チャンカーはマリオン


 ●●●  10月3日日曜曇り後晴れ
10月3日日曜曇り後晴れ
本日のマリオンの付き添いは僕が珊内一時帰村のため昼までだった。病室に到着して
間もなく「歩くかぁ」の一声。よしよし。頼もしい限りだ。しかし今日の僕は睡魔に
とりつかれていた。眠くて仕方ない。そんな僕をマリオンが起す。まったく立場が逆
だった。 昼から僕が居なくなることをナースさんに告げる。ナースさんはマリオン
に「じゃぁ昼から私と遊ぼうね!」と。ナースさんが部屋を出た後、僕はマリオンに
「何して遊ぶの?チチ当てゲームはどう?」と提案。チチ当てゲームとはじゃんけん
で勝った人が負けた人の乳首を服の上から指で当てるというゲームなのだが、マリオ
ンには「何言ってんの。」と邪険に拒否された。   昼前にマリオン父が来たので
交代してもらい僕は一旦宿へ。 あまりの眠気に30分ほど仮眠をしようと寝る。目
覚めると午後1時だった。結局1時間ちょっと寝てしまったが、これが珊内までの運
転には良かったのだ。途中余市で買い物。ここで珊内の人と出くわす。今では珊内の
人の買い物場は岩内では無く余市なのだ。珊内到着は午後4時頃。家の中でのやるべ
きことをやり、季節にあった服をバッグに詰めなんだかんだで午後7時半頃珊内を発
つ。途中僕の昼のバイト先のオーナー宅に寄る。そのオーナーのレストランとホテル
は台風18号で大打撃でほぼ壊滅状態。もう営業できないので廃業しようと思うと
言っていた。もし再開できたらまたよろしくね、とも。そんな状況でありながらもマ
リオンを気遣い見舞いまで頂く。 お互い頑張りましょうと一路札幌へ車を飛ばす。
 札幌から珊内へは1ヶ月ぶりの我が家に帰る思いで走ったが、珊内から札幌への道
も<帰る>思いがあった。なんだか不思議な気分だった。札樽道を走っていると、満
月を過ぎた月が札幌の街明かりより更に明るく照っていた。


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2004/10/04 (Mon) 1:04

 ●●●  10月2日土曜曇り
10月2日土曜曇り
今日は涼しいと言うより肌寒い一日。夜8時で気温は12℃だった。僕の宿の近所に
ちょっと前まで天理教の看板がかかった家があり、(今日の写真)2日ほど前から解
体作業が行われている。古くて格式を感じていた建物だっただけに残念な気がする。
 まぁそんな人様の事情はどーでもいい。 今朝はまたまた僕は寝坊してマリオンの
病室に着いたのは9時過ぎ。宿の部屋はもともと日当たりが悪く、おまけに遮光カー
テンがかけられているので昼でも暗い。珊内の我が家はサンサンと太陽に照らされる
家なので、暗い部屋での生活は遠い昔の大阪での貧乏アパート暮らし以来。今では光
を体が感知しなければ朝を感じなくなっているのだろう。  いや、毎夜寝つけず睡
眠不足が大きな原因だ。部屋が暗いからとは言い訳だ。  マリオンは昨日と同じく
元気だった。そしてTVの食い物の映像を見るたびに「食いてぇ〜!」とのたまう。
口に物を入れなくなって1ヶ月が過ぎたのだから食いたい気持ちは当然の欲求。その
食への欲求が腸を動かしてくれるだろう。   今日はマリオンの入院している病院
に対して少々ぼやかせてもらう。 病院内にいくつもの鉄の扉がある。ちょっと前に
なるが、マリオンが車椅子に乗りナースさんが付き添っていた時、車椅子が鉄の扉横
を通過していたら突然扉が勢いよく開き車椅子にぶつかった。ナースさんはマリオン
に「大丈夫?!」と心配してくれたが、扉から出てきた’医師’はまったく知らん顔
で歩き去っていった。そして今日、別の場所の扉だが、マリオンがヨチヨチと歩行訓
練をしているといきなり鉄の扉が勢いよく開き、歩行中のマリオンに直撃。幸い転ぶ
こともなかった。扉から出てきたのは若い女の医師か研修医だと思うが「大丈夫?ご
めんね。どこか打った?大丈夫?」と一応言葉はかけているが、この病院は病人が安
心して歩行できる環境ではない。しかも安心を脅かしているのは医師というとんでも
ない病院だ。 人の健康を診る側の人間が扉を開ける祭に扉の向こうに患者(いわゆ
る健康体ではない弱者)が居るかもしれないという気配りが無いようだ。ここのすべ
ての医師がそうだとは思わないが、人に対する細心のケアが出来ない医師が少なから
ずこの病院には存在しているように感じる。最先端の医療を提供しているというプラ
イドが患者を下に見る体質を作っているのかもしれない。  最初の’知らん顔した
医師’は僕は追いかけて同じエレベーターに乗り襟首つかんで説教してやろうかと
思ったが、マリオンも一緒だったこともあり、顔をジーと睨みつけ名札から科と名前
を覚えるに留まった。


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2004/10/02 (Sat) 22:09

 ●●●  10月1日金曜曇り
10月1日金曜曇り
昨日は好調だったマリオン。今日は更に好調なり。特に食い気が出てきたようで、食
えるようになったら何が食べたいかを聞いた。1ラーメン、2チャーハン、3オムラ
イス、4寿司(鯖)・・・ なんとなく我が家の生活レベルが現れているようだ。残
念なことは、鼻からの管引きぬきが来週に持ち越しになったことだが、月曜に撮った
造影剤によるレントゲン映像と今日の映像を比べて見れば、ゆっくりだが明らかに腸
の動く範囲が伸びてきている。後ちょっとで開通だ。マリオンのお腹に口をくっつけ
「もう一息だよ。まだサボっているアンタ!そろそろ動きなさいよ。」と呼びかけ
た。週明けの造影剤の結果が楽しみだ。今のマリオンの勢いだと”行ける”と手応え
を感じている。夕方、毎日見舞いに来てくれているマリオン父が帰るのを見送りがて
らに外へ出る。やや冷たい夕風にあたりながらのんびりしようと思っていたが、
「アッ、ドラマがはじまる」と病室へ戻った。  このマリオンの元気は、腸の働き
を活発にすると言われ午前10時と午後3時の点滴、僕が至上最悪おやつ点滴と呼ん
でいたブツだが、それが一昨日から中止になった。多分このストレスが無くなったこ
とでむしろ気も高まり運動もするようになり腸の動きも出始めたような気がする。 
そして精神科の薬による深い睡眠が取れたことで昼の行動も活発になったのだろう。
  周りでは僕の看病疲れを心配してくれるが、マリオンが元気であれば僕はぜんぜ
ん平気なのだ。 我が家の車は宿の駐車場で動かないまま1ヶ月を過ごしている。だ
からバッテリーあがりを予防するため昼の洗濯中、アイドリングにしていた。その間
車の中をいろいろ漁っていると、入院の為に積みこんだ荷の中にありがたい物を見つ
けた。それが今日の写真。結構前に東京の友達が送ってくれた僕の好物<ラムネ菓子
・クッピーラムネ>。これからこれが僕のエネルギーになるだろう。


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2004/10/01 (Fri) 23:28

 ●●●  9月30日木曜曇り
9月30日木曜曇り
涼しい。今日は涼しい。ここまで涼しくなれば やっぱりコーヒーが恋しくなる。坂
野さんから頂いたコーヒー豆でコーヒーを飲む。 今日のマリオン、更に積極的な気
力を感じる。 実の所、午前のレントゲン結果で、今日抜かれるかと期待した鼻から
の管が、まだ腸の一部が働きが悪いということで抜かれなかった。だから意気消沈し
そうな場面であるにも関わらず元気なのだ。 歩行訓練の途中、「走るか!」といき
なり歩調が早くなる。まぁ3〜4歩の事ではあるが、足取りが軽いのに驚く。 そし
て食い気が出てきた。TVで美味そうな食い物が映ると悔しそうにチャンネルをかえ
る。僕が昼にラーメンを食べてきたと話すと、また悔しがる。とにかく食い気が出た
のは嬉しい。「食えるようになったら何でも食わせてやるからな!まず何が食いた
い?」  「寿司」 「あぁ無理無理・・・・」  「お粥でもいいから早く食いた
い」    この言葉に頼もしさを感じた。   今日は術後初のシャワーを浴び
た。 もちろんナースさんの付き添いあってこそのシャワーであるが、さぞ気持ちよ
かっただろう。本を読む余裕も出て、夕方の再放送ドラマ「東京ラブストーリー」に
食い入る。 しかしそんな時に限って外科の回診が来て邪魔される。 そんな忙しい
一日だったため、外でのメールチェックは午前の1回だけだった。 昨日・今日のマ
リオンを見ていると明日のマリオンを見るのが楽しみになる。 僕も付き添い中に居
眠りしそうになるが、早寝して睡眠をしっかり取らねば・・・しかし なかなか寝つ
けないのが現実。 マリオンは今夜も精神科の薬で7時過ぎには寝入ってしまう。 
それで僕の退散も早くなるのであった。


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2004/10/01 (Fri) 0:20

 ●●●  9月29日水曜曇後雨
9月29日水曜曇後雨
今日のマリオンはよい感じだ。自発的に歩行訓練を発し、足取りもいい。明日のレン
トゲン結果が良ければ、鼻管が抜かれる。そうなればまた飛躍的な回復を期待でき
る。が、本人は前回鼻管を抜かれながら再度入れられた経験から楽観できないよう
だ。気持ちはよくわかるが、大丈夫だよ、きっと!夕方、病院の正面玄関に出てマリ
オンはメールチェック、僕は一服していたところ、マリオンが急に「私にも一吸いさ
せて」と発言。何と言うか、その積極性に前傾姿勢を見た気がして嬉しかったが、
「ナースに蹴り入れられるからダメ」と否める。それから暇つぶしに恒例のしりとり
を始めた。ちょうどその時マリオン姉と娘さん達がやってきて一緒になってしりとり
をやり、結果マリオンの負けだった。しかし しりとりの反応も早くなりマリオンの
思考スピードはすでに復活と言えるようだ。僕は気が向けばマリオンのお腹に顔を
くっつけ叫ぶ。「おーい、腸よ。動けよ!あまりサボってんじゃないよ。頼むから動
いてくれよ!」それが病院正面玄関であろうが、レントゲン室前の廊下であろうが、
病室内であろうが・・・とにかく腸を説得しているのだ。    今日の昼、僻地サ
イトのお客さんである坂野さんが再びわざわざ僕の宿に来てくれて、マリオンの状況
に合わせた(腸の動きをよくするための器具まで貸していただき、膝の痛みを和らげ
る技等)マッサージをレクチャーしてくれた上にコーヒー豆や何やと差し入れしてい
ただいた。本当にありがたい事である。早速午後、伝授されたマッサージをマリオン
に施す。その成果があってか午後の歩行訓練は楽だったようだ。今夜は新たに調薬さ
れた精神科の薬を投薬され、マリオンは早々と眠気に襲われ早々と眠りについた。睡
魔のつかの間に「私が眠ったら帰っていいよ」と言うので、7時半に宿に帰る。  
久々に時間を余してしまう。 ネットで札幌のライブスケジュールを調べてみると毎
週水曜にジャムセッション開催の店を見つける。しかも歩いて行ける場所だったの
で、今にも雨が降りそうな空の下出かけたのだった。しかし、、店に入ってみるとド
ラムセットは無し。始まってみると年配の方々の歌の生オケ状態。まったく僕には出
番の無い状況。しかし1時間半ほど生オケセッションを眺める。(決して聴くもので
は無かった)そして帰ろうとした時、最後の曲ということで「聖者の行進」をやると
いうので、店にあったボンゴを叩いて1曲だけ参加して店を後にした。それはそれな
りに楽しかったのだが、ミュージシャンの集まる店では無かった。 明日マリオンの
鼻管が抜けることを祈って今夜は寝よう。


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2004/09/30 (Thu) 0:23

 ●●●  9月28日火曜晴れ
9月28日火曜晴れ
昨日記事を挙げたはずだが、載っていない。この珊内だより携帯版は写真を添付して
メールを送信するだけでアップされる簡単なものだが、昨日のメールは届かなかった
のか?送信済みフォルダにも残っていないので、昨日の記事は諦めた。さて、今日は
マリオンには申し訳無かったが、僕の眼科受診のため岩内まで行かねばならなかっ
た。なのでマリオンの付き添いは朝8時過ぎから昼前まで。昨日に比べ表情に明るさ
が出てきた気がする。朝一発目に「歩くかぁ」の言葉が聞けて嬉しかった。レントゲ
ン撮影の祭、しばし外でメールチェックして過ごす。  僕は札幌に滞在している割
に街に出ていない。今日は大通りの地下オーロラタウンの宝くじ売り場で久々にロト
6を買う。そしてバスで2時間半かけて岩内まで行く。 途中小樽から余市に向かう
車窓に海が見える。考えてみると、珊内では毎日当たり前のように海が目の前にある
のだが、今日久々に海を見たことに気づく。 余市や仁木では台風18号の被害がま
だ垣間見える。岩内の眼科では眼底検査だったので、しばらく光がまぶしくて目を開
けられない。日陰を選びながら歩く。バスの待ち時間に久々のレストラン・セィラー
に立ち寄る。マスターの息子さんが日本のトップドラマーの一人、村上ポンタさんの
ニューバンドのメンバーとしてジャズ関連の雑誌に載っていることを教えてもらっ
た。もう僕なんか相手にしてくらないかもしれんな。その後、バスで札幌に戻っても
病院の面会時間は過ぎて付き添いもできないので、小樽に寄った。たまたま今日は小
樽フリーランスのジャムセッションの日。しっかりマリオンからも許しを得ていたの
で参加することに。 マリオンからも「じゃんじゃん叩いてキテネ」とメールが入
る。勇んで叩こうと思いきや、今夜はドラマーがなんと7人も。結局僕が叩けたのは
2曲だけ。 しかし今夜は特別ゲストと言うか、年配の男性が東京からギターを担い
でジャムセッションに参加しに来ていた。う〜ん、ギターを抱いた渡り鳥か? きっ
とフリーランスのマスターにとっても、参加者にとっても嬉しい事であるのは間違い
無い。そして僕は終電で札幌に戻ったのであった。


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2004/09/29 (Wed) 1:28

 ●●●  9月27日月曜晴れ
9月27日月曜晴れ
そうそう、こないだ愛知中京テレビだったかの番組「ノブナガ」(以前にも珊内だよ
りで神恵内が映ったことで取り上げた番組。)で美瑛の友人の経営する手作りハムの
店「歩人」が映っていた。 流石ジャズピアニスト・チックコリアも立ち寄ってハム
を食っただけのことある名店だ!    ココ最近、朝一番消沈気味のマリオンを見
るのが辛いのだが、僕は6階までの階段を上り息を切らしながらも元気に挨拶する。
 今日は造影剤を使ったレントゲンのある日。 ここまで腸の動きが悪いのは腸閉塞
かと心配されたが、臓器としては問題が無いことは判った。 外科の医師は「再手術
してどうこうという問題では無いですね。あとは粘り強く腸が動くまで待つしかない
です。」とのコメント。どうも腸の一部がストライキ状態のようだ。何か要求を出し
てくれれば交渉のしようもあるのだが、一部の腸は黙して語らず、対処のしようが無
い。 マリオンのお腹に向かって気長に説得してみよう。 歩行訓練も今日は惨敗状
態だったが、夜になってマリオンの気が高まったような気がしたのは僕の気のせい
か? 朝の歩行より夜の歩行の方が良かったと思うのだが・・・・ 今は一歩一歩の
重みを噛締めて歩こうぜ。  んでもって明日は安心して岩内に行ける、、、、、か
な? 


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2004/09/27 (Mon) 23:45

 ●●●  9月26日日曜晴れ
9月26日日曜晴れ
初秋のヒンヤリした朝の風を受けマリオンの病室へ行く。昼は半袖で過ごせる陽気。
マリオンの歩行訓練は3回程で終了したが、見た目昨日より回復していると思う。し
かし本人には変わらず不自由な自分を嘆いているかのように見える。昨日から脱力
マッサージなる僕のオリジナルマッサージを施すがコレが案外お気に入りのようでよ
くリクエストを貰う。     マリオンの愛煙していたタバコはマイルドセブンの
8ミリ。僕はキャスターマイルドの1ミリ。マリオンは術後禁煙を宣言しているので
病室のロッカーに買い置きしてあった1カートンのマイルドセブン8を僕に進呈して
くれた。しかし1ミリを吸っていた僕には8ミリはきつ〜〜〜〜いのだ。 朝に一服
で8ミリを吸おうものなら頭がクラクラするのである。 マリオンの退院と共に僕も
禁煙するつもりであるが、こんなにきついタバコを吸って益々ニコチン中毒が進行し
そうだ。 28日火曜は昼頃札幌を出て岩内に行く予定。これは僕の持病といえる緑
内症のための月に一度の通院のためだ。本来なら珊内に帰るついでに岩内に立ち寄る
ことで済む事なのだが、台風18号が橋をぶっ壊してくれたお陰で珊内から岩内への
ルートが消失してしまったので、まったく別方面へのアクセスになった。だから2度
手間をかける必要ができたのだ。 だから28日のマリオンの付き添いは昼前までし
かできない。心配ではあるが、僕の目が見えなくなるのも問題だから。 28日には
気迫が戻っていてくれ〜〜マリオン!頼む!!!


楽しい絵文字でココロ伝わるメッセンジャー /
2004/09/27 (Mon) 0:32

 ●●●  9月25日土曜晴れ
9月25日土曜晴れ
北海道は大雪辺りでは紅葉が見頃とTVでは言っている。もう紅葉かぁ。今年の珊内
近辺の紅葉は台風18号の吹き上げた潮風で山は枯れ果て無残なものだろう。10月
3日に一時(滞在はわずか数時間になると思うが)珊内帰村を考えている。今日もマ
リオンは不調だった。歩行訓練も3回にとどまり、足取りも重かった。・・・・・僕
は考えた。マリオンの回復を焦っているのはマリオン本人だけでなく僕を含めた周囲
なのだと。みんなが頑張れと言う。本人は充分に頑張っているのに更に頑張れと言
う。今のマリオンは精神的に疲れ果てているのではないだろうか。それが気力や体力
を消耗させ不調にしているのではないだろうか。  僕は大変な間違った付き添いを
しているのかもしれない。大反省の必要あり。 明日からは心新たに冷静にマリオン
を見つめて付き添いに当たろう。  昨日の記事で数件のマリオン宛のメールを頂き
ました。ありがとうございます。ちゃんと転送しておきました。現状では本人の返信
は難しいですが、その点お許しください。       月が出ている。月は秋の季
語。街灯りに出る月なんて久々に見た気がする。いつもは海原に照る月なんだけど。


楽しい絵文字でココロ伝わるメッセンジャー /
2004/09/25 (Sat) 23:58

 ●●●  9月24日金曜曇り後雨
9月24日金曜曇り後雨
僕の札幌滞在がこれほど長くなるとは思ってなかったので、そろそろ持ち合わせの衣
服が季節に合わなくなってきた。 半袖で外を歩く人はほとんど見かけなくなった。
 朝、マリオンの病室に向かう時、通学中の女子中・高校生や小学生とかち合う。珊
内では見ることの無い風景。 特に小学生を見て思ったのだが、近頃の子供はランド
セルって背負って無いのですなぁ。誰一人背負って無かった。  今日のマリオン、
昨日よりは少しマシな状態ではあるが、不調。 一昨日の歩行訓練で張り切りすぎた
のか足の痛みがあるようで、本日は4回の訓練で終了。腸の動きは 幾分動く音は聞
こえたが、それが活発な動きなのかは素人には判断できかねる。 ナースさんに僕の
描いた腸の絵のイメージトレーニングを見てもらったら、笑いながらも良いアイデア
だと言ってくれた。もしこれが効果を成したら、今後の治療に活用してもらおう。 
 毎日、マリオンは外に出て携帯のメールチェックを楽しみにしているのだがアドレ
スを知る人が少なく、携帯の電源を入れたと思えば着信0なのかすぐに切っている。
それは見ていても寂しい光景。 マリオン宛の応援メールを珊内だよりの「作者に
メールを送る」から送って頂ければ、マリオンに転送します。ただ本人からの返信は
確約できかねますが、、、、、それを承知でメール頂ければ誠にありがたいです。 
今回の入院で、本当に皆から支えられて生かさせてもらっていることを実感しまし
た。何度繰り返しても尽きない程の感謝を感じております。 心底からありがとうご
ざいます。 受けた恩を念にしてマリオンの腸に向けさせていただきます。


楽しい絵文字でココロ伝わるメッセンジャー /
2004/09/24 (Fri) 23:58

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