後ろから揺さぶられ、気持ち良さとともに寂しさも感じる。せめて顔を見ながらやってくれれば。でもそんなことは言えなくて、「手…繋ぎたいんだけど」と遠い言葉でごまかす。わかったと答えた癖に、ゾロは体位を変えなかった。ちっともわかってなんかいない。そう思っていたら、終わった後でゾロはおれの背中を支えて体を反転させた。投げ出された両手の上に、ゾロの手のひらが重なる。知らずぎゅっと握っていた手を広げたら、ゾロはいつにない繊細さで指を絡めた。ごつごつとした剣だこが当たる。知らなかった、身体だけだと思っていた。雄弁な手のひらで、ゾロは好きだと伝えてきた。
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ついったで拝見した診断さまの
”「好き」とは言えないから、サンジは『手…繋ぎたいんだけど』と口にする。”からの妄想。


