チャンカーはマリオン


 ●●●  菅原クインテット@A.D.C
菅原クインテット@A.D.C
台風8号の影響か、どんよりした空のもと午後から雨も落ちてくる。
ムシムシとした北海道らしからぬ気候の夜。
菅原実saxリーダー 高橋えつこp 浮田俊也tp 北山雅之wbのメンバーでアフターダークカフェでのライブ。
高橋えつこさんとは初顔合わせ。組み合わせとしても初となる今宵のライブ。
僕の左腕の故障が、若干演奏にも影響したが、なんとか演奏を終えた。
しかし帰宅してから左腕全体に痛みが出て薬を飲んで対応はしたものの、演奏内容はひかえ目にする方が無難なのだと自覚。

13日には急遽トラで入ったギター教室の発表会では20曲以上の演目がるが、果たして最後まで持つのだろうか・・・・・

2014/07/09 (Wed) 23:40

 ●●●  珊内へ
珊内へ
今年は命日を過ぎてしまったが、毬音の墓参りで余市に立ち寄る。
サティで花とお供えを買いいざ墓参。
生憎な曇り空で海は輝きを見せ無いが、相変わらす存在感を放っている。

積丹で恒例の生ウニ丼をいただく。

2001年にマリオンが余市から珊内へ移り住むため僕とマリオン父の車に荷物を満載し移動途中、昼飯にと立ち寄りマリオン父からウニ丼をご馳走なった寿司屋が余別にある。
その後、その寿司屋に入ったのは四年前、今の奥さんとの初めてのデートの時だった。考えてみると初めてのデートで亡くなった嫁さんの墓参りに付き合わせられた現奥さんには申し訳なかったと思うが、あの時はデートと言う程気構えしたものじゃなく、軽く「ウニ食べに行かない?」と誘っただけで、僕にとっての毬音の存在と、僕の元風景と言える珊内を知ってもらった後日、交際を申し込んだのが始まりだった。
それ以来、毬音の命日近くの墓参りと生ウニ丼と、珊内で大変世話になったユースの母さんの墓参りが恒例になったのだ。
いつもは日帰りなのだが、今回は岩内のアリスの里と言う所のコテージに初めて宿を取った。温泉つきでなかなか快適な宿。
窓から100ドル程度の岩内の夜景が見える。
2014/06/20 (Fri) 0:58

 ●●●  毬音命日その2
毬音命日その2
メロン、シュークリーム、カッパ巻き、オムライス、カツゲン

食べてね。
2014/06/16 (Mon) 20:21

 ●●●  毬音命日 9年
毬音命日 9年
毬音が逝ってまる九年。
あれから今に至るまで何人かの友人 知人 恩人が他界し、その家族も僕と同じ思いを抱えたと思うと、世の中悲しみで溢れているような気になる。

今ではようやく「もうそんなに経つのか」と思えるようになったのは、幸いにして出会えた、毬音への敬愛を示してくれる奥さんと猫たちと一緒に暮らせているからだろう。

二日程前の夜テレビを観ていたら何気にマリオンの匂いを感じた。
命日が近いから別に不思議には思わず、毬音が僕を思い出してくれているのだろうと嬉しかった。
今日は久々にマリオンの臨終時の記憶を辿ってみた。
命の儚さと巡り合わせというもの不思議を噛みしめた。

2014/06/16 (Mon) 5:28

 ●●●  O.F.O.初ライブ@くう
O.F.O.初ライブ@くう
今年はすでに30度を超える真夏日を2日程経験した札幌。わずかに残っていた遠くの山の雪も消えた。

以前 マリオンと出会って最初に意気投合して盛り上がった話題は、毎年6月に札幌で行われている「よさこいソーラン」への醜悪な嫌悪の話題だった。僕の知り合いでよさこいソーランを賞賛する人は本当に少なく、ほとんどが嫌悪を示しているのに、多分一部の熱狂的踊り手のために継続されてるだけだと思われる。

何年か前、各TV曲では祭りをアピールする番組だらけの中、ひとつだけ批判する番組があった。それは踊り手のマナーの悪さを指摘したものだった。 あれを放送したのは勇気が要ったと思うが天晴れだ。 今はやっていない番組だが佐藤のりゆき氏の番組だった。

しかし今年は確実にメディアへの露出が激減していた。
毎年メディアで中継をやったりCMでは「○○はよさこいソーランを応援しています」とわざわざマイナスイメージをアピールしていたのだが、自分で確認できたのはCMで1社、中継で1番組くらいで気がついたら祭りも終わっていた。 
ようやくメディアも世相に気がついたのだろう。
これは毬音も喜んでいる事だろう。

さて、ライブのお話。
古舘賢治氏 大久保太郎氏でのトリオ。 
流石に僕のリーダーライブだけのことはある。来客は2名(うちの奥さん込)ww

そして実感したのは自分の衰え。
肉体的なものもあるが、音へ対する反応にキレが劣化したような気がする。 それは身体機能全般の老化が原因なのかもしれない。 そろそろ限界か?

2014/06/10 (Tue) 23:47

 ●●●  年を取らない毬音の生誕45年記念日
年を取らない毬音の生誕45年記念日
36歳以上歳をとることのない毬音ではあるが、自分が齢を重ねる毎に感じる弱体を考えるとちょっと毬音がうらやましく思えたりする。

生きていたら45歳を迎えていたのだが、まったく45歳の毬音の想像がつかない。病気以外でも自身のいろんな悩みを抱えていた彼女だけに生き続ける事の苦悩を予想するとむしろ気の毒に思えたりする。

人生の100%とは、100歳で亡くなった人は100年が100%、10歳で亡くなったら10年が100%の人生なのだといつの頃からか思えるのだ。
人はそれぞれに天命があると信じている。

若くして亡くなると、みな「早すぎる」と言う。
人生の長さの尺度は、時計の回る周期ではなく相対的であり、一人ひとり個別にあるのだと思うのだ。

毬音の人生は36年26日が彼女の100%の人生だったのだろう。

神恵内村にある西の河原に向かって歩く毬音の写真を載せてみた。
2014/05/22 (Thu) 12:59

 ●●●  ライブ@ジェリコ
ライブ@ジェリコ
1ヶ月弱ぶりのジェリコでのライブ。
今回は歌がメインのライブ。藤田実季子:Vo(Leader) 篠田政之:sax 奥山アヤ子:P 金野俊秀:Bの顔合わせである。
歌の藤田さんは 去年年末からちょくちょくお手伝いいただいているが、今回は藤田さんメインのライブに誘っていただいた。
ベースの金野君とは6〜7年ぶりの2度目の顔合わせ。
お店は毬音のお気に入りジェリコではあるが、歌メインとなると毬音好みの音を出すわけにも行かないので、ここはひとつおとなしく歌のバックを勤める。

藤田さんは団結力のある素敵なファンをお持ちで、この夜も藤田さんファンで盛り上がる。


さて、今後の縛のライブスケジュールだが、来月10日のギタートリオ以降まったく予定が無い。
少し前だとライブ予定が無いと焦っていたが、最近ではむしろ煩わしさの回避と感じる事もある。
演奏することは確かに楽しいのだが、メンバーのスケジュール調整や、来客数を心配する心労はかなり重くのしかかる。

のんびりと行こうかねぇ。
2014/05/20 (Tue) 23:56

 ●●●  107回目の月命日
107回目の月命日
ゴールデンウィークに桜の盛りが終わり、山々に白く残っていた残雪もまばらになてきた。これからは新緑を待つ季節になる。
大通り公園ではライラックまつりの初日の今日は雨になった。

すっかりライブ活動も減り、毬音への祈りの機会が減ってしまったが、無音の祈りは僕の終焉まで続く。
季節柄、メロンをお供えした。
今夜のオムライスはホワイトソースであつらえてみようと思っている。

自分の体調も万全という日はまず無い程の年齢になったわけだが、奥さんもここのところ体調が良くないようで心配である。
何より離れた土地で一人で暮らす母親が気になる。

2014/05/16 (Fri) 13:47

 ●●●  大村吟弘セッション@くう
大村吟弘セッション@くう
本日のメンバーは、藤田実季子:Vo 古舘賢治:G 奥山アヤ子:P 大久保太郎:B
藤田さんのおかげで沢山のお客さんに来ていただき盛り上がったライブになった。
歌ものの合間にギタートリオでの演奏を交える。
このトリオは6月10日 同じく くうでライブがあり、その前宣伝にもなると期待するが、なんせこの日のお客さんはほぼ藤田さんのファンなので大きな期待は抱けない。

僕のMCにもうなずいたり笑ってもらえたり、反応の良いお客さんは大変ありがたいとつくづく実感。

やはり一見さんばかりの時は辛いものがある。そんな時は喋るより演奏に集中するしかないのだ。

この先のライブ予定も月1本程度しかなく寂しい限りだが、まぁそれが現実であり、精神衛生的にもいいのかもしれない。
2014/04/27 (Sun) 23:57

 ●●●  奥山アヤ子カルテット@ジェリコ
奥山アヤ子カルテット@ジェリコ
小樽のギタリスト小倉義光氏の命日。もう4年になる。
そして、札幌での知り合いのドラマーが先日亡くなられた。

マリオンのお気に入りジェリコで、奥山アヤ子(p・leader) 菅原実(sax) 大久保太郎(b)のメンツでのライブ。

先日亡くなられたドラマー氏とは、このジェリコのセッションでよく顔を合わせた。彼は僕を見かけるといつも決まって僕の健康状態を気にしてくれていたのだが、まさか彼が逝ってしまうとは・・・・

この日のライブで初めて見かける初老の男性に声をかけていただき、ずいぶんと称賛してくださった。
その時僕は「演奏はplay、祈りはpray、僕にとっての演奏はprayだと思っています」と僕の演奏スタンスを話した。
敬愛する大道芸人ギリヤーク尼ヶ崎氏も同じような事を言っていたと記憶している。
まさにこの日の演奏はprayだったと思うのだった。

ライブを終えて帰宅して、奥さんが言う。「今日は誰もいない所に何故か目が行き、何かの存在を感じた」と。
ドラマー氏が聴きにきてくれてたのだろう。

今後もギリヤーク氏と同じく祈りを奏でて行く。
2014/04/26 (Sat) 23:49

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