性を帯びた作品が出来上っていく凄さを、長い年月かけて見させていただいた14年間でした。
そういった中で、Tail'zはいうまでもなく私1人の力ではなく、自立した才能溢れる皆様による集団創作チ―ムであったため、この時期をいい境目とし、もう一度、創作者の一個人としての可能性を再度見つめる機会を得たいと思ったことから、プロジェクト終了に至りました。
また、長い年月の過程から、このアンダーグラウンドの世界には、決して良い環境とはいえないデメリットな問題も多々あり、それらの問題にも、今後いち創作者として向き合わなければならないと、活動年月を重ねる過程で、よりリアルに認識するに至りました。
芸術は本来人間社会により身近な存在であるはずが、今の芸術環境は、その「本当の立ち位置」に残念ながら居ません。
その根本の立ち位置に戻さなければならないとも、芸術を深くリスペクトする創作の立場の一人として、生存している間に取り組みたい課題のひとつとなりました。
以上の経緯から、3月31日いっぱいでプロジェクト活動全終了します。
言葉に言い尽くせないほど、有難い思いで一杯です。
長い間、本当にありがとうございました。
Tail'z代表、泉田理歌