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兎の放蕩物語


カルスト山荘滞在が二週間を超える

カルスト山荘滞在が二週間を超える
思い返せば今年は三月まで東京の家の片づけや引越荷物の高松への輸送手配で高知の民宿業務を制限してカレンダーを閉じていた関係で営業再開が三月下旬までずれ込んで、そこから予約が入り始めたので高知滞在が中心の生活に変わり、一度は三日間程高松に帰りはしたものの既に18日間も高知で暮らしています。

季節も春から初夏に掛けて新緑も進んで山の風景や茶畑がもえぎ色に染まりつつあり太陽の位置も高く朝も以前より早くデッキに日が照るようになり過ごしやすくもなってきたせいかも知れません。
外国からのゲストとの国際交流やシンパシーを共に感じ合える出会いも続いて居心地も良くなってきた事もあります。

久々の雨が終日降って 初めて一日家に閉じこもっていた翌日の祝日の「昭和の日」にしまっていた鯉のぼりを出して雲ひとつない澄み切った青空に泳がせて気分爽快の一日を過ごした🐰がニコニコしています。
25/04/30 (Wed)


大型連休が始まると日本人ゲストが来てくれます!

大型連休が始まると日本人ゲストが来てくれます!
普段は外国人ゲストの多い🐇の民泊施設ですが毎年ゴールデンウイーク辺りになると国内からのゲストの予約が入り始めます。

連休初日に今年初めて来てくれた日本人ゲストは京都の医療従事者のご夫妻と小さな男の子。事前のメッセージのやり取りで活発なお子さんだと聞いていたので客室の雛人形の飾り棚から人形や備品を全て片付け大きなウサギのぬいぐるみに交換して赤いアウディのぬいぐるみ(ミニカー)も用意してお迎えしました。

結果は心配は稀有できちんと挨拶もできて人見知りもせずにお爺ちゃんだと思ってとてもうれしそうに接してくれました。

きっと両親の教育や普段の生活がきちんとしているのだと思います。その男の子「レイ」君と話したり傍で様子を見ながら子供専用のメニューや椅子・食器なども常備しているので優しく接しているうちに心配もなくなり癒される存在のお客様になってくれました。

日々の出会いに感謝です。
25/04/28 (Mon)


カルスト山麓でちょっと悲しい出来事が……

カルスト山麓でちょっと悲しい出来事が……
🐰の宿がある山間の小さな村で昔から民宿を営む隣人がいてあまり深くないけど宿の経験が長い先輩として助言をいただいたり季節のものをお借りして交流があった女将のパートナーだったNさんが一昨日の早朝に急死された。
その朝は宿泊ゲストもあった中、女将が起きて来ないNさんを寝室に見に行くと冷たくなっている彼を見つけて救急車を呼んだが亡くなっているので搬送せずに警察車両や検死の為の医者が次々と慌ただしく到着して病死とされたそうだ。

悲しいかな写真の様に同じ歳の73歳で性格の優しいウサギ歳の同級で同じ空気を吸いサンフランシスコ講和条約で日本が戦後占領から独立した年に生まれた男同士だった。

決して自分が表に出ないタイプで優しいウサギの彼が番頭さん役で、やり手のはちきんの女将を縁の下で助けながら宿を回していた。

通夜に行き彼の解放されてほっとした様な安らかな死に顔を見て口に水を浸して彼の人生は苦労があっても幸せな人生だったんだなあと感情的に共感して自宅に戻った明日は我が身の🐰でした。合掌……!
25/04/26 (Sat)


4月三組目のゲストはアメリカN・Yから

4月三組目のゲストはアメリカN・Yから
昨日は遠く東海岸のニューヨークから画像編集のプロのゲストが来てくれて日本料理の紹介(今回は高知のカツオのタタキの食べ方や天ぷらにする春の旬の山菜の説明)を夕食を食べていただきながらフィルムに収めていただきました。

世界各国から色々な方に来てもらって🐇の晩年の目標「民間レベルの国際交流」をこんな高知カルスト山麓の山間の小さな村で出来ることを誇りに思いながら温かく海外からのゲストをお迎えしています。
25/04/22 (Tue)


バス停の看板が落ちてしまっても誰も直せない村の矛盾

バス停の看板が落ちてしまっても誰も直せない村の矛盾
先日週に2日しかバスが来ない集落が本当は3日・別コースで一日走っていることを海外のゲストさんから教えていただいた🐇ですが…。

バス停の頭の上の丸い看板が外れて地面に落ちていることに気が付きました。
お年寄りばかりが多い村なので皆無関心なのか背が低くて頭の上の看板に手が届かないで外 れた看板を取り付けられないのか分かりませんが🐇は不思議でなりませんでした。

このバスのおかげで村のお年寄りが10km離れた町役場や小さなスーパーに買い物に行けるのに当たり前だと思っていて感謝の気持ちが足りないのか?
分かっていても面倒だから運転手や町役場に連絡しないのか?
とにかく 気になってもう自分が行って直してあげるしかないかな?と。

それで思い切ってお茶を飲みに来た村の友人に帯同してもらって家から工具箱や太めのボルト・ナットを持参してすぐに地面に落ちたままだった看板を広い、綺麗に拭いて新しいネジ(ボルト・ナット)で取り付け直して修理完了しました。

誰も見ていませんでしたが「天」に少しだけ功徳を積むことが出来た🐇は ほっと一息つきました。
25/04/20 (Sun)


民泊運営していて思う事(雑感)

民泊運営していて思う事(雑感)
東京の家の売却のことで今年は慌ただしくお正月から動き回っていました。

売りに出してから大手の「三井不動産」で二年近く物件が塩漬けにされて知人の紹介や宿泊していただいた東京の大手の不動産屋さん・高松の不動産屋さんと色々な話をして漸く仲介販売ではなく住宅建売業者さんに直接買い取っていただく話でようやく売却の目途が着いたのが3月。以降その会社が新しく住宅を建てる設計図を東京都の建築審査会にかけて今月末に審査が降りる予定で4月に予知されている首都圏直下型の地震で東京が壊滅的な損害を受けなければ5月には売買契約が成立することになります。
長い道のりの最終章ですが、高知の民泊業務も東京に行く頻度が頻繁でカレンダーを閉めている時期が長く実際の冬季休業もかなり長い時間ブランクにしてしまいやきもきしていた今年の🐇でした。

予約可能のカレンダーをオープンにしたのが3月の下旬になってしまったので 今年はまだようやく始まったばかりですが、順調にかつ静かに予約が入り始め今月二組をすでに送り出し明日からまた二組のゲストをお迎えします。

幸い外国人のゲストさんがずっと来てくれていて日本からはゴールデンウイークの期間のみ数組受け入れますが、二組は国際結婚のカップルで日英・日仏と国際色豊かなゲストさんをお迎えする予定です。

お客様が選別されてきたというか?口コミも増えて評価も高く今月も3カ月おきのスーパーホストの称号も21カ月連続で airbnb からの認定を受けたので🐇はとても満足しています。

3年目のゲストはきっと「類は友を呼ぶ」で今までの宿の口コミや美しい自然環境やホストの取り組みを良く読んで理解してくれる方が中心になってきて中途半端な 泊まれればどこでもいい宿ではなく コンセプトがはっきりしていて日本の文化をしっかりと伝えてくれる宿に選別されてきたような雰囲気を感じています。

写真はgooglemaps のレビューを投稿してくれた香港のTさんのもの5★に感謝です。
25/04/20 (Sun)


4月二組目のゲストは香港からA予想外の雪

4月二組目のゲストは香港からA予想外の雪
そんなTさんをカルスト観光に案内して標高1400mの天狗高原に車を走らせていると途中から雨が雪に変わりました。

毎年12月から翌年の3月中旬までこの天狗高原から愛媛側の姫鶴荘方面に走るカルスト横断道は雪で通行止めになります。この規制が解除されて一か月経過した4月中旬でしたが天候は目まぐるしく変化して山頂の気温は僅か1℃とかなり寒いコンディションになりましたが🐇も久し振りに冬のカルストを見たようで雪には縁のない香港からのゲストが驚きと同時に好奇心や喜びを覚えて喜んでくれたことに感謝しています。

自らも たくさんの雪景色の写真を撮って遠くまで来たことに後悔などせずむしろ満足されているようで もてなす側のホストとしても安心しました。
25/04/17 (Thu)


4月二組目のゲストは香港から@

4月二組目のゲストは香港から@
若い女性が一人で旅をする。それも自動車を運転せずに田舎で目的地まで列車やバスの時刻を調べて旅行計画を立てるのはしっかりした人でないとできないことです。

🐇の家に来るのには公共交通機関ではかなり難しく 山里なので「JR須崎」の駅から車だと50分で着きますが まず 「梼原」行のバスに1時間乗り町役場の庁舎前まできてそこから10kmも離れた宿まで週に2便しかない地域のコミュニティバスに15分乗って集落の入り口まできて、小さな川を渡って集落の南の高台にある🐇の宿まで5分歩きます。

そのような旅程を外国から日本の地図や不定期運航の村のバスの時刻まできちんと調べて旅に出る計画を作る若い女性のTさんを温かくお迎えし観光のお手伝いもして二日間おもてなしをしました。

都会にいる娘が田舎の両親の家? or 祖父母の家かな? に戻ってくるのを心待ちにしている身内の者のような心境で…!

よくこんな四国の山深い🐇のairbnb の宿を見つけてくれて そこに行く方法を真剣に調べてくれたかと思うと感慨深いものです。

写真は梼原町の三島神社に案内して参拝をしたときのもの…
25/04/17 (Thu)


僅かな滞在でも高松に戻って調整する🐇

僅かな滞在でも高松に戻って調整する🐇
4月の予約は現在5件そして続いて5月の連休に3件と連続してゲスト対応が続く🐇の宿は冬季 休業した3ケ月のブランクを十分取り返せそうな勢いで順調に予約が入っていて活気があります。
国別にもイスラエル→香港→アメリカNY→シンガポールと続き連休は日本人のゲスト(外国人と日本人のカップル)が東京や京都から来てくれる予定。

そんなスケジュールの合間に一週間を切ったフリーの日に高知の観光地の情報収集や高松に一時帰還して英気を養う日が続きます。

僅か3日間の滞在で高知にまた戻りますが、昨日は高松の新しい駅ビル「オルネ」でワインを購入したついでに「穴吹アリーナ香川」や新しいフェリーの旅客ターミナルビルなど散策しながら久々に山から都会の空気を吸いにやってきたカルスト仙人の🐇です。

写真は宇宙船の様なあなぶきアリーナ香川です。
25/04/12 (Sat)


外国の方から高知の名所を教えてもらって…

外国の方から高知の名所を教えてもらって…
イスラエルからのゲストさんとは色々な話を朝晩の食事の時にしていたのですが、写真を見せてくれてこんなに美しいところがあったと教えてくれました。
今まで毎回通り過ぎていた仁淀川の上を走る松山街道沿いの花の名所が桃の花だったこと知りませんでした。

それで敷地内の桜も散り始めて桜のあまりにも短い命に対しての寂寥感もあったので気分転換も兼ねて実際に見に行ってきました。

行ってみるとそこはビックリするくらい見事な美しい風景でした。そして1本の木から枝分かれしているのか三種類の色の花が綺麗に咲き誇っている姿は圧巻でした。「花桃」といって地元の住民が大切に育て上げてきたそうです。「桃源郷」とも呼ばれているそうです。

場所:高知県吾川郡仁淀川町二子野 引地橋付近 3月下旬〜4月上旬が見頃
25/04/10 (Thu)


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