セリフが全くない映画です。
イタリアの田舎の村の山羊飼いのお爺さんが亡くなると同時に子山羊が生まれてスクスクと育ち、初めての放牧で溝にはまって動けなくなって群れと離れてしまった子山羊が大木の下でうずくまって、やがてその大木が切られてお祭りに使われたあと、短く切られて炭になる。って文章にしたらただこれだけのことが淡々と映像としてあらわれます。
お爺さんの生活や、山羊追いの犬がトラックのストッパーをはずしちゃって山羊たちがいる広場の柵につっこんで柵が壊れて山羊たちがワラワラとでてくる→なくなったお爺さんの部屋にたむろするとかユーモアたっぷり。
切り替えなしのロングショットで延々撮ってます。
この映画でただ一人の役者はワンちゃんなんだとか。
あとは無名の村の人たちです。
最後の切った木を井桁に組んで中心に据え、その周りを枝で小山をつくりわらと粘土で固めて中に火を放ち炭をつくる行程は本当に面白かった。
たまにはこんな映画もいいかも。
お爺さんは薬がわりにとんでもないものを毎晩飲んでいました。
それを飲めなかった日、お爺さんは起きてこなかったの。









