【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。
いずみださんの活動日記


◆ ◆ ◆ 酒井俊×内橋和久 ◆ ◆ ◆
5月3日(土)予定にしていませんでしたが、
突然思い出したかのように、
ジャズボーカリスト・酒井俊さんと、芳垣安洋 (ds)&ナスノミツル (b) とのインプロヴィゼイション・グループ「アルタード・ステイツ」のギターリスト、内橋和久さんとのデュオを観に行きました。


酒井俊さんは、ジャズスタンダードナンバーをモティ―フにしていますが
「単なるスタンダード」ではない、
「創作サウンド」
をリスナーにみせてくれます。

そして、多方面で活躍するフリ―ジャズ、インプロヴィゼイションサウンドのア―ティスト方と共演しています。

そういった多種多様な組み合わせで行うライブの中、私が選んで行く演奏形態は、チェロ・坂本弘道さん、ピアニ・田中信正さん、ドラム・外山明さんが参加されている編成が主です。

よって今回のような、終始全て
「ギター+ボーカル」
のみの編成ライブを観るのは初めてでした。


エレキギター一本とボーカルだけの編成。

正直なところ、聴く前までは
「面白くなかったらどうしようか」
と、一流のお二人に対して口が裂けてもいえないことを考えていました。

というのも、
以前、4人編成ライブ中、内橋さん以外のエレギターーと酒井さんのデュオを一曲聴いたことがありました。

感じた印象として
エレキギターそのものの空間の深さに限界があるのと、
その時弾いていたア―ティスト自身が、出だし1フレーズ奏でるだけで、ジャズスタンダード畑出身であることが分かってしまうくらい、音そのものの発想が完全に
「コ―ド理論」となっていました。

よって、インプロヴィゼイションの要素が必要である酒井さんとの創作思考と、ずれが生じていたことで、
「エレキギター+ボーカル」デュオに対して、期待外れな印象が、私の潜在意識の中に根強く残っていました。


そしてもう一つ、エフェクタ―を使うにせよ、アコ―スティック楽器とエレキそのものではやはり
「音の太さ、響」

において歴然の差があるとも思っていました。


…が、内橋さんは違いました。

エレキギターを持ち変えること一切なく同じ楽器のままで、酒井さんの声の質感にあった音を見事に出していました。


しかも生楽器と比較する上での、エレキ特有の

「空間性浅い響」

を、エフェクタ―の使い方を多種多様にし、自身の音をル―プさせながら質感の違う音を対比させることで音幅を広くてしているワザは、空間性を出す上で視覚芸術の本質と共通したものがあり、実にに見事でした。


酒井さんの歌声も、普段私が聴いている3人〜4人編成より声幅がより鮮明に輪郭強く聴こえました。

「下手したら一人でもインプロ十分やれるのではないか‥」

と思えるほど、複数でやっている時と変わらないサウンドの深さを感じました。


今回のデュオを観て聴いて、改めて思うこと‥

酒井さんが打ち出す歌の旋律の動きと質感、それにともなう対相手の音との対比からできるサウンド空間は、
酒井さん自身のテーマ性=酒井さん自身の心の形を表すメタファーでした。

酒井さんの旋律の動きから形創られる微妙なバランス空間と質感覚を肌で感じる度、酒井さん自身でしかない精神性がそのままサウンドとなって表面化していて、聴いている私の心までも抉られる思いでした。

また違った意味で、涙ぐんでしまいました。


「あ―あ‥絵筆でならすぐ描けることが、声となると身体が言うことを効かない(涙)
いい加減何とかならんかな‥トホホ‥」


と、いつものことながら
自分の力不足にヘコむ帰り道でした。。





2008/05/09 (Fri) 21:59



◆ ◆ ◆ レコーディング ◆ ◆ ◆
4月27日は、レコーディング選曲中、最後のサウンド録音でした。

いゃ〜‥約4時間、ミナちゃん&海老ちゃん&まりちゃん&こずえちゃん!本当にお疲れ様でした(>_<)

今回最後に録った2曲は、アルバム中で要になる楽曲だけあり、録音当日までの約1ヶ月間、本当に練習しました。

今回のサウンドは、練習しただけの成果がちゃんと表面化したのではないかと、勝手に満足しています!うんっ!

ただ‥安心しているのも束の間‥

問題なのは、来月一気に行われるボーカル本録りです。

前回もお話させていただいていますが、歌技術のレベルが相当高いため、私の個人練習が追いつくか、非常に心配であります。。

それに輪をかけるように、今週からMANDAーLA2のリハーサルも始まる為、アレンジと新譜作成も加わってきます。


普段通り、本番までの逆算生活に戻ります(>_<)
今月は、新しい環境との兼ね合いもあった為、めったに参加できない会合も参加したり、ある意味時間にゆとりがありましたが、来月の夜からは、全てバンド練習と新譜作成、レコーディング個人練習で消えてしまいますね。。。

よって
普段通りのペースに戻りますが
皆様、これに懲りず、何かありましたら是非誘ってやってください(>_<)

改めまして今後とも宜しくお願いいたします☆

2008/04/29 (Tue) 0:41


◆ ◆ ◆ かっこつけずに、そのままの姿で ◆ ◆ ◆
久々にほぼ連日で日記に登場しています。

というのも昨晩、いつものリハーサルの後
メンバーの皆様と長い時間話題にしていたことがありました
(実際には私の愚痴ですが…)


その『長い時間』に渡って話していた内容というと…

最近私が関わっている環境内において、久々に頭の天辺まで電流が走ったできごとがありました。

ある方から
『君のやっていることはプウタロウと変わらない。
年とれば職業の選択枠も狭まるから、今のうちに高収入の男を騙して結婚したほうがいいよ。それで資金提供受けて歌えばいいじゃないか』


…上記内容、面と向って言われた時はひたすら笑っていましたが、時間が経つにつれて何とも言えぬ悲しさと悔しさが込み上げてきました。

世間一般的に、ある程度の地位や組織における『安定』を得た方からみると、私のやっていることは、ただただ不安定でプラプラしたものにすぎないのも、理解できなくもありませんが、

『今のうちに高収入の男を騙して結婚したほうがいいよ。
それで資金提供受けて歌えばいいじゃないか』
→この言葉を聞く限り、この方にとって芸術・娯楽が、この程度の価値観の下に楽にできる簡単なものと思っていることに、何ともいえぬ悔しさと悲しさが込み上げてきました。

『高収入の男を騙して』→見方を変えれば男尊女卑にも繋がります。


例え発言した本人にとって、何の自覚なく無意識に発してしまったことでも、
『娯楽・芸術を下層レベルのやることだ』

と第3者に受け取られてしまっても仕方ないくらい、
対相手の気持を考えない、客観性のひと破片もない無責任な発言だと思いました。

自作で表現しながら生きる上で、ある程度の差別は覚悟していましたが、上記内容のようなところまでランク付されると、正直自分の存在を汚された以前に、芸術・娯楽を愛する人間として、本当悲しい限りでした。

芸術や娯楽を追及し作り表現するものは、人前でやっている以上、人間の心に本当の癒しと感動を提供する義務があると私は思っております。
作品において、人間の心が本当の意味で癒される為には、それを生み出す作家自身、人間の本筋をみぬく力がないと決してやり続けていけるものではないとも、強く実感しております。

よって、もし私が高収入の人を騙して結婚し、その旦那からお小遣い貰って作品作って歌えたとして、確実に言えることは、そんな自分本位な生き方しているようでは作家や表現者人生として
死んでしまいます。

『モノを作り出し、表現すること』と、
『人間が自分の生活(人生を)を作り歩んでいくこと』
は、イコール関係です。
もっと具体的に言えば、

『生きていくこと』と
『制作すること』

は、切っても切れない同線上にあると思います。

だから世の中のア―ティストは皆、お金になろうがなるまいが、地位・名誉があろうがなかろうが、自分の命かけてやり遂げるのだと思います。
そのレベルまでいった表現に対して、はじめて人は感動するのだと思いますし、自分の人生をかけなければ作品は作り上げられません。
ある意味、ジャンル関係なく、仕事を成し遂げる上においても
皆同じだと思います。

そういった考えから
もし私が上記のような内容で他人に依存するどころか、他人のもっているものを利用しながら、自分の利益の為だけにモノを作り表現した場合、作家として存在するに足らない人間になるでしょう。

生きることは自分のオリジナリティーを追求することであり、
ひたすら『自身の軸』=『自分の弱さ』と向き合っていくことなんだと思います。

よって
物事の本質、
もっと大袈裟に言えば、人間が生きていく上での根本を掘り下げていく洞察力と自身の弱さを見つめる精神的な強さがなければ、
自身のオリジナリティーを作り出すことはできません。

ジャンル関係なく物事を達成していく為に、最後に必要なのは
『自分自身の哲学』
を持つことですし、持ち合わせた方しか本物の追及はできないと、私自身痛感しています。


上記発言の方は私より年上で、これからの社会を担う若者たちにとって、あらゆる影響を及ぼす立場にある方です。

今いちど
『人間が生きて行く上での本質』
を考えていただけたら幸いです。


この先、付属でついている地位や名誉をとっぱらわれ、
一人間としてしか自分が存在しなくなった時、
上記の方は、どういった状況になろうとも、他人ではない
自分の人生からしか得られない哲学を、ちゃんと持ち合わせているのでしょうか。

機会あったら是非きいてみたいと思っております。


今後確実に年をとればとるほど、差別・中傷が続きますが、
こういう時こそ自分の弱さをごまかず、しっかり現実をそのままの状態で把握し、自分の軸から外れぬよう、等身大で生きていきたいと願うばかりです。

「そのまま」で生きることは、「そのままの反応」がリアルに跳ね返ってくることでもあるので、非常に厳しくツライものですが、
本当の意味で、人も自分も感動するものを作り続けていかれるのであれば、その辛さはいずれ喜びに変わります。

現実は現実として目の色を濁すことなく受止める力を持ち、ひたすら作り続けたいと思っております(>_<)

…メンバーの皆様はじめ、長い愚痴にお付き合いくださり
本当にありがとうございました!


2008/04/24 (Thu) 6:07


◆ ◆ ◆ 近況報告、その1 ◆ ◆ ◆
早いもので4月半ば過ぎてしまいましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。。


私は今現在、Tail'z定番オリジナル「サバイバルダンス」ではありませんが…自己葛藤の日々に明け暮れています(>_<)


というのも、ライブ会場では散々話題にあげていたレコーディング作業にむけて、普段の約半分以上、自己練習に明け暮れていました。

→というか、普段があまりに自己練習しなさすぎ
→もっと正確に言うと、アレンジと製作に追われていて、自己練習が犠牲になる状況でした。


ライブ会場でもお知らせさせていただいた通り、今月と来月は、レコーディングに集中するためにライブを停止しました、が…

今この時期になって、自作の歌が本当に難しいことに気付き、焦る日々です。
苦しくも自分の歌唱力と向き合う中、最近の曲は特に、自身のボーカル技術を遥かに超えてしまっていることに唖然としました。。

よって、自分の技術力の乏しさに涙が出るほど悲しくなりますが、他人に向ける目以上に厳しい客観性のもと、自身のボーカルを分析し、ひたすら練習するしかありません(>_<)


できないことを毎回繰り返し身体(=特に声帯)に染み込むまで反復する忍耐と辛さ…


同じことをひたすら繰り返す作業こそ、私が人生の中でもっとも逃げてきた行為であります。

確か…昔、我が母が
「結局人間というのは、最終的に、自分が一番避けてきたものによって一番苦しめられるのよね」

と、何気なく言っていた言葉、そのまま今の自分を指していると実感します。

「あ―あぁぁ…本当に無事レコーディング終わるのかな」

と思っていたのも束の間!
来月から6月MANDAーLA2のライブリハーサルがはじまり、アレンジづけの日々に入ります(>_<)

もっとその前に重要なことを忘れていた!

…新譜作るの忘れてた(涙)…


これではまたレコーディング中断にならざるをえない感がしますが、
イャ!!今度こそは乗り切りたいな(>_<)

うぅ…地獄の日々が始まるわ。
(皆様、あたたかく見守っていてください(>_<)宜しくお願いいたします)

(次回に続く)

2008/04/23 (Wed) 1:19


◆ ◆ ◆ 番組表 ◆ ◆ ◆
度々スミマセン。3月30日日曜日、インディーズファイル2008の番組
表が出ましたので、追加アップさせていただきます!皆様、是非聴いてやっ
てください(>_<)
--*--*--*--*--*--
■午後11:00〜翌日午前0:35(95分)
NHKーFM番組情報
インディーズファイル2008【ゲスト】怒髪天
森若 香織
【ゲスト】 怒 髪 天

「ノウバディ・ノウズ」 (森若 香織)
(1分00秒)
「アイ・ノウ」 (シスター・ジェット)
(2分00秒)
「7月のあのひとへ」 (マ グ)
(2分00秒)
「サバイバルダンス」 (テイルズ)
(2分00秒)
「ミステリー」 (リ ド ル)
(2分00秒)
「ル ナ」 (トランスミッション・オブ・ザン)
(2分00秒)
「鬼の雪隠・俎」 (埃 の 村)
(2分00秒)
「サムシング・ニュー」 (ジャムズライフ)
(2分00秒)
「出発ち」 (中島 理沙)
(2分00秒)
「マイ・トレジャー」 (猫十字社)
(2分00秒)
「ウーララ」 (工藤 哲平)
(2分00秒)
「モノクロ」 (ミューア)
(2分00秒)
「ミーナ」 (リブ!ハリウッド)
(2分00秒)

「不惑・イン・ライフ」 (怒 髪 天)
(3分00秒)
「ドンマイビート」 (怒 髪 天)
(4分00秒)
「酒燃料爆進曲」 (怒 髪 天)
(4分00秒)
<インペリアル・レコード TECI−1163>


番組はニュース等により変更になることがあります。
(c)NHK
--*--*--*--*--*--

セットリストからして、おそらく23時代だと思われますので、皆様!宜しくお願いいたします(>_<)
2008/03/28 (Fri) 21:36


◆ ◆ ◆ 3月30日日曜夜は… ◆ ◆ ◆
先日3月20日のライブでは、多くの方々にご来場していただきました!!
この場を借りまして深くお礼申上げます(>_<)


そして、急ですが…
昨年秋頃、NHKーFM「インディ―ズファイル」という番組内で、Tail'zのオリジナル曲「オルゴール」が流していただきましたが、今週3月30日日曜日、同番組内で再びTail'zの楽曲がオンエアされることになりました!!

残念ながら、今度は何が流れるのかわかりません!!

今回のオンエアの切っ掛けを作ってくださった壬菜嬢に、昨年同様、深くお礼申上げます(>_<)!

次の日が月曜日ですので、お仕事ある方は難しいと思われますが、体力的に可能な方は、3月30日日曜23時〜聴いてやってください☆!


改めまして宜しくお願いいたします☆*:・°★:*:・°

2008/03/25 (Tue) 1:11


◆ ◆ ◆ 春分の日 ◆ ◆ ◆
こんにちは!!

3月は、インディ―ズでご活躍のユニット、SilentSproutサマとタイバンさせていただきますので、宜しくお願いいたします!!

●2008年3月20日(祝日・木) 高田馬場 四谷天窓
Music¥1500+1drink

※この日はスリータイバン、45分間演奏を予定しております!

※Tail'zはオ―プニングアクトを除いた、3バンド中2番目、20時15分〜21時までとなります!

□出演□
Tail'z/泉田理歌(Vo)、壬菜(G)、海老根伸明(B)斎藤麻莉(Pf)

四谷天窓
JR高田馬場駅より徒歩3分
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-4-11
BaBa hatch 3F
Tel 03-5338-6241 fax 03-5338-7137
詳しい地図や駐車場情報は↓サイトにアクセス!
http://www.otonami.com/tenmado/news/index.htm

--*--*--*--*--*--
頑張りますので宜しくお願いいたします!!


2008/03/09 (Sun) 13:03



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