この国を良くしていこうと思うことは、罪なのか――?
今一度、問う。
これは、罪だったのか――?
ユノ「国王を暗殺!?」
ジュンス「しーっ!声が大きいです!」
ユノ「正気の沙汰とは思えない・・・」
ユチョン「みんな、ごめん・・・・」
ジェジュン「いいんだ。みんなで決めたことじゃないか‥」
ポン、と肩を叩く。
チャンミン「いいの・・・?兄さん?」
心配そうにのぞき込むチャンミンからみたユノは渋い顔をしている。でも覚悟を決めた様に目に光を宿した。
ユノ「・・・・わかった、」
ジュンス「いつやりますか?」
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東が北の侵攻を受け植民地とされたあと、エリート官僚だった父と母は殺され、幼かったユチョンは、連行されてきた捕虜の一人として足輪に繋がれたチェーンを引き吊りながら北の門をくぐった。
泥だらけの素足を引きずりながら両手足を繋がれる自分の姿を見た一人の小さな皇女が、馬車から駆け下り、
「この者たちを放しなさい!」
と、衛兵に強く言い放ったのだ。
それは、ユチョンと、この4人の運命を大きく変えた、かけがえのない一言だった。
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当時工業で莫大な富を得ていた北の王は、贅の限りを尽くすような私欲にまみれた生活を送っていた。正妃や側室の多さに加え、王位継承権を持つ王子たちもたくさんいた。みな心に野心を持ち、王室はとても荒れていた。
そんな時、50にもなる国王が新たに正妃として迎えると言ったのが、齢まだ17歳のジヘだった。
ジヘは近衛兵の見習いとして働くユノのたった一人の妹だった。溺愛する妹を豚みたいな国王に連れ去られるなんてと、ユノは頭に血が上ったように抗議したが、ジヘは首を横に振り、自分が国王の妻になることを決めた。
妹の思わぬ出世で、ユノは見習いから近衛兵長にまで昇格した。苦しい思いだった。だが、城の近くにいれば、妹を守ってやれる。ユノはそう思い、鍛錬に励んだ。
ジヘと国王の間にはすぐに娘が産まれた。ジヘに似た美しい娘。
北の城の美しい中庭を無邪気に走り回る娘の姿を見ていくうちに、ユノの気持ちはだんだんと北へ愛着を抱いていく。
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さてこれ、何の話でしょうかwwww(=゚ω゚)ノ
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2018/04/26 (Thu) 13:23 |
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