【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。
いずみださんの活動日記


◆ ◆ ◆ 主食はグレープフルーツとハウスみかん ◆ ◆ ◆
題名の通り、夏のこの時期、ハウスみかんとグレープフルーツこそ、私の主食と化しています(>_<)

…というのも、自分の不調を話題にするのはどうかと思いますが…

先月末になった声帯結石が完治していないことで、先日の天窓本番二日前に回復するどころか、腫れがひどくなってしまいました。

よって本番当日、仕事を早引きして、すぐ掛かり付けの医者に行き、声帯に直接薬を塗ってもらいました。

医者の薬がきいたのか、本番中は、しっかり声が出ました。

が…やはり、精神共に、無理が次の日以降「しわがれ声」と化して表に出てしまいました。


今週は休む間もなく、レコーディングと結婚式二次会パーティーでの本番が重なっていることで、これ以上悪化させれないことから、日常会話の比率を極端に減らしました。

そして声帯には「ビタミン→柑橘系」がいいことから、朝から晩まで、ハウスみかんとグレープフルーツを食べ続けるようにしました。


なかば、主食が米からみかんに代わるくらい、今の私にとって柑橘類は重要なものとなっています。


医者のおっしゃる通り…会話が声帯に1番負担をかけていること、この一週間のダンマリ?で、肌身実感いたしました。

そして、アルコールを身体に含んだ状態で声だしをすることも、声帯にとって実はダメージが最も大きい行為の一つだということも、強く再認識させられました。

ここ数カ月、リハーサルや歌練習前に、会合等誘われることが度々あったことで、ついついリハーサル前に

「せっかくのお誘いだし、一杯だけなら影響少ないかな」

と、勝手な自己判断で、少量飲んでから歌うこと、しばしありましたが、今回のことで、今後意を決して断わらなければならならくなりました(涙)

よって、多方に渡る関係の皆様、今後しばらくの間、つき合い悪い奴になりますが、ご理解宜しくお願い致します。


今日も、とりあえずレコーディング終了しましたが、明日はまた本番ですので、ハウスみかん食べて寝ます!

皆様にとって、そして私の声帯にとって?!よい週末をお過しくださいませ!




2008/07/20 (Sun) 0:04



◆ ◆ ◆ お疲れ様でした ◆ ◆ ◆
7月11日金曜日は高田馬場四谷天窓にてTail'zライブでした。

そして先日から公表させていただいた内容通り、Tail'zのベーシスト、海老根伸明くん最後のライブでした。

思い起こせば…始めてお会いした時から2年9ヶ月も経ってしまったんですね…
月日の経つ速さを実感すると同時に、この2年9ヶ月の濃厚さを肌身で感じながらこの一ヶ月、過ごしておりました。

実は・・・今回の海老根くんの脱退に関してですが、一年半以上前から決まっていました。

理由は、彼自身がこれからの選択を変えることでした。


その話題が具体的に持ち上がってからも、バンドとして辛い状況が多くありましたが、ギター壬菜ちゃんとピアノ麻莉ちゃんと共に、歯を食いしばって乗り越えてくださったこと、この場を借りまして深く御礼申し上げます。


これから、また新たな人生の選択に向かって突き進んでいくことと思われますが、今まで精一杯培ってきた経験が、これからの人生に生きること、関わってきた人間の一人として、心から強く願っております。


最後に…今回、海老根くんの脱退とこれからのTail'zの関して、
貴重な時間割いて親身に、そして力強い対応をしてくださった四谷天窓ブッキングマネージャー・橋田様と大東様に、この場を借りまして深く御礼申し上げます。

海老根くん最後の場所が、お世話になった天窓で迎えられたこと、メンバー全員トテモ嬉しく思っております。


そして、海老根くんの脱退を聞いて、平日の多忙な状況の中、無理してまでお時間作って御来場くださった、常連のリスナーの皆様、
この場を借りまして深く深く御礼申し上げます。
早速、今月末から海老根くんがいないTail'zとなりますが、壬菜ちゃんと麻莉ちゃんと三人で、これまで以上に頑張っていきますので、かわらぬ対応お願い申しあげます!


そしてそして…

今までバンドを支えて下さった海老根くんと、ギター壬菜ちゃん、ピアノ麻莉ちゃんにも、深く深く御礼申し上げます!
更にパワーアップしますので引き続き、宜しくお願いいたします!
(実際、海老根くんとの最後の演奏は、20日の2次会パーティーLiveが最後となりますし、アルバム作成終了まで関わっていただきますので、正式なお別れはまだまだ言いません!ご了承ください)

改めまして本当にありがとうございました!!




●2008年7月11日(金)高田馬場四谷天窓 Tail'zライブ

1)サバイバルダンス
2)なけなしの青
3)ラクガキ(ドラゴンVr)
4)オルゴール
5)ベンチ(大パニックVr)
〜アンコール〜
6)死闘のワルツ


All Songs Written And Produced By Rika Izumida
All Songs Arranged By Tail'z

Tail'z Are Rika Izumida, Mina, Nobuaki Ebine, Mari Saito
2008/07/16 (Wed) 1:48


◆ ◆ ◆ 指針にかえる ◆ ◆ ◆
先日、新宿LIVEハウス「フレーク」で、音楽仲間・陽介君(仮名)のLIVEを観に行きました。
その友人は、音楽人生目指すために高校卒業後、北海道から一人出てきました。まだ若干20歳です。

その日の対バンは、ハードロック、メタル、R&B様々なジャンルを組み合わせていました。
陽介君のバンドは、ブルース、JAZZの要素を取り入れたロックサウンドでした。

陽介君の本番の表情、生き生きしていて本当に素敵でした。

陽介君とは3ヶ月前、音楽学校内で出会いました。
私が普段接している陽介君は、日々の生活に疲れ切っていながらも、わずかな労力を振り絞って頑張っている青年です。正直、見ていて胸が痛くなることもしばしです。

というのも,
彼は東京の音楽学校に通うために、新聞奨学生をやっているのです。
親にお世話にならず、自分の生活を自分で支えながら、音楽を勉強しています。
当然普通の学生とは、生活スタンスが逆転していますし、学校は夜もあるので、

「最近は、朝の配達終わるまで起きていて、昼間〜夕刊配達準備まで寝て、夜学校、バンド活動して・・・という生活です」

と、私に話してくださいました。
だからといって、陽介君は私に「寝れなくてツライ」とは一言もいいません。
ただ、陽介君の身体全体が、その限界を私に伝えているようでした。

そんなこんなの出会いから今回、初めて彼の演奏姿を生で観させていただきました。

笑顔で弾いている姿を眺めながら

「わざわざこんな大変な選択しなくても、もっと別なやり方もあるのではないか」
と、正直胸を突き刺される思いがこみ上げてきました。


私の知り合いにも美大受験の時から、予備校費用を払えなくて新聞奨学生をやっている仲間がいました。
が、皆、大学受験よりもっと根底の「生き抜く」だけで精一杯となり、途中でリタイアしていく方がほとんどでした。
そんな仲間を見ながら

「私も裕福な家庭ではないので、親に何かあれば私も同じなのだ。そうなった時、結果、目標が果たせても果たせなくても、彼らのように厳しい現状に体当たりできる強さと選択の勇気、私にはあるのだろうか・・私にはないだろう」

と、当時痛感していたこと、思い出しました。

そんなことを思っていたとき、当時好きだったボーカリストの本を手にする機会がありました。

その方も実は、高校を卒業してから音楽のプロを目指す時、親に大反対されて、神奈川県の大学に合格したのを機に、新聞奨学生として青森から神奈川県にでてきたとのことでした。

ただ、その方も周りの学生とは生活スタンスが逆転していることで、サークルには入れず、生活するだけでやっと、音楽活動もできないまま大学4年目春、退学をしたとのことです。

それから昼間はトラックの運転手、夜は牛丼屋でアルバイトをしながら、高校の時に出会った音楽仲間とわずかな時間を駆使してデモテープを作り、プロになったとのことでした。

「生活するだけで精一杯だったので、大学時代は授業出席もしなくなり、バンド活動も当然できない、理想とはかけ離れた生活でした。
ただ、その当時、配達が終わってから聴くFM番組に、AORがよく流れてたんですよ。
眠りにつくまでのAORが、なんとも言えない「癒し」を僕に与えてくれるんですよね。
その時の影響かな、今やっている僕らのサウンドは、僕が当時苦しい時に聴いていたAORが基本ベースとなっています」

前々から、彼らのサウンドは好きでしたが、創作までの背景に、そのような現実があったとは、その本を拝読するまで知りませんでした。

「物事って『これをやるから得』とか、『やらなかったから損』とか、そんな表面的なものではないと、僕は思うんですよね。よは、なにをやろうが、やったものに対して真剣に取り組むことが大事で、一見自分の関わる世界とは関係なさそうな事であても、本当に真剣に取り組んだ時、その行為から仕事という「本質」が見えてくる。
その「本質」は、人間が生きていくうえでの根本でもあるので、結果、どういった事にでも、還元してくことができる。」

このボーカリストの考えは、当時まだ19歳だった私の人生観になかったことだったので、ものすごく影響されたこと、今でも鮮明に覚えていますし、私の物事に対する捉え方、取り組み方を変えた凄い言葉でした。

そして、当時、予備校の先生から

「君は作品にオリジナリティ性がないから、志望校を変えたほうがいい」

と、高3の春に言われて以来、私自身の「オリジナリティ追及」苦悩の道が始まったのですが
上記ボーカリストの、向かってきた現実に対する捉え方を知ることができて、私自身の表現に対する立ち向かい方まで、深く影響を与えてくださいました。


話はそれましたが、陽介君の演奏している姿を観ながら、自分の若い時代に感じていたことを思い出していました。

人それぞれ、何かしらの目標を目の前にして、個々の状況に応じた現実が立ちはだかってきます。

その現実のハードルは、人によって違いますが、陽介君の選んだ道のりは、彼の目指す目標を本気で叶えようとした時、想像つかないほどの試練が待っていると思います。

平均的な援助を受けながら勉強できる人たちに比べて、時間・体力・精神面、全てにおいてリスクも高いこと、言うまでもありません。

しかし、そういった試練・現状を乗り越えた時、表現者である前に、人間として、彼自身の乗り越えてきた道のりでしか得られない
揺るぎないオリジナルの哲学ができると思います。

私も制作者として生きてきた中、作品で大事なのは、やはり
「オリジナリティ」
だと強く実感しております。

自身のオリジナルを掴むために、表現・作ることの基本を勉強することは絶対必要ですし、芸術に限らず、学問で基本を学ぶことは簡単なことではありません。

基本を学ぶための時間は必要であるものの、
結局どんなに金や時間をかけて勉強しても、温室でない
「世の中で生きること」
そのものを学ばない限り、学問の本質として身にならないと強く思います。

よって、陽介君のこれからの道のりで、生活と表現の勉強・音楽活動の両立は、苦しい局面も多々ある中、本当に苦しんだ分、彼自身の道のりでしか得ることにできない

「生きる本質」=「表現のオリジナリティ」

を掴んでいって欲しいと、強く思いました。


そして最近まで私自身も、新しい環境との価値感のギャップに苦しんでいましたが、
陽介君から感じ取った様々な思いから、自分の考えの根底を見つめ返すことができました。

私も陽介君を見習って、自分の指針に返って頑張ろうと、強く強く実感した一夜でした。
2008/07/09 (Wed) 8:06


◆ ◆ ◆ がんばるぞ! ◆ ◆ ◆
すっかり暑くなってしまいましたが、皆様元気にお過しでしょうか。

先週金曜日朝、かかり付けの医者へ行き、声帯の状態をみてもらいましが
一昨日時点で、腫れは小さくなっでいるものの回復には至っていない状況とのことです(涙)

よって明日の朝、再び医者に行かなければなりませんが、本気で治したいなら会話を控えるしかありませんので、今週一週間耐えるしかありませんね(涙)


相変わらずこんな状況なので、何かと不便な日々を送っていますが、先週から歌えなくなってしまっても、ライブ準備・レコーディング作業は相変わらず続行しています。

昨日も予定どおり、天窓ライブ中心のリハーサルでしたが、
事前に発表させていただいた通り、今回のライブでベース担当・海老根伸明が音楽活動をやめます。

残された数回のリハーサル中で、彼の2年9ヶ月の成長ぶりを、あらためて実感したながらサウンドを聴いていました。


思い起こせば様々なことが蘇りますが…
Tail'zとして活動を維持していく過程の中、今にして思えば到底信じられない数多くのトラブルがありました(過去のダイアリーを読んでいただくと分かりやすいと思います・涙)

トラブルが勃発する度、半ばくたばりかけそうになる私の横で、
どんなことが起きようと、動じずに付いて来てくださった海老根くんや壬菜ちゃんの存在は、一生頭が上がらないです。


海老根くんの成長過程に関しても、彼が加入した頃をご存知の方々なら理解していただけると思いますが、彼のベーシストとしての課題だった

「音ぬけ」「リズム感」

当時とは比較にならないほど向上したと思います。


まだまだバンド全体は発展途上ですが、バンドの難しさや、尊さを教えてくださった海老根くんに対する感謝の気持ちを、今週のライブに全てぶつけていこうと、昨日の彼を見ながら強く思いました。


今回の海老根君のことに関し、彼自身の成長を応援してくださった皆様に対しても、メンバー全員精魂込めて頑張らせていただきますので、ご都合つく方がいましたら、是非海老根君の最後のプレーをみに来ていただけたら幸いです。

改めまして、宜しくお願いいたします(>_<)


…早く喉治さないとな(涙)…





2008/07/06 (Sun) 8:38


◆ ◆ ◆ 皆様にご報告があります ◆ ◆ ◆
早いもので7月ですが、皆様元気にお過しでしょうか??
Tail'zは月より活動が本格的に再開いたしますので、宜しくお願いいたします!


●7月11日(金)高田馬場四谷天窓

Start/19:00〜
※Tail'zの出演時間は19時になります><

出演/泉田理歌、壬菜、海老根伸明、斎藤麻莉

>高田馬場四谷天窓
〒169-0075新宿区高田馬場3-4-11 BaBa hatch 3階


※皆様へお知らせがあります。

この度、
約2年9ヶ月共に活動してきたベース担当、海老根伸明が、今回の天窓ライブを最後にTail'zを脱退することになりました。
理由は、彼自身が
「音楽人生そのものから身を引く」
ということです。

一緒にやってきた私と壬菜、斎藤共々、非常に残念ですが、別な道を目指す海老根を含め、今後とも応援お願いいたします。


2008/07/01 (Tue) 8:10


◆ ◆ ◆ まいったな。。涙 ◆ ◆ ◆
先日のLive終了以降、すっかり日記をサボってしまいました。。。
私がサボっている間、
皆様、元気にお過ごしでしたでしょうか><

Tail'l全体では、マンダラ2終わってから間もなく次回四谷天窓の準備、私個人的には、ボーカルレコーディングの準備に取り掛かっていました。

本日から来月いっぱいまで、音源作成とLive準備両立の生活になるわけですが・・・ここにきて、とんでもない事態となってしまいました。

本日のレコーディングにむけてほぼ毎日、仕事終、バンドリハの合間をぬってボーカル練習をしていましたが
数日前からファルセットを出すと、回数を重ねるごとに、どんどん声がかすれるようになりました。


一回、声をつぶした経験をしているので
体調全体、とても気を使って生活しているつもりでした。
よって、最初は単なる声帯疲労だと思っていました。
が、薬を飲んでも一向にかすれがとれないどころか、昨晩とうとうファルセットもでなければ地声もかすれてしまいました。

「明日レコーディングなのに、これはマズイ。。。」

現在かかっているレコーディング費用が馬鹿にならないため、レコーディングが中断になった場合は、多額のキャンセル料金となります。
不安を募らせながら、本日、レコーディング前に行きつけの医者で診察を受けました。

「・・・このままだと声帯結石だな・・・」

と、医者の一言。

「やっぱりな・・・涙」

私の予想はあたっていました。
先週と今週と、プライベートでも仕事上でも精神・体力的に無理が重なったのは事実でした。

医者からも
「歌いすぎと、過剰のストレスが原因」と言われてしまいました。

過去にも一回、声帯結石になっているので、上記の部分はトテモ理解していたはずでした。

その当時、声帯結石となったとき、診察を受けた日のちょうど5日後がLiveでした。
治療の選択は「手術」か「薬」の選択でした。
除去手術の場合は、本番ができなくなってしまうので、迷わず薬での除去を選びました。
が、その薬の副作用がすごく、
「食べ物はのどを通らない、便の色も普通でない」
など、フラフラな状態になってしまい、体重が一挙に4キロ以上減ったこと、今でも鮮明に覚えています。

今回は、前回ほどひどい状態までいっていないので、とりあえず薬での治療となりました。
そして、レコーディングもキャンセルできないので、最低3時間声が出るように、普段より強い薬と吸入を受けて録音に臨みました。

不安を抱えながらのレコーディングは、本当に疲れました。
録音した声も、普段より低音のない状態でした。
これから帰って聴きなおしますが、表に出せるレベルか否か、冷静に判断しようと思っています。

来月中旬に、私にとってハイレベルな技術を伴う歌入れがあますが、今日から一週間、絶対安静=歌えない状況となり、正直、練習が間に合わなくなるのではないかと、不安と悔しい思いでいっぱいです。
完治するには歌わないだけではなく、できれば会話も避けたほうがいいですし、もっといえば音も聴かないほうがベストです。
が、バンドリハーサルや仕事環境上そういうわけにもいかないので、別な方法で対策を練ろうと思います。

よって、バンドメンバーには歌えない状況でサウンドアレンジに臨んでもらうしかなく、申し訳ない思いでいっぱいです。

そして、自分自身に対しても、
「私はまだまだ大丈夫だ」
と思い込んでいるキャパレベルを、もう一回見直さなければならないと反省するばかりです。

来月は、中旬からレコーディング回数がピークを迎え、合間にLiveが2本、結婚式でのライブパーティー一本、合計3本の本番もあります。
7月11日の天窓本番までに、どうか、どうか何とか普通に戻したい限りです。

なんか、あんまり明るい内容でなく申し訳ありません→いつものことか。。。汗


2008/06/28 (Sat) 18:35


◆ ◆ ◆ ありがとうございました ◆ ◆ ◆
ご報告が遅れて申し訳ありません。
6月9日、約3ヶ月ぶりのTail'zライブ、無事だったとはいえませんが。。
何とか終了することができました。

・・いや〜今回は疲れました。
昨年度(今年3月まで)は、毎月本番だったので、3月の天窓ライブでやっと自分たちの本番スタイルが定着しつつあった矢先に、レコーディング期間を理由に4月、5月と休ませていただきました。

が・・・その2ヶ月あいた仇が、今回の本番にしっかり形として浮き彫りにされてしまいました。

特に、ボーカルポジションに一番出てしまったのではないでしょうか。

今回のMANDA-LA2までの4月までは、サウンドとボーカルレコーディングがダブルで設定された状態でした。
そして、ライブアレンジで不十分な所を、レコーディング用にアレンジも多少しているので、本番削って時間を作ったにしては、精神的に追い詰められた状況でした。

そして、サウンドが無事録音できても
私のボーカル技量の乏しさが最大の課題として残ってしまいました。

しばらくその課題に対して自分で分析しながら個人練習していたものの、何度練習をしても楽曲の求める理想のボーカルができずに苦しんだあげく、ボイストレーナーの専門家に、どうしたら自分の描くものが歌えるのか分析してもらいました。

その結果
「泉田さんの楽曲は、あなたが持っている実力をはるかに超えた技量がないと歌いこなせないものです。よって、声楽を基本にファルセットを鍛える上で声帯を広げる訓練と、口蓋垂を使ったファルセットもマスターしたほうがいい。いずれにせよ、発声において倍音がないとボーカルの表情が小さくなるとおもうよ」

といった、ワケわからんことをおっしゃっていただきました。

よって、
この時点から、声楽の楽曲も練習メニューにいれた練習がはじまりました。

この二ヶ月間、当然のことながら練習してもなかなか成果が上がらず、半ば自分の体の鈍さに怒りと焦りを感じながらも、MANDA-LA2本番直前まで、ライブアレンジと新譜作成ならびにボーカル練習の3本立て生活をしぶとく続けました。

結局、最後の最後で自己練習とアレンジの時間配分がおかしくなり、本番直前まで新譜ボーカルの流れを検討したあげく、歌に関してはブッツケ本番になってしまいました。。汗

今回の本番中でのバンドメンバーの演奏は、レコーディングで鍛えた成果が出て、安定したサウンドを披露できたと思っております。

私に関しては・・・楽曲制作・サウンドアレンジャーの立場としては今できることを出し切れたものの、ボーカリストとしては多数反省も募りました。

本日になっても今だ力が抜けず、体力が戻らないまま早4日経ちましたが、休む間もなく最終レコーディングが7月上旬なので、天窓本番までレコーディング作業とアレンジの2本立てが続きます。

今月からライブ活動が再開されましたが、覚悟を決めて両立させていきたいと思っております。

以上、ドタバタ中での本番だったにも関わらず、
Tail'zを観に来てくださったお客さまから、真剣なご意見を多数いただきました。

この場を借りまして、深くお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
次回も頑張ります!!


●2008年6月9日(月) MANDA−LA2 Tail'z LIVE
1)足りないのに術がない(ノリノリ?バージョン)
2)路地裏の隅・完結編 withドラム
3)なけなしの青(新譜)
4)死闘のワルツ
5)ミクロ二ズム(神秘的バージョン)
6)ベンチ(大パニックバージョン)
7)かさぶた
8)Montage(儚げ?バージョン)

※All Songs Written And Produced By Rika Izumida
※Sound Arranged By Tail'z

※Tail'z /泉田理歌(Vo) 壬菜(G) 海老根伸明(B) 齋藤麻莉(Pf) 伊藤こずえ(Dr) 村上光(Cho)


2008/06/13 (Fri) 6:31



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