起床時、まぶたが一切あがらないほど目が腫れていた。件のドラマのせいです。ナビレラ。後半の畳み掛けちょっと呼吸ができないくらいえぐえぐ泣きながら観てしまった。おじいさんとチェロクの夢が重なっていくのが本当に美しかった。夢と愛が満ち満ちだった。
韓国語ちょっと勉強したからおじいさんがチェロクをチェロカって呼んでること音ですぐ気づけてうれしかった。翻訳だとわからないニュアンスだよね。末っ子のことウリマンネソングァンって言ってたのも気づいたよ。
仕事の話につながっちゃうんだけど、韓国ドラマは本当に学びが多い。その上でやっぱわたしが伸ばすべきは古典なんだなあと最近いろんな物語に対して強く思う。
めずらしさや斬新さを、絶対条件なんだって求めてチャレンジしたけどわたしにはうまく扱えなくてだいたいコケた。一方で王道系は結果を出せてる。突き抜けたりぶち抜いたりはまだできてないけど、完全に及第点はもらえる。まだとかいいつつわたしの王道の限界が80点なのかもしんないけどね。覇道や邪道はときどき1億点とか出すし。いいなー出したいな1億点。
10年近く今の仕事をやってきて、諦め悪く苦手を克服しようとかできないことをできるようになろうとかやってみたけど、ほとんどうまくいかなかった、振り返ればね。もっと早くちゃんと前向きに諦めたり、得意を伸ばすことや自分の能力のキャパシティに納得できればよかったけど、時間かかった、まあ今もわりとまだジタバタしてて、ちょっとずつ落ち着きなねわかりなねってやってるとこ。夢を諦めずに掴みにいくこのドラマ観てそれいいます?てかんじではあるんだけど。やらずに退いたわけじゃないしやってみてできなかったから諦めて、できることに注力するのはそんな悪くないと思いたいじゃんね。そのマインドコントロールの最中。
まだしばらくこの仕事続きそうだし、ここから10年は携わってると思うし、へたしたら15年?20年?とかもありえるかもだし(やだなー!!)、自分と向き合ったり折り合いつけたりしつつ、なるべく無駄には苦しみたくないな。自分のしょうもないマインドのせいで自分をいっぱい苦しめてるし、蔑んだり、卑下したり、嫌いになってきた。ふつうにつらい。必要な苦しみはすべて引き受けるので、不要なものはどんどん砕いていきたいな。根性が終わってるからむつかしいけど。ファイティン
あとドラマの中にね、「失敗は人を成長させる」という発言に対して「成功が人を成長させる。失敗は萎縮させるだけだろ」ってセリフがあって、別に今更な言い回しだし使い古されてるんだけど、改めて耳にすると結構ハッとしたよ。しかもそのセリフを発したキャラがかなり好きなタイプだったからクリティカルヒットしたの〜なおバレエの先生。また先生かよ。いいかげんにしろ。先生まじでかっこいいんだよな。才能に能力を全振りしてしまった人の心を置き忘れ天才系でキザ。好き…………… 好きなキャラいると物語がぐっと楽しい。人を好きになるの好き。