そんなことより
わたしの録音の
テープと一緒に

むかし私が
聞いていたであろう
昔の漫画の
テーマソング
メドレーが
出てきたんだけど

「どんな漫画
だったっけ？」
と検索したら

どれもこれも
なんか
いらやしく
ないですか

昔の漫画って
みんなこんなに
卑猥だったっけ

先日

実家の部屋の
整理をしていたら

何やら
怪しいテープが
出てきました

世にも恐ろしい
私の幼少期の
録音テープ

ほんと抹消したい

でもこれもまた
私の成長の
証なのかと思うと
捨てるに捨てられず

でもあらためて
親や息子に
聞かれたくもなくて
慌てて
引き取ってきました

時には歌を歌い
時にはドラマを演じ
時にはひたすら
笛を吹いている

マジうるさい

昨日の夜
友達から
連絡があり

「飯の買い出しに
車で出たら
轢かれている
子猫がいて
保護したんだけど
どうしたらいいか
分からなくて」

という話でした

外傷は
見当たらないけど
後ろ両足が全く
動かないとのことで

私と連絡を
取る前に
既に夜間救急の
動物病院へ
連れていって
くれたらしく
レントゲンも
撮ってくれて
いました

骨は折れて
いるものの
脊髄の損傷は
見当たらない
とのことで

薬や処置など
ひと通りして
貰ったあと

今日になって
また違う病院へ
診てもらうとの
ことでした

動画で
猫を見せてもらうと
まだ生後1ヶ月
くらいの子猫で

友達が
買ってくれた
チュールを
ペロペロと
舐めていました

電話を切ったのが
夜中の３時頃

そのあと
後ろ両足が
動かなかった場合の
色々な情報を調べ

なんとか
ならないかと
私なりに
考えていました

その友達もまた
麻痺が残っても
なんとかしようと
色々考えてくれて
いたそうです

でも
今朝の連絡で

友達が
目覚めた時には
亡くなって
しまっていたと
連絡がありました

夜中の３時頃
電話したときは
安定して
いたはずなのに、、

あんなに
チュールを
おいしそうに
食べていたのに、、

きっとこの子の
体の具合は
事故の影響や
下半身云々だけでは
なかったのかも
しれません

まして
生後1ヶ月の子猫
体力的にも色々
限界だったのかも
しれません

友達は

「最期苦しく
なかったかな…」

と複雑そうに
言っていましたが

あのとき
暗闇の中
道路の真ん中で

雨に打たれながら
ひとりぼっちで
いることなく

温かい布団で
美味しい
チュールを食べて
誰かと
一緒の空間で
最期を迎えたことは

せめてもの
救いだったと
わたしは思います

いつだって
救おうとしてくれる
やさしい人は

救えなかった時
壮絶に苦しみます

だけど
その気持ちを
忘れないで
欲しいです

少なくても私は
ありがとうと言いたい

助けてくれて
ありがとう

通り過ぎないでくれて
本当にありがとうね

また猫を見つけて
立ち止まってます

そうそう

カラスよけの
ネットを
設置しました

これでもう
きっと大丈夫

ミニトマト
３つも
入れちゃいます

美味しいよ

今年の
ミニトマトは
さくらんぼ
みたいな
トマトです

色も形も
まるで
さくらんぼ

昨日の夜
出勤したら

コージさんの
お母さんが
遊びに来ていて

「さっちゃん
息子のお店
手伝って
くれるんだってね
本当にありがとう
どうか宜しく
お願いします」

と頭を下げられて
しまいました

「いえいえ！
できる範囲で！
という感じなので
全然お役に
立てるかどうか！」

と答えたけれど

お母さんはとても
嬉しそうでした

今回
コージさんが
新しくお店を
起ち上げたのも

お母さんが
倒れたことが
キッカケ
だったので

少しでも何か
力になれればと
お手伝いを
引き受けたけど

思ったよりも
お母さんが
お元気そうで
少し
ホッとしました

コージさんの
ご両親は
私のことを
幼稚園の頃から
可愛がってくれて
いたんだけど

３年前に
お父さんが
亡くなって
今はお母さんが
病気と
戦っています

帰り際
お母さんが

「さっちゃん
あんなに
小さかったのにねえ
いつもうちの
テーブルの下で
寝ちゃって…」

と言いながら
手を握ってくれて
帰っていきました

コージさんちの
テーブルの模様

私も覚えてます

そこから聞こえた
お母さんと
お父さんの
笑い声も

今でも
覚えてます

入れないと
おもうよ