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兎の放蕩物語


終の棲家を探して@別荘地

終の棲家を探して@別荘地
5月の末には東京の家は建売住宅の販売会社に引き渡したので今頃は解体工事が進んでいるものと思います。スクラップ&ビルドで東京郊外の住宅地は確実に世代交代が進んでいて施設に入居して売りに出された多くの建売住宅は取り壊されて新しいニューファミリーに住民も変わっていくことでしょう。

地方は過疎化が進んでいて、四国の場合高松の様な都市部でさえ郊外は空き家が増えて行って多くの住宅(築40年〜50年)の住宅やマンションもかなりの数が出回ってきています。
🐇の場合運命的に四国に住むことになりもうかなりの年月(約13年)が流れていきました。
今は高松と高知の往復で動き回っていますが、間もなく長距離を移動することが苦痛になり高知のカルスト山麓の小さな集落も高齢者が次々と亡くなっていて後継者や家を相続する若い人々は都会に出ていて不便な山の中には戻らないケースが多くいずれここ数年で限界集落として田畑が荒れて美しい自然環境も段々と失われていくでしょう。

それでは人は終の棲家はどこに定める方が良いのでしょう?
首都圏はもう候補にはなく 地方の県庁所在地か交通の便が良い鉄道駅に近い町か🐇が以前から好きだった中禅寺湖・河口湖・伊勢志摩・天草などの湖畔や海辺のリゾート地を探すか買い物に便利で庭木の手入れが必要のない都市部の集合住宅か?などとこれからどこに住んだら快適なのだろうかと?考えている🐇は時間を作って少しずつ好みの家がどんな形が良いか勉強していくつもりです。
ただ今の暮らし方から密集した住宅や大型のマンションには住みたくないのです。

最初の物件は今の塩江温泉郷のリゾートマンションの近くの温泉団地=別荘地の中にある大きな洋風の一戸建てを見に行きました。

家も立派で洋館の様な建物ですが、いわゆる荒れていく感じの別荘地の東端で周辺環境の過疎化と荒廃化が見た目にも実際も草ぼうぼうの隣家が多く水辺に近く森の中なので実際住むには今のリゾマンの方が管理も行き届き小奇麗に暮らせ頻繁に蛇やムカデを見ることもないので候補から外しました。
建物は築年数も浅いので価格は800万程しますがその価値はなさそうです。
25/06/18 (Wed)


梅雨に突入して最後のタイヤ交換を…

梅雨に突入して最後のタイヤ交換を…
北国に住んでいる訳でもないのですが🐇は比較的静かな山里やリゾート地に住むことが多いので所有する4台の自動車のタイヤは札幌で暮らしていた時のように全て夏・冬の両方のタイヤを持っています。秋は12月、夏は毎年5月にはタイヤを替えていましたが今年は東京に二回も上京したりその合間に高知の山荘で民泊対応をしていたので高松に置いてあるスポーツカーだけまだ夏タイヤに交換を済ませていませんでした。

そんな訳で梅雨に入って毎日少しづつ雨が続く高松の雨の間をぬって郊外の倉庫がわりの🐇のマンションの駐車場に持って行って人目につかずに自分でMGFリチャードのタイヤを交換してきました。

 どうして人に見られるのが嫌なのかは?…年老いてタイヤを外したり装着するのが若い人のように軽く持ち上げられない(体力の低下)のと 外したタイヤから小石を取り除きながらワックスを掛けて格納する律儀な作業で交換作業全般で人より時間がかかるからなのです。

 あの爺さんタイヤ交換するのに何時間かかっているんだよ…と見ていて思われない様にわざわざ離れた拠点に持って行く🐇は滑稽かもしれません。(笑)
ともあれ4台目のタイヤ交換は無事に終わり テスト走行をしながら塩江のリゾートマンションに戻りました。

ちなみにスタッドレスタイヤは雨中走行では滑りやすく 急なアクセル操作やコーナリングスピードに気を配らないと簡単にスピンしてしまうんですよ。
梅雨は45日も続くのでぎりぎり梅雨入り直ぐの作業でした。
25/06/15 (Sun)


運転免許証の住所変更

運転免許証の住所変更
昨年末に高齢者講習を受けて 東京の成城警察で更新をしたばかりですが 五月末に高松に転入手続きを済ませたので 運転免許証も住所変更が必要で地元高松の南警察署に出向いて変更手続きを済ませてきました。

あとは年金事務所に出向くくらいで転入に伴う現実にすぐやるべき事務手続きは無事に済ませた🐇です。
25/06/15 (Sun)


高松に戻って少しゆっくり過ごします!

高松に戻って少しゆっくり過ごします!
そんな訳で四国は6月8日に梅雨入りして以来、毎日雨が降っています。

高知を離れる前に宿泊棟の模様替えをしてロビーの絨毯を取り払い東京から持ち帰ったシンプルなガラスのテーブルを囲んで4組の椅子を置き直接ウッドフロアに接する夏季対策に替えて湿気が着かないようアレンジして高松に戻りました。

その他寝具や石油ストーブなどの季節ものを冬のツールを倉庫にしまって、雨で伸びるであろう庭の雑草の除去をして銀次郎で高松に戻りました。

新たな予約が入らない限り少しのんびり過ごせることになりました。
今月は高松のリゾートマンションの年に一度の総会もあり、早速出欠票を理事長に郵送して案件に添った意見を言える様に準備しています。
25/06/10 (Tue)


見えない力に導かれて…!

見えない力に導かれて…!
カナダからのゲストを送り出してほっとして休んでいると 近所の長老が自作の除草用のピックを持ってきてくれたり 集落のお花の先生の友人が訪ねてくれ 村の近況を詳しく知らせてくれたり、集落で親しくしている友人が名古屋から移住してきて自分の家を購入して10年以上居住しているのに 新たに違う村の市営住宅に引っ越すことになったりと何か見えない糸に導かれて現実の世界が動いています。昨年急逝したお茶畑の持ち主は後継者が茶畑の管理がうまく引き継がれておらず🐇の家の周りの茶畑が荒廃し今までの美しい景観が損なわれていき始めていることも含めて…。

5月上京して東京の自宅を無事に建売住宅の販売会社に引き渡しが出来て間もなく解体準備にかかり、あれだけ忙しく東京〜高知〜高松と何度移動したか分からないほど忙しい季節が終わり、四国は間もなく梅雨入りし雨の季節に移ります。

幸いなことにここしばらく8月になるまで airbnb の宿泊予約も中断して新しい予約が入らない状況で何か🐇にゆっくり安全な場所で休養しなさいと言われているような感じになりました。

実際身体を酷使してきたので身体の方が悲鳴を上げて股関節の痛みが取れず困っていた矢先なので高松であまり無理をせずに年齢に見合った静かな生活を取り戻す良い機会になると良い意味でとらえて じっくり今後の事を考えようと思っています。

世界を旅行する人たちもネットで騒がれている「2025年7月5日」にフィリッピンの近海に惑星が諸突するか、戦時中に海中に沈んでいた水爆が爆発して想像を絶する大津波が太平洋岸を襲い多くの都市が被害を受け日本が壊滅する危険がある日になるという推測で日本行の予定を変更するケースや航空会社がその前後の時期に飛行機を飛ばさない決定を下した会社もあるようで静かに事の成り行きを見守りたい🐇です。世界の人口削減計画はずっと形を変えて進んでいるので怖いですね…!

写真はカナダのゲストが良き時代の日本のホンダのロゴが入ったTシャツを着ていて 別れ際に撮影させてもらった写真です。
25/06/08 (Sun)


世界遺産の都市カナダ・ケベックからのゲスト

世界遺産の都市カナダ・ケベックからのゲスト
5月後半は日本人男性の一人旅のゲスト対応が続きましたが久々にフランス文化の香りを運んで世界遺産の都市カナダのケベックからゲストをお迎えしました。

🐇が本来の目的としているただ眠るだけの宿ではなく食事を楽しんでいただける非日常の空間でレストランとしてのダイニングルームにお招きしワインをサービスしながら食事をゆっくりしていただき日本とカナダ・フランスの文化交流が出来るこのような時間はとても大切なもので、忙しかった5月をある意味忘れさせてくれる一服の清涼剤として来てくださった男性1名と3名の素敵なマドモアゼルに感謝の一日でした。本来の目指した宿の運営が出来た素晴らしい日でした。
25/06/06 (Fri)


そして迎えた5月最後のゲストは?

そして迎えた5月最後のゲストは?
高知で宿を始めて3年目の5月。
仲介媒体は「googlemaps」からの電話の問い合わせを高松で受けて宿泊OKの返事を出した長野県からの車中泊仕様のスズキ・エブリィという軽貨物のお遍路さんでした。
5月は主力の「airbnb」4件、今年初めての「Stay-Japan」1件、そして今回の「googlemaps」1件と三つの媒体から6件のゲストが来てくれたわけです。

カルスト山麓は一番近い霊場でも70km離れた須崎方面の浦ノ内湾の青龍寺で交通手段もなく霊場もないここにはお遍路さんが来ることは一回もなかった訳で、話をよく聞いてみると過去に遍路に来た時に歩きだけではかなり厳しく今回は車に遍路の衣装を積み込み普段は普通の格好をして道の駅で車中泊や宿坊を利用しながらたまに栄養補給とちゃんとした宿でお酒を飲みゆっくり湯につかってぐっすり眠りたいというゲストの意思に沿って計画的に旅を続けているそうで🐇の宿の食事を楽しんでいただき ぐっすり眠っていただいてお役に立てたことに感謝しています。
色々なライフスタイルや旅の仕方があるものですね!

5月後半は日本人の高齢の男性でリタイヤしたあとの自分流の趣味や好みの旅を続けることが出来る「自由人の一人旅」が多かったのが印象に残りましたが、やはり一人旅のゲストには話し相手になるという普段のカップルを中心としたゲスト対応とは違う面もあり、迎えるホストとしては事務的に対応というわけにもいかず 相手の話を聴いてあげる姿勢が必要で 夕食時には独りぼっちにさせない様に どなたも数時間 相手の話を聴いてあげることが多く、ダイニングルームでの談笑が続いた次第で一人なのに対応する時間の長さに疲れる部分が多かったのも事実です。

そんな体験を積み重ねながら🐇は怒りっぽい性格を少しずつ寛容の精神でゲストの皆様との会話を通じて互いの人生をくみ取りながら養っています(笑)
25/06/02 (Mon)


少しゆっくりしたかった🐇でしたが…!

少しゆっくりしたかった🐇でしたが…!
実は次の「airbnb」の予約が6月5日のカナダからの4名のゲストだったので、東京から戻って高松の転入届を提出したら 少しぼお〜っとして ゆっくり過ごすつもりでいたのですが すぐに5月30日の宿泊予約が入り、当日慌ただしく高知のカルスト山麓の山荘に移動することになった🐇。

東京から高知に持って行く小物や椅子・テーブルも貨物車「銀次郎」に積んだままだったので二泊だけ高松ですごしただけですぐに高知に向かうことになりました。
疲れているの🐇だけではなく自動車の銀次郎も同じでしたが二人とも元気に移動してカルスト山麓に向かいました。

25/06/01 (Sun)


東京都民から香川県民へ

東京都民から香川県民へ
オーシャン東九フェリーで東京有明埠頭を26日の夜出港した🐇は翌27日夕方に塩江温泉郷の自宅に帰宅した翌28日 東京狛江市の転出証明を携えて🐇は高松市役所に行って来ました。

高松市に住民登録と印鑑登録を済ませ 同時に高松市の健康保険証を新たに取得して介護保険証の変更手続きを終え、久々に讃岐うどんを食して自宅に戻りほっと胸を撫で下ろしました。

思えば初めて高松に来たのは1997年の1月1日の社内異動でヤナセの芝浦本社から新しく関係会社として大阪支店から分離独立して法人化される「ヤナセ四国」発足時に転勤命令が下りて当時の愛車77年式VWビートルのカブリオレで東京から800kmの距離を瀬戸大橋を渡って高松入りした日から数えると28年後になるので 改めて新鮮で感慨深い出来事になった訳です。

もちろん住民登録はしていませんが高松での生活は長く 2012年からワンルームマンションを借りて四国でのセカンドハウスとして将来に備えて色々と部屋を移り住みながら少しずつ拠点を拡大充実させてきた訳で 一時は西伊豆と高松と東京の3拠点を移動する遊牧民的な生活を続けてきた🐇でした。

人生も晩年の時期になり首都圏を完全に脱出してこれからは四国アイランドの中で高知の民泊と高松の自宅を往復しながら老後の静かな生活をしていきます。
25/06/01 (Sun)


長い戦いが終わって海の上でゆっくり眠って高松に帰る🐇

長い戦いが終わって海の上でゆっくり眠って高松に帰る🐇
東京の自宅を大手の不動産会社三井不動産に専任売却契約を結んで2年半。まったく動きがなく 売れる気配もないので友人の紹介で東京の不動産会社の役員に改めて売却を頼んでから1年半が経過し 足掛け4年。
このほど漸く建売住宅会社と売却契約が完全に成立しその間色々と困難な課題に取り組みながら地道にコツコツと問題案件を解決しここまで来られたことに本当に多くの方に感謝をしながら大きな課題を誠実に実行して着地できたことに心身ともにほっとしている🐰は今、徳島行の大型フェリーの中でこの日記をしみじみと書いています。
「ようやくここまで…やっと終わった…」という実感です。

同時に進行していた東京海上日動の代理店契約の解消も間もなく完全に着地できる予定で74歳になる年に現役で首都圏でお世話になった多くのお客様にも感謝しながら これからは第3の地方での仙人暮らしが静かに実現できることを確信して一市井の民間老人として老後を暮らしていきます。


昨夜はこのフェリーの客室(個室)で死んだように眠ってしまった🐇ですが元気に目覚めまもなく午後 徳島港に無事に着くのを祈っています。
25/05/27 (Tue)


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