兎の放蕩物語


バス停の看板が落ちてしまっても誰も直せない村の矛盾

バス停の看板が落ちてしまっても誰も直せない村の矛盾
先日週に2日しかバスが来ない集落が本当は3日・別コースで一日走っていることを海外のゲストさんから教えていただいた🐇ですが…。

バス停の頭の上の丸い看板が外れて地面に落ちていることに気が付きました。
お年寄りばかりが多い村なので皆無関心なのか背が低くて頭の上の看板に手が届かないで外 れた看板を取り付けられないのか分かりませんが🐇は不思議でなりませんでした。

このバスのおかげで村のお年寄りが10km離れた町役場や小さなスーパーに買い物に行けるのに当たり前だと思っていて感謝の気持ちが足りないのか?
分かっていても面倒だから運転手や町役場に連絡しないのか?
とにかく 気になってもう自分が行って直してあげるしかないかな?と。

それで思い切ってお茶を飲みに来た村の友人に帯同してもらって家から工具箱や太めのボルト・ナットを持参してすぐに地面に落ちたままだった看板を広い、綺麗に拭いて新しいネジ(ボルト・ナット)で取り付け直して修理完了しました。

誰も見ていませんでしたが「天」に少しだけ功徳を積むことが出来た🐇は ほっと一息つきました。
25/04/20 (Sun)


民泊運営していて思う事(雑感)

民泊運営していて思う事(雑感)
東京の家の売却のことで今年は慌ただしくお正月から動き回っていました。

売りに出してから大手の「三井不動産」で二年近く物件が塩漬けにされて知人の紹介や宿泊していただいた東京の大手の不動産屋さん・高松の不動産屋さんと色々な話をして漸く仲介販売ではなく住宅建売業者さんに直接買い取っていただく話でようやく売却の目途が着いたのが3月。以降その会社が新しく住宅を建てる設計図を東京都の建築審査会にかけて今月末に審査が降りる予定で4月に予知されている首都圏直下型の地震で東京が壊滅的な損害を受けなければ5月には売買契約が成立することになります。
長い道のりの最終章ですが、高知の民泊業務も東京に行く頻度が頻繁でカレンダーを閉めている時期が長く実際の冬季休業もかなり長い時間ブランクにしてしまいやきもきしていた今年の🐇でした。

予約可能のカレンダーをオープンにしたのが3月の下旬になってしまったので 今年はまだようやく始まったばかりですが、順調にかつ静かに予約が入り始め今月二組をすでに送り出し明日からまた二組のゲストをお迎えします。

幸い外国人のゲストさんがずっと来てくれていて日本からはゴールデンウイークの期間のみ数組受け入れますが、二組は国際結婚のカップルで日英・日仏と国際色豊かなゲストさんをお迎えする予定です。

お客様が選別されてきたというか?口コミも増えて評価も高く今月も3カ月おきのスーパーホストの称号も21カ月連続で airbnb からの認定を受けたので🐇はとても満足しています。

3年目のゲストはきっと「類は友を呼ぶ」で今までの宿の口コミや美しい自然環境やホストの取り組みを良く読んで理解してくれる方が中心になってきて中途半端な 泊まれればどこでもいい宿ではなく コンセプトがはっきりしていて日本の文化をしっかりと伝えてくれる宿に選別されてきたような雰囲気を感じています。

写真はgooglemaps のレビューを投稿してくれた香港のTさんのもの5★に感謝です。
25/04/20 (Sun)


4月二組目のゲストは香港からA予想外の雪

4月二組目のゲストは香港からA予想外の雪
そんなTさんをカルスト観光に案内して標高1400mの天狗高原に車を走らせていると途中から雨が雪に変わりました。

毎年12月から翌年の3月中旬までこの天狗高原から愛媛側の姫鶴荘方面に走るカルスト横断道は雪で通行止めになります。この規制が解除されて一か月経過した4月中旬でしたが天候は目まぐるしく変化して山頂の気温は僅か1℃とかなり寒いコンディションになりましたが🐇も久し振りに冬のカルストを見たようで雪には縁のない香港からのゲストが驚きと同時に好奇心や喜びを覚えて喜んでくれたことに感謝しています。

自らも たくさんの雪景色の写真を撮って遠くまで来たことに後悔などせずむしろ満足されているようで もてなす側のホストとしても安心しました。
25/04/17 (Thu)


4月二組目のゲストは香港から@

4月二組目のゲストは香港から@
若い女性が一人で旅をする。それも自動車を運転せずに田舎で目的地まで列車やバスの時刻を調べて旅行計画を立てるのはしっかりした人でないとできないことです。

🐇の家に来るのには公共交通機関ではかなり難しく 山里なので「JR須崎」の駅から車だと50分で着きますが まず 「梼原」行のバスに1時間乗り町役場の庁舎前まできてそこから10kmも離れた宿まで週に2便しかない地域のコミュニティバスに15分乗って集落の入り口まできて、小さな川を渡って集落の南の高台にある🐇の宿まで5分歩きます。

そのような旅程を外国から日本の地図や不定期運航の村のバスの時刻まできちんと調べて旅に出る計画を作る若い女性のTさんを温かくお迎えし観光のお手伝いもして二日間おもてなしをしました。

都会にいる娘が田舎の両親の家? or 祖父母の家かな? に戻ってくるのを心待ちにしている身内の者のような心境で…!

よくこんな四国の山深い🐇のairbnb の宿を見つけてくれて そこに行く方法を真剣に調べてくれたかと思うと感慨深いものです。

写真は梼原町の三島神社に案内して参拝をしたときのもの…
25/04/17 (Thu)


僅かな滞在でも高松に戻って調整する🐇

僅かな滞在でも高松に戻って調整する🐇
4月の予約は現在5件そして続いて5月の連休に3件と連続してゲスト対応が続く🐇の宿は冬季 休業した3ケ月のブランクを十分取り返せそうな勢いで順調に予約が入っていて活気があります。
国別にもイスラエル→香港→アメリカNY→シンガポールと続き連休は日本人のゲスト(外国人と日本人のカップル)が東京や京都から来てくれる予定。

そんなスケジュールの合間に一週間を切ったフリーの日に高知の観光地の情報収集や高松に一時帰還して英気を養う日が続きます。

僅か3日間の滞在で高知にまた戻りますが、昨日は高松の新しい駅ビル「オルネ」でワインを購入したついでに「穴吹アリーナ香川」や新しいフェリーの旅客ターミナルビルなど散策しながら久々に山から都会の空気を吸いにやってきたカルスト仙人の🐇です。

写真は宇宙船の様なあなぶきアリーナ香川です。
25/04/12 (Sat)


外国の方から高知の名所を教えてもらって…

外国の方から高知の名所を教えてもらって…
イスラエルからのゲストさんとは色々な話を朝晩の食事の時にしていたのですが、写真を見せてくれてこんなに美しいところがあったと教えてくれました。
今まで毎回通り過ぎていた仁淀川の上を走る松山街道沿いの花の名所が桃の花だったこと知りませんでした。

それで敷地内の桜も散り始めて桜のあまりにも短い命に対しての寂寥感もあったので気分転換も兼ねて実際に見に行ってきました。

行ってみるとそこはビックリするくらい見事な美しい風景でした。そして1本の木から枝分かれしているのか三種類の色の花が綺麗に咲き誇っている姿は圧巻でした。「花桃」といって地元の住民が大切に育て上げてきたそうです。「桃源郷」とも呼ばれているそうです。

場所:高知県吾川郡仁淀川町二子野 引地橋付近 3月下旬〜4月上旬が見頃
25/04/10 (Thu)


イスラエルからのゲストは古くからの友人のように…A

イスラエルからのゲストは古くからの友人のように…A
二泊三日の滞在の二日目には夕食を用意することになって、ベジタリアンメニューを考えました。
彼ら曰く「セミ・ベジタリアン」の夫妻は魚は食べられるということで定番の久礼港で水揚げされたカツオのタタキとその日の旬の刺身を前菜にメインは天婦羅をこの春の旬の食材(タラの芽・フキノトウ・椎茸・ブロッコリー・ナス等)を順番に温かい状態で提供しました。そして小鉢料理の数々は🐇の作った蕗の煮つけや近所の人が届けてくれた和え物や炊き込みご飯も準備して田舎の和風の野菜中心のメニューでお迎えした訳です。

7時から始まった夕食はイスラエルの話を聴きながら日本料理の食材の話や互いの国の聞いてみなければ分からない話題が豊富で時の経つのも忘れてしまうほどでした。

晩年になって頭がボケない様に世界各国からゲストを迎えもてなすことは自分にとてもあっている好きな事なんだなあと実感しています。
25/04/08 (Tue)


イスラエルからのゲストは古くからの友人のように…@

イスラエルからのゲストは古くからの友人のように…@
4月5日に到着するゲストに合わせたように蕾だった敷地内の桜の老木が開花してくれました。🐇の宿に上がってくる道には白いモクレン・赤白ピンクの梅の花・菜の花のように黄色い小さな花・水仙とこの桜が最後に到着された車庫の前の桜の老木がお迎えするような光景が今の季節→少し遅くやってきた春には見られるのです。

この光景は🐇の宿を訪ねる外国からのゲストの方々にはとても好評で、その花を取り囲むように緑色の茶畑が🐇の家を引き立ててくれるのです。

人生晩年になると都会の喧騒も良いのですがこの静かな風景が生きる毎日の癒しになることは間違いありません。

25/04/08 (Tue)


星空の綺麗なことを新たに教えていただきました!

星空の綺麗なことを新たに教えていただきました!
🐇の山荘は四国カルストの山麓の小さな村の高台にあるのですが、いつも二階の寝室から見える満天の星に感動しています。

先月宿泊されたシンガポールからのゲストが帰国後私の家の敷地で夜間に星を観測されたとのことで写真を送ってくれました。

改めて夜、家の外に出たことがあまりなかったので空に輝く星が本当に綺麗だなあと改めて感動しました。
25/04/08 (Tue)


良く働いてくれる銀次郎にご褒美を…

良く働いてくれる銀次郎にご褒美を…
2月の東京自宅の残置物撤去で大活躍してくれた日産クリッパー(銀次郎)は東京から四国に連れてきて高松や高知の家にもちょくちょく荷物を運んでくれたりしてこまめに良く働いてくれます。

乗用車と違い加速も遅く上り坂ではエンジン全開ですが、なぜかこの車に乗るとバスの運転手になったように町が良く見えてゆっくり走ってもおかしくなくなかなか面白く運転も楽しい車です。機能的で驚くほど荷物が運べるのも魅力です。

そんな彼にズックみたいな地味な靴を少しお洒落なスニーカーを履かせようとお兄ちゃんのお古のアルミホールを履かせたりしましたが足が小さく靴がぶかぶかなのでお洒落なメタリックグレーのホイールキャップを見つけてあげて買ってあげました。
足元が少し引き締まりまた彼を見てもより愛着が湧いてきます。自動車愛好家は色々な車の魅力を引き出してあげることも大切です。
ありがとう銀次郎。まだ一仕事、二仕事待っているかもしれないからしっかり働いてください…!
25/04/07 (Mon)


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