ザ・悶々ダイアリー 〜ケンジ・モンモン〜


目を閉じる5秒前
目を閉じる5秒前
大阪から車を滑らすこと7時間
カーテンがついてない自分の部屋はこの時間には明かりで満ちてしまう

いつもとなんらかわりない朝が宇都宮には待っていた

でもそれは当たり前に見えて当たり前ではなくて,朝が待ってくれていることが素晴らしいことだといつも気づかせてくれるのはこの時期
5月4日
”おかえり”を受け止めて小さな”ただいま”を返すやりとりをなんとも思ってなかった子供時代は
ただ冷蔵庫にある果汁10%のオレンジジュースに夢中だった
キンキンに冷えたオレンジジュースも
綺麗に畳まれた服も
朝ご飯も夜ご飯も”当たり前”という枠の中にあるものだった

KiNGONSの曲で『HAPPiNESS』という曲がある
幸せはいなくなってから初めて気付くという意味合いを込めた歌
とても大切な歌



幸せは空気のようなものだ



怒涛の関西ツアーが終わり終焉のベルが鳴る
部屋の枕に顔を埋めて,キラキラな思い出を呼び戻す

”楽しかったぁ”

全員に1人1人ちゃんとお礼を言えないからこういう場でしか伝えられないけれど
GWライブに来てくれて
本当にありがとうございました
GWをKiNGONSに任せてくれて
ありがとうございました
また次は2週間後にいきますね
楽しみにしててね

では
そろそろひと眠りします

ただいま宇都宮
バイバイ関西

そして
おやすみ

愛しい朝よ



追伸
NOT WONKのライブの時にステージ袖で見ていたら肩を叩かれて
振り返ると誰もいなかったよ
不思議だねって
笑顔になる

2016/05/05 (Thu) 8:41


忙しくて中々ブログを更新できない,もどかしい
忙しくて中々ブログを更新できない,もどかしい
4/30名古屋TOKUZO
《BLACK FEELING&ROCK'N ROLL SPIRITS!》
OPEN18:00/START19:00
前売り\2800/当日\3300
w/THE TON-UP MOTORS/HONEY MAKER

5/2心斎橋FAN-J-TWICE
《騒-Gaya-祭・前夜祭!》
OPEN17:30/START18:00
前売り\3000/当日\3500
w/THE TON-UP MOTORS/ひとりTOMOVSKY/HONEY MAKER/私の思い出

5/3京都磔磔
騒〜gaya〜祭2016
OPEN17:00/START18:00
前売り\2800/当日\3300
w/騒音寺/ひとりTOMOVSKY

5/4心斎橋pangea
OPEN18:00/START18:30
前売り\2500/当日\3000
w/NOT WONK / Age Factory / bed


またゴールデンウィークの季節がやって来た
2日前のライブは遠く昔に感じるけれど,ゴールデンウィークはあっという間に戻ってくる
時の流れというものは本当に矛盾してると思うよ

沢山沢山考えてることがある
今年はすごい1年になる気がする
いや

きっとする


2016/04/30 (Sat) 4:28


4/14根室HYWATT HALL
4/14根室HYWATT HALL
少しづつ黒の色彩が薄れていく空を見つめて思う
朝がもう少しでやってくるから大変だなって
俺はまだ寝れずに昨夜の根室の中にいる

SHIN50 MARTINがライブ中,
「こんな辺鄙な場所に,遠くから来てくれてありがとう」
と言っていたけれど
俺たちを待っていてくれてる人がいるから
必ず会いに行きたいんだ

だから
おかえりって言ってね

B.B.JUNKIEとのツアー初日
素晴らしすぎる夜でした

B.B.JUNKIE,源氏フリークス,SHIN50 MARTIN,Trisula
そしてライブに来てくれた皆
ありがとうございました

また9月に
会いにゆきますね

ばいばい

2016/04/15 (Fri) 4:47


北海道が
北海道が
近づいてきたよ
ドキドキする

4/14根室HYWATT HALL
Tumbling Dice!vol.9
OPEN18:00/START18:20
前売り¥1500/当日¥2000(高校生以下は学生証提示で¥1000バック)
w/B.B.JUNKIE/源氏フリークス/SHIN50 MARTIN/Trisula

4/15釧路Veiled Cafe
OPEN18:00/START18:30
前売り¥2500/当日¥3000
w/B.B.JUNKIE/BOUNCER/3IIIcourse

4/17札幌SUPIRITUAL LOUNGE
KiNGONS presents "W-CUP vol.7"
KiNGONS V.S B.B.JUNKIE
OPEN19:00/START19:30
前売り¥2500/当日¥3000
ローソンチケットL-13476

4/18苫小牧ELLCUBE
ゴールデンタイム【KiNGONS北海道ツアー】
OPEN18:00/START18:30
前売り¥2000/当日¥2500
w/B.B.JUNKIE / NOT WONK / ザ・ノロノロズ / ピッピズ / THE HUNGRY RUGRAT


待ってろよ北海道

2016/04/13 (Wed) 19:25


kjmonmon meets 高橋周三(おじいちゃん)
kjmonmon meets 高橋周三(おじいちゃん)
外に出ると桜が舞っていた

花びらにひとつひとつ命があるように,大木から離れた彼らは縦横無尽に自由を楽しんでるようだ
おじいちゃんの”ありがとう”という感謝の気持ちが花びらに乗り移ったかのように,ドラマのワンシーンのような春に
僕らは包まれる

名古屋の桜たちが
春を泳ぎ
優しさで満たされた風たちが
僕らと火葬場をぎゅっと抱きしめる



おじいちゃんが亡くなった



葬式が5日に行われると聞き,高橋家はすぐに名古屋に向かった
高速の夜は真っ黒に濡れていた
目の前で車に吸い込まれてゆく白線は
時の流れのようにも見えた
おじいちゃんは一体幾つもの白線を乗り越えて人生を走ってきたのだろう
嬉しいこと,悲しいこと沢山沢山受け止めて,たまにブレーキをかけたり,加速したりして
追い越すこともあれば,追い抜かされることもある
おじいちゃんが重ねた景色の何分の1を自分は描いてきたのだろう


大学生4年生の時
原付で神奈川から名古屋まで走った
突然1人で行ったら驚くかな?なんてウキウキしたボールを胸の中で弾ませながら,おじいちゃんおばあちゃんがいる名古屋まで10時間,小さなバイクを走らせた
トラックのクラクションにまみれながら,排気ガスで喘息になりながら
到着した名古屋の景色はキラキラだった

「何で原付なんかで来たの!?」

と呆れながら問いかけてくる皆の表情に僕は満たされて,胸の奥が膨れた

この日は初めておじいちゃんの部屋に泊まった
電気を消し,暗く静まり返った部屋で天井をひたすら眺めた
ずっっっっっと眺めていたら少しずつ天井の木目が動くかもしれない
そんな世紀の一瞬を目の当たりにしたくて,天井とひたすら睨めっこしてた

すると静寂の扉をノックするように

「賢司君の行動はお父さんによう似とる」
とおじいちゃんが口を開いた

「えっ?どういう風に?」
と僕は驚く

それから嬉しそうにお父さんのことを延々と話していくおじいちゃんを見て,口角がゆっくりゆっくりあがっていくのを感じた

僕の父の父は
僕の父が大好きなんだなって
何処か嬉しくなった

あの時眺めた天井はもう戻ってこないし,おじいちゃんとの間に流れた静寂ももう生まれることはない

でも
トランポリンに弾かれたようなおじいちゃんの言葉の羅列は
今すぐにでも思い出せる
葬式で触れたおじいちゃんは冷たくて冷たくて井戸の底だったのに
声が側にいて温かい

なんでだろう

その温かさが瞳にまで伝染して
零したくはない涙を
一粒も二粒もさらってく

”最後のお別れです”

卒業式に似たBGMが流れ,
青い春をひとりひとりに手渡していく
棺の中のおじいちゃんは花に囲まれて,深い眠りに落ちている

きっと
証なんだと思う

棺を囲み円になる皆も
塩分を含んでいくハンカチも
目の前にいるお父さんも
横にいる兄も
自分も

全ておじいちゃんの生きた証

だから思う
深く思う
これしか思えなかった



おじいちゃん生まれてきてくれて
ありがとう




火葬場からバスに乗り込むと桜の断片が車内へ飛び込んできた
雨のように降り注ぐ桜の命を見つめてると,ドラえもんみたいな空が背景に見えて,こんな時ドラえもんならどんな道具を出してくれるのかなって
ふと思った

バスはエンジンで身体を揺らし,火葬場に背を向ける
桜と空が水色とピンクで埋め尽くされて
なんて綺麗な数時間だったのかと思う
この水色とピンクの日常の彼方に
おじいちゃんが笑っているような気がして少し嬉しくなった

人は生けていれば沢山の死と出会う事になる
でもそれが生きていくということなのだと思った
死と出会い,改めて生と向かい合う瞬間はとても大切な時間だと思った

おじいちゃん
長生きしてくれてありがとう
ずっと忘れない
本当に
ありがとう
たくさんの思い出
ありがとう


では
暫しのお別れ
雲の上からKiNGONSを見ててくれ



バイバイ




写真:お父さん三兄弟

2016/04/06 (Wed) 19:54


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