この日記は私の個人ブログですが、たま〜〜には、バンドのことも書いとこうかなと思います(笑)ドラムやジャズばっか書き過ぎて、PLANETBLUEのことを忘れられちゃうのも哀しいので(爆)まあ〜、いつもの独り語りから。
イベントを見に行くと主催者の力量がわかる。個々に素晴らしいのはもちろんのこと、イベントのコンセプトや流れにあった選別や流れ作りができているか。みんなが楽しめているか。
バラッバラのイベントもある。そうすると、ただの対バン形式と同じで、そのイベントにわざわざ行こうとは思わなくなる。イベントの場合、割と長くそこに居ることが多いので、打ち出すものがはっきりしていたり、流れができていると心にすっと入ってきて心地よい。そんなイベントだとついつい足を運んでしまう。
アルバムもそう。どんなにいい曲でも、そのアルバムのコンセプトに合わないものははずす。どんなに自分が好きな曲でも、そのバンドであったり、プロジェクトであったり、その趣旨に合わないものは持ち込まない。それは聴き手にとっては、大変ありがたいことだと思う。一枚のCDをプレイヤーに入れる。音楽に合わせていろいろな感情が動く。そこに一曲でも流れを壊す曲が入ると、どんないい曲でも、「今、それを聴く気分じゃない。」と私はプレイヤーを止めてしまう。ライブもきっとそうなんだ。感情の流れが最初の曲から最後の曲まで、すう〜〜〜っと流れに沿って気持ちいいとき、「ああ、もっと聴きたい。」と帰りに思う。インプロでそれができるアーティストはすごく感受性豊かで、尚かつ、お客さんの感情の流れをわかっているんだなぁ〜〜〜。すごく素敵☆
アルバムとかイベントとか、それが出来ているのはプロデューサーの力だったりするから、陰の、アーティストとは別の、裏方の方々の才能なのか〜〜と感動することも。だから、ただのアーティストではなく、アーティストであり、しかもプロデューサーである人はすごく尊敬する!!!
トータルで観る力というのは、一朝一夕で身に付くものではないと思ってる。客観性、冷静な分析力。世の中の流れ、業界の歴史や流れ。お客様の今日の空気や感情の流れを感じる力。それらの一部でも身につけるのに、どれだけの時間とエネルギーと視野の広さが必要なのだろう。。。個人的な「好き嫌い」という感情や、音楽を好きという実感だけでは、あまりにちっぽけに感じる。。。だから、成功させてるイベンターさん初め、何かの主催者や裏方さんには、本当に私は敬意を払う。
バンドでもプロジェクトでも、イニシアティブをとる側の力量が問われている。それに従えるかどうかメンバーの力量も問われている。その趣旨を理解した上で、独善的にならず、メンバー同士が、「それなら!」と感動してインスパイアーされるものを、それぞれ持ち込んでくる。バンドを理解しているかどうかがそこでわかる。和というのは精神論になってしまいがちだが、和というのは、もっと頭脳プレイ的な判断力もあると思っている。結局、思いやりとは、理解力と想像力と愛情の総合力だと思うから同じかな!? (笑)たとえ個人的な主張をあまりしなくても、それが自然にできている人は尊敬してしまう。主張をしつつ、それがあまりにもトータルで観る力があるというか、理にかなっている人は本当に尊敬してしまう。
本当にわかっている人は何も言わない。わかってないから、こうやって忘れないように日記に書く。本当はとっても恥ずかしい。でも、これが今の精一杯な自分。
「バンドって、バンドの音楽性があって、それに合うメンバーを探すのが筋だよね。PBはメンバーが変わる度に音楽性が変わるな〜って思ってたんだ。」4月頃そんなことを言われました。すっごく反省。「もう変わらないよ! だから、今の音楽性にあったメンバーを探すんだ!」そう答えたら、その人は、「そうだよね〜〜。それが普通だよ〜〜。その方がいいよ。」って納得してくれました☆
哀しいかな、音楽性の違いを理由にメンバーを二人失ったPLANET BLUEですが、今の音楽性に添ってくれる素晴らしいボーカリストを見つけました!! 前、気に入ったPLANET BLUEの曲がもう聴けないんじゃないか? そんな不安をライブの度に来てくれている、今のお客様に抱かせないよう、頑張っていきますので、皆さん、楽しみにしていてください!! そして、前よりもっといいものをお聴かせしたく、精進しますよ〜〜〜♪
そして、そんな中で、いろんなライブをやる中で、いろんなアレンジやチャレンジをしていきたいと思います。今回は○○風とかテーマを決めてね。きっと飽きないと思います。楽しみにしていてね☆
富田 彩水香