雨上がりの春の朝。
すがすがしい空気を呼吸したくてバルコニーに出てみた。
いつもはほとんど水なんて流れてない小さな川の方から聞こえてくる水音が、なんとも春を演出してる。
ゆっくりと深く息を吐き、それから静かに吸ってみる。
期待通り、しっとりと湿り気を含んだ優しい空気が、目覚めたばかりの自然の気と香を、鼻孔から肺、そして体の隅々まで運んでくれる。
全く寒さは感じない。
昨日激しく降った雨のおかげで、花粉も黄砂も埃も、大気中の不純物が全て洗い流されたかと思うほど、新居の周りの空気は新鮮で優しい。
そんな今日、長年毎週土曜の夜10時から1時間、900KHzで高知の電磁界を振動させてきた「堀内佳のきまぐれターンテーブル」が、いよいよ最後の収録日を迎えた。
以前の「つぶやき」にも書いたように、放送時間帯が変わるってことは、別の生活リズムで動いてる新しいリスナーを獲得できるチャンスでもあるけど、今までの時間帯だからこそ聴いてもらえてたリスナーも当然沢山いるはず。
「出会い」と「別れ」……
この季節に、久々に経験する貴重な節目を、心と体の全ての感覚器を研ぎ澄ませて、目一杯感じて過ごすことにしよう。