梅雨入りと共に週が開けた。
「梅雨入り」といっても、実は何かが劇的に変化するわけではないけど、やはり入梅の発表があるとなんとなく急に蒸し暑くなったような気がするから不思議!!
そんな鬱陶しい気候を忘れさせ晴れ晴れと幸せな気持ちにさせてくれるのは、やはりライブ会場を満たす拍手や笑顔、そしてその後の握手。
この週末も子供達の真っ直ぐでピュアな反応に沢山の幸せを貰った。
土曜日は高知県香南市立吉川小学校PTA主催のコンサートだった。
例年小学校の1学期は何となくザワザワしてる。
1年生はほんの数ヶ月前まで幼稚園や保育園の園児だったことを思えば無理もない。
もちろん吉川小学校も例外ではなく、リハーサルを終えた会場には、保育園や幼稚園と何ら違わない子供達の元気にはしゃぐ声が一瞬にして満ちあふれた。
この学校は小規模で、事前の話では児童や職員、そして地域の人を含めても80人くらいだろうということだったけど、蓋を開けてみると地域の皆さんが思いの外沢山集まってくれていて、結局130人以上の人で会場は埋まった。
いつものように本番は、子供達の笑い声や「ええ?!!」などという驚きの声の中順調に進んだけど、さすがに1時間を過ぎた辺りから低学年の子供達が少しずつざわつき始め、中でも元気なA君は隣席の子供にいたずらをして他の子に「やかましい!」と注意をされるなど一際輝きを放っていた(笑)。
そしていよいよコンサートもフィナーレを迎える頃、子供達に問いかけてみた。
「今日僕と約束したことを覚えてるかな??」
「うん…」「はい…」「覚えちゅう…」・・・・・。
具体的な内容を問いかけてみようかとも思ったけど、時間が無かったこともあり「覚えてくれちゅうね…嬉しいよ…ありがとう…絶対幸せに生きるって約束…絶対に忘れんとおってよ…」と僕が言うと、その言葉が終わらないうちに例のA君が大きな声を上げた。
「えっとねー…それとねー………」
一瞬会場が静かになった。
彼は続けた。
「えーっと…えっとねー……あのね…僕が6年になる(5年後)まで生きちょるが」。
・・・・・!!
ステージ上であそこまで大泣きした経験は無い。
あんなに元気に終始騒いでいたあの子が、まだ生まれて数年しか経っていない幼子が・・・・・!!
あの子達との約束を破るなんて罪深いことは絶対にできない。
改めて生きなければと強く思った。
翌日曜日は愛媛県新居浜市の若宮小学校でのコンサート。
「五度目の正直」という深い歴史については(苦笑)、どうか前日記を読んでください。
ハリアー(ハイブリッド)に最小限の音響機材を詰め込んで、お由美丼とテルと3人で雨の高知を出発したのは午前7時。
高知道の愛媛県境に在る笹ヶ峰トンネルを抜けた辺りから雨脚は一層強くなった。
学校に到着したのは8時30分頃。
体育館の屋根を叩く雨音で全ての音の高音部がかき消されてしまい、少し離れると話し声も聞き取りづらいほど!!
こっこれってまた〜……!!
それでもなんとかかんとかリハーサルを終えて本番を迎えた。
オープニングで「夢きらきら」を歌い、その後「五度目の正直」の話をするとこれが子供達に大受け!!
「それでもあきらめない越智先生」とステージから5回も連呼された越智先生は、一躍会場のヒロインになった(爆笑)。
気がつくと、本番中静かに息を潜めてくれていた雨が、フィナーレの頃には名残を惜しむかのように、そして大きな拍手を送ってくれてるかのように、この日1番の激しさで体育館の屋根を打った。
「佳さん生きとってよ」「絶対また来てね」「俺歌覚えるよ」・・・・・。
次々と握手をしながら、それぞれ様々に思いを込めた言葉をくれる子供達!!
つくづく幸せな人生を感謝した。
「佳さん越智越智言いすぎ!!」。
学校を出ようとする僕にこの日初めて声をかけてくれた越智先生が笑いながら言われたので「いや〜…おちおちネタにもできないですね!」と軽く変えさせていただいて手を振った(笑)。
さて、新しいPC用デスクのセッティングも終え、データのバックアップも成功して後はニューマシーンの到着を待つのみとなった。
はやぶさが感動の帰還を遂げ、僕も朝から涙を流したことだし、きっと今日も幸せな1日になるはず。
ちっちゃな「嬉しい」や「楽しい」や「ありがとう」を沢山見付けていこうね♪