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兎の放蕩物語


隣のトトロに癒されました!

隣のトトロに癒されました!
高松に一時帰還しようと思いましたが今月最後のゲストが23日チェックイン予定なので、3日間、夜涼しく眠れる高知に留まることにしました。

身体を休めて8月の猛暑やここでの寒暖差に気を付けてばてない様にしようと思います。昨日は愛媛の宇和島が高知市内に行くより道が空いていて近いので新米を買いにお米の産地「三間」に買いに行きました。
そこで見つけたトトロと記念撮影。のんびり他人の為の買い出しではなく自分の為に好きなお米や味噌など買って夕方も自分の為だけに好きなメニューで夕食を作りのびのび時間を使うことでストレスも解消です。
25/08/21 (Thu)


一喜一憂しても仕方ない…!

一喜一憂しても仕方ない…!
連日色々な国や日本全国から夏休みに訪れるゲストはどんな人たちが来るか事前のプロフィールでは分からない部分が多く、宿泊業をやる以上は悪い場合を想定していないと普段良い人ばかりに恵まれてきた🐇の宿は身が持たないですね!

楽あれば苦ありと覚悟の上お迎えした5人家族の夏休み旅行は静岡の浜松から来られたファミリー。

朝晩二食付の予約でダイニングルームには幼児用の椅子をお母さんの横に並べて赤ちゃん用の食器も一つ加えて食事を楽しんでいただく。
静岡には縁があるので親御さんとゆっくり話もしたかった🐇ですが、何しろ子供さんが3人もいるとこちらも保護者的な視点で特に一番小さな二歳の女の子に目が行ってしまい孫娘をみる目でその子のことを世話してしまう🐇でした。仔犬のレストランスタッフの「ルイ君」も女の子の横で一役買ってサービスに徹しています(笑)

これはこれで癒される場面でもありました。
25/08/21 (Thu)


 

 
日系三世のハワイ(U.S.A)国籍のゲストが ひおじいちゃんの田舎の夏祭りに参加するために高知に来てくれました。
残念なことに 二日間 私の宿に滞在するも 夜遅く寝に帰ってくるだけで終日外出していて 満足に話もできずに帰ってしまったこと。

都会地の非対面のマンションならいざ知らず、田舎の山の中の一軒家で 挨拶もせずに行ってしまったゲストに失望というか唖然とした一日でした。こんなこともあるんですね。イラン人の彼と泊って二日目の朝だけ朝食を用意しましたが、約束の時間に30分も遅れて現れ、温かい料理も冷めてしまう状況で 彼氏もほとんど話に加わらず…不思議なカップルでした。

この地で3年目、通算10年やっている airbnb のホスティングで早朝に黙って帰ってしまったゲストは初めての経験。
案の定チェックアウトに立ち会えず お決まりのゲストと部屋の忘れ物の確認が出来なかった。でもショックです。急いでいても時間がなくても宿を去るときは声をかけてくれるのが一般常識と思うのですが…
後味の悪いゲスト対応でした。
写真は過去に30回も「airbnb」 を利用された経歴のゲスト。今回に限って不義理や非礼なことをしてしまったのか追及しても仕方がない。

夏休みの連日の宿泊予約をこなしてきて 疲れが出て私もうっかり目の前で出て行ってしまう車を引き留めなかったのが悪いのか?…今日はスーパーホストの私の記録に残る負け試合でした。— がっかり。
25/08/17 (Sun)


夕食を作らなくて良いとホスティングがかなり楽になる事実!

夕食を作らなくて良いとホスティングがかなり楽になる事実!
🐇の「airbnb 」の宿はカルスト山麓の不便な小さな村の高台にある古民家です。
その田園風景の美しさに惹かれて地主さんと二軒の古民家を契約した訳ですが当初はフランスのオーベルジュ的な宿にしたかったのです。

すなわち美味しい食事を素敵なカップルに丹精込めて地元食材で作ってあげ、それにあったワインを提供してお二人がとても幸せな気分で美しい自然環境の中で過ごすということ。だから大人の宿として山奥の一軒家の隠れ家を目指したわけです。

ただ現実は airbnb の宿は安価な宿泊料金で 食事にはあまりこだわる客層が来るわけでもなく🐇の意思と反対にコンビニでお弁当を買ってきたり あまりおいしくない食べ物に見える量だけ多いレンチンの食事を翌朝のチェックアウトの後、ごみの処分を分別するときに「え…!こんな食事でいいのかなあ?」とショックを受けることが多いので、予約時のメッセージのやり取りでそのゲストの食生活のレベルや予算を逆算してローカル色豊かな夕食をお薦めして10人に3〜4人には地元食材を使った郷土料理定食を当初は1500円、今は2000円で提供して食べていただいています。そして食事の提供しながら外国の方たちと英語で文化交流しながら会話レベルやスキルを維持していくという勉学の目標も兼ねているから、一概に割り切れるわけでもないのですが、小さな愚痴やため息が出る事が多い繁忙期の現在の様子です。

でも新鮮なカツオのタタキを出すためにいつも行きつけの魚屋さんに買い出しに出かけ 最低でも2時間近くを車で往復100km近くも走ると、手間と時間・利益が見込めなくワインを頼んでくれるのは10人に1人程しかいないことが この3年間で分かったので、そんな無駄な時間やコストをかけるよりゆっくり宿の管理がしたいと思うようになりました。

いっそ食事は朝食だけにして手慣れた作り方で安く美味しく提供できれば 多少早起きするだけで済むので、今年は朝食だけ受けているケースも多いのが実情。
時にはすべて面倒くさくなって投げ出したい気持ちにもなるのです。

連日のゲスト対応が続き疲れ気味の中、昨日のゲストは「のんびり旅」のお二人で朝食だけお願いしますということで 久々に夜は自分の時間が持てて余裕をもって「美味しくなあれ…」と 気持ちを込めて作った和定食を美味しいと何回も言われてここに来てよかったと声をかけてくれるとホスト冥利に尽きるわけで、あまり儲かる訳でもない民泊営業を老後の生き甲斐の糧に出来ることに小さな幸せも感じる昨今なのです。面倒くさいけど人と交流したり話をしながら知識を広げていく仕事はどこか床屋さんや美容院の仕事と似ているものもあり 紆余曲折しながら一喜一憂する晩年の🐇さんがここにいるわけです。

ぼおっ…としたゲストさんと話すぼおっ…とした天然の翁の一人ごとです。
25/08/15 (Fri)


とても感じの良い日本の家族に感心する🐇

とても感じの良い日本の家族に感心する🐇
何組かに一回くらい 予約を受けなければよかった…!と 思わせられるこの時期は お盆休みで全国の宿泊施設が予約でいっぱいになり廻り廻ってどこでもいいから泊めて欲しいと 願う旅行者でしょう。
ぎりぎり直前まで旅行計画が組み立てられず 早めに予約をすること もできない場合には顧客自体の生活や考え方にやはり無理があり、家族サービスしなければならないという義務感だけで勝手に宿を決めて連れて行けば面目が保てると考える親が行きたくない子供を連れて来るから礼儀作法もなく 挨拶もきちんとできない子供たちが来ることになるのです。

そんないやな予感も感じながらも早くから予約が入っていたのでそんなに心配もせずに待ったこのお盆休みの時期の日本人客の家族旅行の3組目を迎える。

兎はうれしい誤算に見舞われ、やってきたのは親を尊敬する昆虫おたくの頭の良い小学生でした。

最初から楽しそうに好奇心旺盛な明るく朗らかな男の子がきちんと挨拶してくれる。靴を揃えてダイニングルームに入ってくるときも 食事が運ばれてきたときも 素直に喜びや驚きの言葉を口に出してくれてお母さんが何も強制しなくても家族で談笑しながらコミュニケーションが密な良い親子関係を見せてくれる。まさしく子は親を映す鏡です。

二泊してくれる予定で 子供が楽しめる観光スポットをアドバイスして楽しそうに出かけて途中で写真もメッセージを付けて送ってくれたりと、ホストとゲストが完璧なキャッチボールが自然に出来ると 外国人でなくても歓迎できる素敵な家族だなあとつくづく思いながら楽しく過ごして欲しいと願う🐇でした。
メジャーリーグの試合を見ているような勝ち星が多いこのお盆休みでした。でもまだまだ続き四試合(4組)を残して8月の折り返し地点を過ぎました。

高松に帰ったらまた新しいミッションが待っているので怪我や故障をして負傷者リストに入らない様に楽しくポジティブに試合を続けていきます。
25/08/14 (Thu)


遠くオランダから家族旅行に四国に来ていただきました!

遠くオランダから家族旅行に四国に来ていただきました!
家族での三週間の日本旅行を計画されたオランダのキャスパーさん。
二人の成人した息子さんを連れて奥さんと子供二人の4人家族で日本の京都や大阪などの都市と地方の自然を交互に体験して四国の拠点に🐇の家を選んでいただき3日間の滞在をしていただきました。

またもや強い雨が降り続くカルスト山麓でしたが雨の火にも観光できるスポットをアドバイスさせていただき高知市内の温室のある「牧野植物園」や高知中心部の帯屋町や高知駅構内での「よさこい祭り」の演舞を二か所見ていただいたり奥さんが日本の習字の道具を買って帰りたいというので唯一ある「大丸百貨店」などをお教えして雨の日でも濡れることなく観光や買い物を楽しんでいただきました。また息子さんが建築の勉強をしておられるので梼原町の隈研吾の作品群の見学プランなどアドバイスさせていただき悪天候の高知の印象が悪くならないようホストとしての役割を果たした🐇の三日間でした。

笑いあり質問ありの食事をしていただきながらの国際交流は晩年の🐇がやりたかった事なのでキャスパーさん家族のおかげでまた海外からゲストをお迎えすることが楽しくなった次第です。

山あり谷ありの人生。人との出会いも相性や第一印象に対する直感もあり人生いろいろですがストレスを貯めない様に生きていこうと思います。
25/08/13 (Wed)


8月に入ってお盆前に二組のゲストをお迎えするA

8月に入ってお盆前に二組のゲストをお迎えするA
主に外国人に来てもらいたくて個人の山荘(別荘)を提供して綺麗な自然環境を見てもらいたくて始めた民泊ですが、連休やお盆の時期になると普通の旅館やホテルの予約が取れない関係で🐇の宿にも日本人の宿泊問い合わせや予約の電話が入り対応していますが、民泊=個人の住宅を安い条件で宿泊出来る代わりに、他人の家にお邪魔する。綺麗に使う。挨拶をするという謙虚な気持ちが基本的なコンセプトが日本人にはなく、無愛想で子供連れでもきちんと挨拶が出来ない。帰った後のバスルームの排水溝や洗面台には女性の髪の毛が嫌というほど落ちたままだったりすると…「ああ・泊めなければよかった」と後悔の気持ちが残り後片付けや掃除をしていると旅館の清掃係になった気持ちで嫌になります。

airbnb の評価(レビュー)が高く そんなスーパーホストのいる宿を利用者もハウスルールをきちんと守り最低限の部屋を整えてチェックアウトするゲストが多いのでこんなケースがあると気持ちがめいってしまいます。
自分が逆の立場でよその民泊を使ってもこの点は評価に関係してくるのでゴミの分別やバスルームの排水溝に髪の毛があったらティッシュでつまんでゴミとして捨てたり寝具を整えて宿をあとにするというルールは順守しています。

きっと宿も個人宅も日本人は区別がつかないことがあり 自分はお客だと勘違いするのでしょう。挨拶や笑顔は互いにしあうもので会話のキャッチボールが出来ないゲストは次は断られる世界だと知って利用してもらいたい。

そんなゲストを送り出した夕方
遠くオランダから豪雨の中、今どこ連絡もきちんと連絡をしながら来てくれた外国人ゲストを駐車場で出迎え 互いに握手や握手を交わし笑顔でフレンドリーな会話を互いにしていると今までのやってきたことに後悔はなくなり また元気を取り戻す🐇でした。

いつもは記念写真を取り合う交流の機会としての時間も今回はその声掛けもしたくない稀なケースでもありました。食事が終わってもご馳走様や美味しかったという言葉もない。部屋の装飾やもてなしのテーブルレイアウトにも関心もない。平気で食べ物を残す。親がそうだから子供にも一般常識を教えられないケースだと思い返しても腹が立つゲストを受け入れてしまったことを後悔しながら 今朝はまたいつもの楽しい朝食の時間の会話が待っていることを良しとしましょう。

写真はそんな光景を見ていて首をかしげるお手伝いのビーグル「ルイ」君です。
季節の花「向日葵」の横で感性がない人たちをずっと観察していました。
25/08/11 (Mon)


8月に入ってお盆前に二組のゲストをお迎えする@

8月に入ってお盆前に二組のゲストをお迎えする@
「人生いろいろ」という曲もありますが、今回 「googlemaps 」からの問い合わせで 宿泊予約されたゲストさんは60代のお父さん。
訳あって離婚した奥さんと同居する子供たちと一年にほんの数回会うことになっていて普段から離れ離れになって暮らしている父と子供が会える貴重な短時間の旅行に🐇の宿を家族水入らずの旅の拠点にしてくれることが電話で打ち合わせしているときにピンと来て丁寧に親身になって対応してきました。

いつもは本館のダイニングに夕食にきてもらうシステムですが この日に限って家族でゆっくりと積もる話もあるかと宿泊棟にケータリングサービスで夕食を運んで宿のオーナーに干渉されずに子供さんと再会できるように配慮しました。

色々な思い出を作って神戸に帰るお客様を無事に送り出しました。
25/08/10 (Sun)


7月最後のゲストは台湾からの家族旅行の4人

7月最後のゲストは台湾からの家族旅行の4人
7月5日に日本に大災害が起こるという予言の影響で中旬までは予約がなかった🐇の宿に中旬以降予約が入り始め急に忙しくなったのは良かったのですが、実際ゲストを迎える準備は万端でしたが天候不順で雨ばかり降るカルスト山麓にせっかく来ていただけるのに申し訳ない気持ちが湧いてきます。

そうも言っておられず淡々と親切にゲストをお迎えする🐇です。
技術者のご主人は職人気質で無口ですが他の女性陣が皆、中国語ではなく英語で話してくださるので滞在中のコミュニケーションは非常によく取れ、奥さんからは台湾のパイナップルケーキのお菓子も手土産にいただいてまずは7月最後のゲストを無事に送り出すことが出来てほっとしています。

このまま地震や災害が起こらずにいてくれるよう祈るばかりです。
25/08/10 (Sun)


話は日記が途切れた7月下旬に戻って…

話は日記が途切れた7月下旬に戻って…
高知の6月〜7月は本当に雨が多く、その降る量も半端なく豪雨に近いものがあり、憂鬱で次のゲストまで3日もあると家に閉じこもり洗濯も掃除もできないより高松に帰還して雨のない処でたとえ多少暑くても自由に過ごしたいという🐇の本能的欲求が体中に湧いてきます。

それでこのガソリンの高い時世に無駄な往復をしていても雨がない方が心が晴れます。そんな中、7月3組目のゲストが首都圏から遠く高知の山の中に来てくださるので🐇はまた のこのこと高松から高知に移動し、二人の若いカップルの為にせっせと自慢の郷土料理を作っておもてなしをするのです。

幸いチェックインの日は雨が上がりお客様もカルスト高原に登って一瞬の青空の中を美しい眺望が見れたそうで、下りの帰路に突然雨が降り始め恐る恐るカルストを下って来られたというが、きっと天が味方してくださったのだと思います。

そしてディナータイムで会話が弾みオーベルジュ的にお二人はワインも飲んでくださって🐇の理想とするホスティングは成功してくれました。
翌朝の出発時にはまた豪雨に見舞われ雨の中をお見送りしました。
こんなところに世界中から、日本の都市部から来ていただけるのも本当にありがたいことだと実感しています。
25/08/09 (Sat)


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