ザ・悶々ダイアリー 〜ケンジ・モンモン〜


明大前駅の夜
明大前駅の夜
この火照り火照った身体を風が包んでくれる
この風が何かの力によって少しずつ強大になっていったら,こんな風に人は天にさらわれていくのかもしれない

夜だって言うのに,とどまることを知らないこのジメジメした湿気をサッカーボールみたいに蹴り飛ばしたくなる
目の前の自販機はすごく規則正しくて,
真面目な顔をしてて,飲料水もとことん冷たそうで
思わずPUSHしたくなる気持ちを抑える

夏は触れたくて触れられないくらいが丁度良い

東京の街はせわしなくて
塾を終えた子供達のざわめきが夜の騒音に飲み込まれると,
大人の階段をのぼるにはまだはやいと酒に呑まれたサラリーマン達が謳歌する

俺は安をずっと待ってるんだよね
早く来いーーー


2015/07/30 (Thu) 4:29


最近は
最近は
FASTFOODとSONIC SURF CITYのスプリットCDとやまがたすみこさんの「風に吹かれて行こう」ばかりを耳に流し込んでる
ヨーロッパのPOP PUNKは”キュン”とするメロディがスペイン語やイタリア語の陰に見え隠れしてて,日本の昭和歌謡曲と自分の中では近くて
だから好き


あああああああああああああああああ
”あ”に濁点を付けたいくらい暑い

夏って本当に暑いね
侮っていた
あれ程,夏に触れたがっていたのにいざ触れてみたらもう時計の後ろをいじくりたくなる


7/27名古屋UPSET
CLUB UPSET 10th ANNIVERSARY「ロッ魂!!」
OPEN18:00/START18:30
前売り¥2500
w/THE TON-UP MOTORS/ザ・マスミサイル/ザ・ビートモーターズ


そんな中,次は名古屋です
溶けそうです
文章も溶けそう


2015/07/25 (Sat) 3:49


魔界大宴会
魔界大宴会
おぉ〜きな〜のっぽのふるどけい〜 おじぃ〜さんのとけいぃ〜

魔界大宴会終演後,
街をふらふら彷徨ってると
小さな泉のような公園に魅力を感じ,可愛いベンチに腰を下ろし,
夜空に大きなメロディを飛ばしていたら
知らない人がやたら見てきた
何故この選曲なのかは本人もわからないようなので迷宮入りです
浅草KURAWOODに戻るとみんなの顔が素敵でさ
「俺もまぜてくれよ〜」
ってどっかのロックンローラーの声真似をしてみる
今日浅草来てくれたお客さんありがとう
嬉しかったよ





初めて東京に呼ばれたのはこの浅草KURAWOODだったなって
『どろだるま』を見て思い出した
あの子達を昔の自分達に重ねてしまって,
俺は今日
いつかの自分が何処かであばれてるのを感じたよ

あの時の気持ちが今も純粋に身体中を巡ってる
'挑戦'という2文字が人の温度を容易く変えてしまう

今日魔界大宴会に伝えたいことは伝えた
KiNGONSは
いつか必ず
魔界大宴会のベルトを
獲ってみせる


だから
楽しみにしててくれ
何も心配はいらないんだよ

おやすみ
明日は千葉県

2015/07/19 (Sun) 5:11


ツアー3日目,水戸
ツアー3日目,水戸
1年ぶりに水戸に来れた
来てくれたお客さんありがとう
朝日さん,首振りDOLLS,アップル斎藤ありがとう
水戸ライトハウスありがとう
次はこんなにあけない
来年の初めくらいには来るからさ
また遊びに来てね


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


帰り道

「あっ流れ星??」

車内でうとうとしてたら運転中のはんちゃんから黒い声が舞い込んでくる
既読スルーして窓に目をやるとたしかに星が光ってる

「あっ??また流れ星??」

既読スルー後のメッセージを既読してしまった俺はさすがに返信をしようと考えた
「良かったね。願い事は3回となえた?」
「早すぎて無理だわ??」
「そっか。じゃあだめだね。」
へへっと意地悪に笑って体を座席に存分に預けてみる
バネがぎぃっと優しく受け止めてくれてまた夜の車窓に戻る

「星が綺麗だよ。はんちゃん。」

今度は逆に既読スルーされたけれど
アルコールが入った思考は何でもOKサインを出してしまうから不思議だ


へへっ


いつか
過去・未来・現在を辿った先にキンゴンズが表現したいことがある
それを表現できた時,俺は感動に溺れるかもしれない
きっとみんなを笑顔にする
そんな日を夢見て今日も暗闇に沈みます

おやすみなさい

2015/07/15 (Wed) 4:48


kjmonmon meets ”SET YOU FREE”
kjmonmon meets ”SET YOU FREE”
今日は空が泣いてる

雨の音は何もかも打ち消して
この身体のどこかわからない場所に浮かぶ様々な感情を全て洗い流し,無の世界を築いてく
目の前で不規則に垂れていく雫を見つめてると,SET YOU FREEとの思い出が地に染み込んで行くような気がして,切なくなりそっと手を差し出してみる
冷たいような温いような衝撃が手の平にあたってすぐ引っ込めた
小さく疎らに浮かぶ水滴を見つめると,子供の頃に拭った涙にそっくりで
少しだけ大人の風に吹かれた気持ちになる


あの日も雨が降ってたっけ



車を運転する父と,助手席に話し相手の兄がワイパーと水滴の景色に良く溶け込んでた
「明日のイベントは来た方が良いよ」
車内ではそのイベントに出演するバンドマンの楽曲たちがスピーカーから零れてきて,そんな言葉が兄から野球ボールのようにポンと後部座席に放られる
まだライブハウスにもギターにもバンドにも触れたことのない普通の円周率3.14の高校1年生が座ってて,
何故かその高校生はふとした興味心からグローブを瞬時にはめ
その翌日
未知の世界に手をかけることとなる


そのイベントがまさにSET YOU FREEだった
会場は宇都宮KENT,扉を開けると今まで触れたことのない空間が暴れてて,熱気と汗と歓声とが全て入り混じった雰囲気にただただ圧倒された
その中で遠くに光る演者達を見て,まるで映画のワンシーンを覗くように
その映像に夢中になり,やがて吸い込まれた
ライブ後,SET YOU FREE Tシャツを片手に会場から吐き出された俺はSET YOU FREEという概念に染められた

”SETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREE...”

何故か光彩に引き寄せられる虫たちの気持ちがわかってしまうくらい,魅力がたくさんたくさんあの箱には詰まってた
こんな世界を作ってしまう金髪の強面のひとに憧れと尊敬を抱き,それからというものSET YOU FREEに出てるバンドを次から次へと調べ,また魅了されてく自分がそこにはいた
DiSGUSTEENS,Wimpy's,piggies,DUDOOS,NOT REBOUND,GOING STEADY,LINK,WATER CLOSETその他,数えればキリがないくらい

憧れのSET YOU FREE
いつか自分もそのステージに立ちたい
そんな思いが歳を重ねるにつれ強まっていった

大学生になりオリジナルバンドTHE MONMONSを結成し,東京,横浜でのライブ活動を続け,3年生の時には兄のバンドTHE CiSTEMSのギターとしても加入した,ライブの文字で埋め尽くされた大学生活に充実はしていたけれど,どこか1ピース足りないパズルの上で生きてるような
そんな気がしてた

”SETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREESETYOUFREE...”


俺の心からの度重なる祈りが通じたのか
ある日,地元宇都宮のSET YOU FREEにTHE CiSTEMSが誘われた
嬉しくて嬉しくて,はちきれんばかりの感情が溢れ出す
煌めく星々が目から飛び出すあのクレヨンしんちゃんの姿を容易に連想できた

様々な気持ちを抱き,光る場所へと歩を進める,思いはヒトツダケ
SET YOU FREEに爪痕を残し,SET YOU FREEと共に全国へ,様々な土地へ,
爪痕を残したい
ただそれだけだった

だが

結果は擦り傷さえつかなかった
それ以来,宇都宮以外どこにも呼ばれることもなく,平行線な日々が何年か続いた

そして

THE CiSTEMSは解散

数週間が経ち
途方に暮れる俺とbeebeeが描いた景色,それこそがKiNGONSそのものだった

KiNGONSとして幕をあけ
初めて宇都宮のSET YOU FREEに出た時,
正直自信はなかった
長年挑んできた強敵にやられ続け,
その敗戦の香りが知らないうちに自分の心に媚びりついていたせいなのかしれない

しかし

ライブ後,千葉さんから初めてプラスの言葉をもらったのを今でも覚えてる
面食らった気持ちになり喜んでよいのか少し戸惑った
でも
やっぱり

嬉しかった

それからだ
SET YOU FREEに少しずつ出演の機会が増えはじめたのは
浅草を皮切りに高円寺,郡山,いわきと
小さな雨粒が水溜りに落ちて,波紋を広げるかのようにKiNGONSは少しずつではあるが,全国へSET YOU FREEと共に羽を広げていった

そして
いつの間にかKiNGONS号の助手席に乗り,ライブ日程を決めてくれる千葉さんがそこにはいた
SET YOU FREEを乗せて走る車内で
後部座席から見える金色の髪が目に映る度に
嬉しくて嬉しくてたまらなかった

2012年初のkjバースデーライブが神戸SLOPEで行われ,
ライブ後,少人数の打ち上げの席で千葉さんに言われた5文字の言葉が今でも忘れられない

◯◯◯◯◯

こんな1+1=2のような単純明解な言葉がのび太くんの部屋の引き出しみたいに
時を超えてkjmonmonの心をいつでも動かしてくれる


4年間

俺たちと千葉さんは年間150本近くのライブをして,
たくさんの時間を積んできた
忙しく,辛い日程の中でも
その大半は笑ってた

疲れてるはずなのに車内はいつも元気で,
真っ暗闇に見えない光が灯るような気がして,
高速道路に延々と転がる笑い声に励まされて,

世界共通の言葉が英語とするなら

俺たちと千葉さんの間には英語以上のものが沢山あった

全国色んな土地へ飛んだ
日本だけでなく,台湾,アメリカ,イタリア,フランス,スペイン,ドイツ,ベルギー,オーストリアと様々な場所を駆け巡った

嬉しい時も,悲しい時も,楽しい時も,辛い時も,
家族よりも誰よりも
この5人で共有した時間は最も多く,揺るぎないものだった

4年間の月日は
そっと俺たちをすり抜けて,
沢山の思い出を引き連れて,
別れの切符を手渡しに,

2015年7月4日京都磔磔へと辿り着く


京都磔磔ワンマンライブ


この日を持ってSET YOU FREEと
バイバイした

大好きで大好きで
憧れていたあの光輝くイベントに手を振った

2002年初めてSET YOU FREEに出会った時に購入したSET YOU FREE Tシャツ
あの時の衝動を纏うようにしてアンコールに挑んだ
”時は金なり”っていう言葉が身に沁みるほど
瞬く間にアンコールは去って行った

楽屋に戻り
Tシャツをがむしゃらに脱ぐと
SET YOU FREEの文字がライブ後の
俺の黒目に飛び込んでくる
13年も経つと生地もボロボロでロゴも見づらくて辛うじて”5th ANNIVERSARY”が見えるくらい酷いもんだった

でも
やっぱり大好きで

Tシャツのロゴが見えずらいのは

俺の瞳のせいで

俺が弱いせいで

涙は嬉しい時にも,悲しい時にも出てくるから
出たがりで
まるでKiNGONSのメンバーみたいだなって思った


そんな俺らを
本当に…
4年間どうもありがとうございました

続けていればきっと交わる点がある
音楽は点と点を繋ぐ作業をしてくれる
いつかまた会う時に

”We are KiNGONS!!!!!!!!!”

って胸を張って言えるように

”◯◯◯◯◯”

って言われるように



SET YOU FREE

ありがとうございました

千葉さん

ありがとうございました



そして

7月4日京都磔磔ワンマンライブに来てくれた皆
ありがとうございました
企画してくれたしのやんさん
ありがとうございました
騒音寺のみんな
来てくれてありがとうございました


ここからが出発だ
ここからが新たな出発なんだ

うん

これからのKiNGONSを

楽しみにしててくれ


2015/07/07 (Tue) 3:30


today : 5 yesterday : 48


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