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☆今日のつぶやき☆


生きててほしいから
昨日は江の口養護学校でのコンサートだった。
この学校は日赤高知病院の側に在り、主に病弱で一般校に通学できない児童生徒が通っていて、最近は心身症の子供達も受け入れている。
全校児童生徒数は30余名。
当然のことながら、病名も症状も予後も様々だが、あくまでも目標は「一般校への復帰」だとのこと。
「病気と闘いながら懸命にがんばってる子供達に元気を与えてやってください……」
2度に渡って僕を推挙してくださった前田教頭先生はそう言われたが、オープニングの僕の挨拶は、無礼にも以下のような言葉だった。
「同じように障害や病気と闘いながらがんばってるみんなに『僕もがんばってるんだから君たちもがんばれ…』なんて、決してそんなことを伝えるためにここに来たんじゃありません。
じゃぁ僕がいったい何を皆さんに伝えたいのか……!!
それはコンサートが終わったとき、是非皆さん自身で改めて考えてみてくださいね!!」

観客は児童生徒と先生方、そして日赤病院の看護師さんや患者さん達で総勢100人くらいだったか。
みんな暖かい拍手をくれて、アンコールまでとても気持ちよく歌わせてもらった。
ステージは1時間20分と、いつもよりは短い時間だったけど、なんだかものすごい気のやり取りが出来たことを、僕ははっきりと感じた。

そしてコンサート終了後!!
いつものように子供達をお見送りする僕は、彼らの無邪気な笑い声と暖かく愛おしい握手の中で、この学校の特徴や役割など、そんなことはもうすっかり忘れ去っていた。

「おまえもう何回握手しゆうが?!!」♪
そういえば、一人の幼い男の子が、きゃっきゃとイタズラっぽく笑いながら何度も何度も割り込んで僕の手を握っている!!
「ねぇメンタマ見せて!!」♪
「いやじゃ〜!!」♪
そんな僕の反応がおもしろいのか、彼はなお大きな声できゃっきゃっと笑う♪
その笑い声がなんとも可愛くて、僕は例によって彼の耳や頬に手を伸ばして「ウマそうな耳じゃ〜!」などと大口を開けて噛みつく振りをすると、彼はなおも嬉しそうにはしゃぎまわる♪♪

そうこうするうちにお見送りも一段落して、残ってる数人の生徒と記念写真を撮ることに!!
そしてみんなが僕を囲んで立ちポーズを取ろうとした時……

「ねぇ抱っこして!!」♪♪
さっきのイタズラ坊主がぴたっとくっついてきた!!
「よ〜し! お姫様抱っこしてやろっか〜!!」♪
腕の中で完全に力を抜いて僕に身を任せる幼い命を、僕は心から愛おしいと思った。

「それにしてもKはやんちゃだけどめっちゃ可愛かったですね♪ 彼は何年生で、いったいどんな病気なんですか??」
この学校の役割や将来など、校長先生や教頭先生とお話する中で何気なく質問した僕に、
「K君は小学3年生で… 実は白血病(血液の癌)で今必死に闘ってる真っ最中なんです」・・・・・

いったい誰先生が応えてくださったのかという記憶さえも、すっかり飛んでしまった。
僕の腕の中で力強く躍動していたあの子の体は確かに温かかったし、あんなに明るく嬉しそうにきゃっきゃって可愛い笑い声を聴かせてくれたのに……
あんなにも力強く命の輝きを僕に伝えてくれたのに……・・・・・
僕は彼らにいったい何を伝えられたんだろう??!!
神様、どうかあの子のあの笑い声がいつまでも絶えることなく続きますように。
せめて、せめて彼が生きる幸せを自覚出来る時まで。

2004/12/24 (Fri) 0:53


【ぴょんダ】 何年生きるかより、どう生きるかというのが大事。そんな事をK君は教えてくれているように感じます。笑顔の時間がより長く続きますように・・・
2004/12/24 (Fri) 23:41

【Ree】 K君はとっても愛おしいね…ずっとずっと生きててほしいね…
2004/12/24 (Fri) 21:06

【デビル】 新聞でも見たし、ほんとお疲れしゃーーーん
2004/12/24 (Fri) 18:03

【早起き】 知り合いに同じ様な病気の子がいます。無邪気に遊んでます。あの笑顔と笑い声が何時までも聞いておれます様に・・・
2004/12/24 (Fri) 6:51



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