last day→new day!


PS/辿る
もう終わりにするつもりだけど。最期に少しだけ、LIVEの時の事を書いておく。それはとても大切な記憶であり、同時に忘れていくべき記憶だからだ。彼の姿を見つけた瞬間、あ。そう思った。それだけ。ほんの僅か、心に痛みが走ったような気配があったが、危惧していたような動揺も錯乱も、不思議なほどあっけらかんと、なにもなかった。あたしはそんな自分に呆れてた。演奏がはじまると、彼はまるで瞑想に耽る哲学者の面差しで小さなキーボードに向かう。あたしは目を閉じて音に溺れてみる。これほどにあたしの生理に入り込む音。あたしを黙らせ身体を委ねて指先にまで神経を通わせる音。あたしは慎重に耳を澄ます。ひとつひとつの音、ひとつひとつのリズム、それらを弾き出す彼の顔を見つめる。そうしながら自分の心の中を検証する。ずっと奥の右隅のところに、かすかにちくりとする部分を見つけたが次の瞬間そこから温かい液体がじわりどくどく、流れ出すのを感じた。それは至福感だとかいう陳腐な言葉しか当てはまらないような感覚。温かく心地よくあたしの脳内に快楽物質がどんどんと送り込まれてくるのを止められなかった。あたしの身体の中の血脈が変わり皮膚がむずむずとしてまるで脱皮を促されているような気分だった。事実その瞬間にあたしは生まれ変わったのだと思っている。だって誰にも知られることのないよう変装してまで隠れて聴きに行ったはずが、彼と握手を交わすことまで出来ただなんて。「悪い癖」で書いたように「元気?」とやはり彼が問い、「うん、元気元気!」と挨拶出来た時その素晴しい瞬間に泣き出しそうだった。あたしが自分の胸をこぶしで叩きでもなにをどう言えばいいか分からず結局「勇気もらった」と言ったら彼は恥ずかしそうに「ありがとう」と言った。そんなやり取りのなんて気高い月並みさ。あたしはそのなんでもなさの喜びに指先が震えた。人を愛すること、人に愛されること、人生を大切にすること、自分自身として表現をしていく者として生きること、何もかも何もかも、彼に教えてもらったような気がする。
ありがとうね。これからもよろしく。
2005/09/17 (Sat) 15:18



新しい日。新しい朝。
彼の姿を見た。
身体中が崩れていくような
痺れていくような
感覚を感じていた。
彼の音を身体中で感じた。
恍惚。少し涙。カッコよすぎて。
それはなんだか、一見、
まだ恋に似ていたけど
でも少し違ってた。
あたしも気付かないうちに
いつのまにか
恋は愛にかたちをかえていた。
それがいまとても嬉しい。
その愛しさは、
美しい風景を畏怖し敬愛し
守りたいと思うような気持ちに似ていた。
そう思えた自分がすこし悲しく
そしてとてつもなく嬉しい。
ありがとう。
あたしはようやく、
新しい朝を迎えることが出来るのです。
あなたの、あたしの、それぞれの新しい朝。

ようやくあたしは
あなたと友人として話し、握手が出来、
自分のゆくべきところへ歩き出せそうです。
だからこの日記は、今日でおしまい。
苦しみは癒え、喜びが生まれ、
あたしは貴方をずっと愛し続けます。
でもそれは大切な友人、尊敬すべき表現者として。
ありがとう、ほんとうに。
そして恋という名前の錯乱にさよなら。

2005/09/16 (Fri) 5:49


non-title
いささか酔いすぎている。
錯文にならないようにしたいのだけど。
とにもかくにも
今日のライブは最高でした。
会場へ向かう道すがらあたしは
かなり心が乱れていました。
彼の姿を見て動揺する自分が
ありありとやすやすと想像できたかr。
が、ために変装(?)し、
なるべく後ろの目立たない場所を占拠して
こっそり聴いてすぐ帰ろうとおもっていたけど。
あまりのクオリティにやはり抑えられず、
挨拶してから帰ったの。

あー。ごめん。続きはあしたにする。
2005/09/16 (Fri) 0:00


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苦しむのが自分のよすがだと
だけど そこから
なにも生まれないのなら
苦しむことがただ好きなマゾヒスト

あたしがもしも発散、
もしくは放出を希望するのなら
そこへ立ち止まらずににじり寄らなければ

彼は言っていた
「僕たちは自分が癒されたいから
音楽をやっているんだ」と

わたしもかれのひそみにならい
自分を癒す方法を探していこう

そのためにもいま
彼が何を発散するのかを
見届けなくてはならない気持ちでいる

冷静で明晰でしんとした気持ちで

2005/09/14 (Wed) 7:42


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サティを聴きながら胸が苦しくなる
けど それはもう恋じゃない
あなたに口づけられた肩先がまだ熱いけど
もう それも恋じゃない
いまだ あなたからもらったメールは
捨てられないまま
だけど もう 恋じゃない
白い花も祭壇も せつなく眺めるけど

なにもかも 夢になりつつある

2005/09/14 (Wed) 7:37


 
しばらく考え続け、やはり彼のLiveに出掛けようと思う。ああ迷惑かも知れないけど、やはりいつかは想いを断たなければならないのだし機会があるのならそれは配剤だと認識するべきだ。今の所なるべく目立たないように振る舞い出来れば気付かれないまま聴いて、終わったらすぐに帰る。挨拶が交わせれば最高の出来だがおそらく無理だろう。
2005/09/13 (Tue) 9:49


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彼のバンドのワンマンライブが
日いちにちと迫ってきていて
あたしは行くとも行かないとも
まだ決めかねていて困ってる

過日フライヤーだけでもと思い
心当たりの店に出向いてみたものの
もう残一枚とて無く
ああ やはり縁の薄いひとであったかと
哀しくとぼついて

でもやはり今の彼がいったい
どのような音を出すのかが気になってたまらない

聴きたい

どうしよう。
2005/09/10 (Sat) 20:51


虚言1
人は悲しくて服を脱ぎ
知る術のない事を知り
不毛は穴ではないと
言い訳しながら
埋めたがる
傷みの仮想に恍惚
2005/09/08 (Thu) 22:31


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しばりつけるの

どこにも

にげられないように

2005/09/07 (Wed) 23:48


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無人の電車が車庫に停まっているのが
ひどく恐ろしくて目を離せなかった
闇に煌々と輝く車内には乗客も乗務員もいない
まるであたしのようだと

こうしている間にも
あなたは私を加速度的に忘れていく

あたしにその優しい感触だけを
忘れさせないために

いつか街ですれ違っても
あなたはもう
私を認識しないだろう

ただ私の好きな香水の匂いを鼻腔に捉え
なんだっけ、と一瞬でも

あなたが好きだと言ってくれた
白い手を汚しながら
終わりの日をまっています

2005/09/05 (Mon) 22:40



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