という言い方をすると
布団に身体を忍ばせてから一睡もしてないように思われがちだけど
そういうわけではない
1度は眠りという空間に落ちたのだけれど,再びこの世界に起こされて
それから幾度,瞼を閉じても元の世界に戻れないということだ
この3日間,毎日映画館へ向かった
今日見た映画の内容は
日本人とトルコ人の”親切”の受け渡しが
時を経て95年越しに行われるという奇跡の物語だった
国籍は違えど困っている人がいたら助けるという姿勢に心を打たれた作品だった
昔
自分が高校生の時
下校途中に自転車で派手に転んでしまった時があった
困り果てた俺を見知らぬおばさんが助けてくれて,ひどく感動したのを今でも覚えてる
そのおばさんに俺は親切を返すことは出来ないけれど,
その分,誰かが困っていたら
この見知らぬおばさんのように親切にしてあげようと思った
親切は駅伝のタスキのようなもので
様々な場面で繋がれていく
いつか巡り巡ったその先に
おばさんが立ってくれていたら
良いなと思った
もしくは立っていなくても,その光景が
”親切”の結果だと
おばさんはわかる人だと思えたから
俺は勝手に嬉しくなった
その映画の後半,イラン・イラク戦争の話が出てきたので
サダムフセインのことをひたすら調べてた
イラン,アメリカとイラクの関係やクウェート侵攻,湾岸戦争,イラク戦争,彼の家族のことなど沢山だ
暗闇に浮かぶiPhoneの光が様々な知識を持ってるようで,自慢気に見えた
時の流れに甘えて調べすぎてしまい
おえって
気持ち悪くなり
光を遠ざけた
暗闇になって思う
世界は今も緊張しながら歩いてるんだなって
眠れない夜は
そろそろ夜じゃなくなる



