17日、今月の定期受診と共に、先日受けたPET-CT検査の結果を聞きました。
いつもより早く診察室に呼び込んでくれた主治医の第一声は「どうしました? 何かがんばった??」!!
「え?」と聞き返す僕の声とほぼ重なるようにDRの次の声が帰って来た。
「PET-CTも異常集積は無し、LDHも前回から100以上下がって正常、尿酸値も大幅減!! 取り越し苦労やったみたいやね。 僕がびびりやから堀内さんにいらん心配をさせてごめんね!!」
なんだか身体がふわっと浮いたような気がした。
前回、2ヶ月続きでLDHの値がジワジワと上がってることを告げられた時も一瞬身体が浮いたような気がしたけど、それとは全く違った感覚だった。
「いや先生、実は僕が一番びびりなんですよ(笑)」。
9月のPET-CT検査で異常無しという結果に胸をなで下ろしたのもつかの間、翌10月の受診時に、この病気の大きな指標にもなっているLDHの値が僅かながら正常値を超え、更に腫瘍崩壊によっても上昇する尿酸値が9.0と、ビールの量を減らした割にずいぶん跳ね上がっていた。
ただLDHは他の要素でも多少上がることも有るし、もう一月様子を見ようということで病院を後にした。
心身共にかなりしんどい状況の中で「再発」という言葉をそれまでよりより身近に感じながらの日々が続いた。
再発すると初発に比べ難治でであり、しかも勝負が早いことは当然知っている。
不謹慎だけど、死ぬことそのものが怖いわけではない。
この世で出会い繋がってくれてる人達と、まだまだ別れるわけにはいかない。
そしてまだまだ歌い続けたい。
そんな諸々の思いの中で、なんとも中途半端な時間が流れた。
何も確定的な情報が無い中で、家族やスタッフに余計な心配をかけても仕方無いので、とりあえず異常は伝えなかった。
翌11月。
診察室に呼び込んでくれた担当医の声が、それまでになく厳しかった。
「尿酸値は少し下がってるんだけどね、LDHがまたじわっと上がってます」。
それからはもう家族やスタッフにも全てを話した。
毎月の検査で1回だけ異常値を示すのなら、さほど気にもしないけど、さすがに2回に渡ってジワリジワリっていうのは嫌な感じで、その不安を抑えきれなかったのか、日常的に再発→死を覚悟するような言動が増えたらしく、身近な人達には大変な心配をかけてしまった。
しかし「あきらめてる」なんて気持ちは毛頭無く、元気酵素風呂にもできるだけ頻繁に通ったし、食生活にもそれなりに気を配った。
そして今月、PET-CT検査を受ける頃から、ずいぶん心身のバランスが良くなり、身体のしんどさも無くなってきた。
そしてそして、この17日、晴れて「全く異常無し」という嬉しい結果を聞くことができました。
「もうあきらめてるのか? それだったら主催者にも失礼に当たるから今後の依頼は全てキャンセルするよ。 何があっても一所懸命頑張ってる佳君を皆さんは応援してくださってるんだからね!」と、一見厳しい、しかし深い示唆に富んだ言葉をかけてくださった株ユニゾンの和郎社長は、
「異常無し」の報をお伝えするためにかけた電話の向こうで「よかった…ほんまによかった……どれだけ心配やったか……」と何度も繰り返しながら男泣きしてくださった。
有り難くて涙がでた。
さて、もちろん、まだまだ再発の危険は付きまとうわけですが、心身の健康に注意しながら、極力皆さんにご心配・ご迷惑をお掛けしないように勤めます。
これからも応援よろしくお願いします。