夕方から夜にかけて色が深まっていくと
公園のベンチから垣間見える自販機の光が
少しずつ主張を強めてく
暗くなった景色に浮かぶ蛍光色を眺めていると
過去に起きた悲しい出来事などが少しずつ思い出されて,その光に滲んでいくような気がして,少しだけセンチメンタルな気持ちになる
雪印のコーヒー牛乳を飲み干し
風にたくさん吹かれた夕方は綺麗だった
夜に染まる前の空は
水色とピンクとオレンジ色と沢山の色彩で埋め尽くされていて
こんな優しい色って他にないよなって思うくらい綺麗で
俺が先生だったら100点をあげてた
さぁ
家に帰ろうか