六月はこれまでのその月時には感じられないほど、今までの人生において忘れなれない月となりました。
私にとって、今年の六月は特に、
自分がお世話になった恩人、大事な方々との「別れ」が多かった月だったと思います。
その中でもやはり、8年間お世話になった高田馬場四谷天窓の店長・橋田北斗さんの退職には正直な気持ちとして、非常に感慨深いものがありました。
Tail'zが今以上に未熟でどうなるか先行き不安定だった時期に、橋田さん一人が唯一、
Tail'zが関わるライブhouseのスタッフとして、Tail'zの楽曲と世界観を好意的に応援してくださっていました。
橋田さん自身もシンガ−ソングライダーであることから、Tail'zサウンドに対する意見は隙のない、鋭い内容が突きつけられる瞬間も多々ありました。
そのやり取りの過程で、Tail'zとして向かう方向と、四谷天窓の指向にズレを感じたタイミングと同時に
2010年以降、天窓からも出演オファ−が途絶えたことで約三年間出演しなかった時期もありましたが、
橋田さんが四谷天窓の店長になられてから
再度、天窓の指向と
違うTail'zに声をかけてくださったこと、
橋田さんのPA最後のTail'zライブ、6月18日
まで、Tail'zの楽曲に目線を合わせて、サウンドを構築してくださった橋田さんの音楽家としてのご配慮に、
胸が締め付けられるほど、感謝の気持ちでいっぱいでした。
もう、しばらくは橋田さんとのサウンド構築の機会は無くなりますが、言うまでもなく
永遠の別れではないので、橋田さんの周囲含めて落ち着かれた頃
東京では実現できなかった「橋田北斗&Tail'z」ツ−マンライブを実現させたいものです!
四谷天窓で橋田さんと対面する度に、多忙の中にも拘わらず、自身の疲労を表に出すことなく
はりのある声で、やる気オ−ラ全快の橋田さん、
勤務された四谷天窓での日々は誰が見ても、橋田北斗の人生そのもの…
「自分の人生」と言い切れるほどの仕事をしてきた橋田さんは、本当に素晴らしい方でした!
私も自分の創作活動が
「自分の人生そのものです」
と言い切れる仕事をしなければならない、と、橋田さんとお会いする度に
強い刺激となって思わされておりました。
また再会できることを心待にしております!
改めまして、今まで本当にありがとうございました!