【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。


湖の状態
湖の状態
母と娘がテーマのオムニバス漫画を読んだ。娘として生まれて母親との関係性に葛藤を抱かない女性なんていないよね。わたしは母親になったことが無いので逆の状態はよくわからないけど、普遍的なテーマだ。泣きました。

母親に限ったことではないが、愛情を感謝で割って割り切れる相手なんていない。恨みを憎しみで割って割り切れる相手だっていないだろう。割り切れ無い部分を自分の持ち物としてどのように扱うのか、それがその人らしさを決定付けるのだなと思う。
取り扱い説明書なんてどこにも無いし、正解なんてものも無い。ただそこにその人らしさがあるというだけのことなのだけど。

もうかれこれ20年近くも前になるだろうか。インターネットの大海原で奇跡のように見つけた日記の中で、心を湖に喩えて、『その湖がどんなに濁ってしまったとしても、枯れる事の方が自分は怖い』というような事が、実際はもっと流暢で素敵な日本語で書かれていたのだけど、この一文は今でも自分の中に残っていて、時折「で?今のあなたの湖はどうなのよ」と訊いてくれるのだけど、最近ちょっと枯れ気味だったかも。うん。

さてさて。

※ちなみに上記の日記の作者さんとは実際にお会いして、ありがたいことに今でも親しくさせていただいています。
2023/01/12 (Thu)



時間を愛する
時間を愛する
歩いて行かれる範囲に新しい古書店(ややこしい)を発見した。この地域には元々2つ古書店があったのだが相次いで閉店してしまい古書店不在となっていたところに「復活させます!」と昨年オープンしたようだ。
真新しい店内に入ってみると店主と思われる男性はまだ若そう。今やメルカリもあるし大手チェーンの古本屋もあるしわざわざ新しく古書店を構えようというのはなかなか気骨が必要なのではないだろうか。でも、そういうのっていいなと思った。本が好きなのはそりゃあ当たり前だとして、彼は自分の選んだ古書店という商売にまつわる全ての時間をきっと楽しんでるのだろうな。
広くない空間は老若男女で静かに静かに賑わっていて気持ちが豊かになった。

買い取りもジャンルを問わず行っているとのことなので、年末に何冊か引き取っていただいて、そのかわりというわけではないけれど、全然知らない人の全然知らない小説を買ってみました。はじめましての文章を読むと頭がいかに固くなっているのがよく分かる。読書も筋トレやストレッチと同じだな。脳みそがうごうごする。
2023/01/08 (Sun)


あの光
あの光
この年末は、なんだかあの年の年末によく似ている。あの時がそうであったように来年はわたしの心の中にある美しく大きな力を取り戻そうと思う。

わたしは何も目指さない。
わたしはそのようには設計されていない。

ただわたしの心の中にある美しく大きな力を取り戻す。
2022/12/31 (Sat)


ベルボトムブルース
ベルボトムブルース
『人生で大切なのはお金ではありません。お腹を温める事です』という看板を掲げた整体院?を見かけてしまった。健康とお金は同一線上で比較するものでは無いのでなんとも微妙な気持ちになったが、それはそれとしてお腹を温めるのは確かに大事である。

『あずきのチカラ』という商品があって、まあ有名なので知っている人も多いと思うけど、あずきが入った袋状のものをレンジでチンしてお腹や目の上などに当ててじんわりと温めるというものだ。これは自分は多分出始めた当初から知っていて、当時はただ丸いだけの形状だった。鈴カステラみたいなカラーリングで直径12、3センチくらいだったと思う。2つばかり購入して愛用していたのだけど、気がついたら肩に乗せる形だったりアイマスクの形状だったりと商品が随分と進化していて、シンプルな丸いやつが無くなってしまい、なんとなく気持ちが離れてしまった。良いのはわかる。わかるんだけど肩に乗せるやつはかさばるし、アイマスク状のものはなんか物足りないし、あの丸いのが良かったんだよと横目でみてた。ただでさえ繰り返し使えちゃうのに、汎用性が高い形だと数が売れなくて商売的にアレだから用途別に色んな形状を用意しているのかな〜とか思ってた‥のだが、昨日店頭で丸じゃないけど良い感じのサイズのものを発見!お腹に当てるにも腎臓部分に当てるにも首に当てるにもちょうどいい感じの大きさと重さ。2つ用意してお尻のほっぺにそれぞれあてがうのも良し。これだよこれこれ。こういうのが良いんだよとイソイソと購入。自分が見つけられなかっただけでずっとあったのかな。わからないけどありがたい。

身体が温まるというのはなんてしあわせなのだろう。断言するけど、気持ちが沈んでいたり落ち込んでいる時ってだいたい身体が冷えているんだよね。お腹もそうだけどお尻を温めるとものすごく元気になる。ホットストーンセラピー(?)用の石も大きいやつを何個か持ってるんだけどなにしろ面倒くさくて。いや別にお湯で石を温めるだけなんだけど、レンジでチンの手軽さには敵わない。あずきのチカラ大好き。しあわせって簡単。(尻を温めながら)


最近ジーンズを新しく購入した。なんとなくちょっとワイド目のストレートで色は薄めのブルーがいいかなと思ってたのだけど、結局フレアタイプにした。フレアパンツは自分がイケイケだった若い頃によく着用していたので、現代に相応しいのかどうか正直よくわからない。わからないのだけど、はっきり言ってメチャクチャ似合う。イケイケだった頃の記憶がそのように感じさせているのではという疑惑に少々怯えてはいるが、多分だけど体型的に上半身にボリュームがあるから(胴体寸詰まり)、裾広がりの安定感がしっくりくるのだと思う。ちなみにスカートもマーメイドシルエットが似合う‥と自分では思ってる。
お店の人に「フレアパンツってどうなんです?定番ってことでいいんですかね?」と訊いてみたら、世間的な流行りというのは色々あるけど、商品としては定番でずーっとありますよとのことでした。
今回買ったパンツは股上が自分の骨盤に絶妙にフィットして大変に気に入ってしまった。

それにしてもジーンズって昔は固くてゴワゴワだったけど今は本当にどれもこれも履き心地が良い。普通のジーンズでもこんなに楽なのにさらに輪をかけて楽なシリーズとかもあって、これ以上楽である必要あるんかとびっくりしてしまう。で、普通に格好良いしね。昔のあのゴワゴワはなんだったんだと思いつつ、ちょっと物足りない気持ちもある。日々気合入れて履いていたよな。

は。そういえばベルボトムって最近耳にしないよね。死語なの?
2022/10/30 (Sun)


ストレスフリー
ストレスフリー
先月オーダーしたブラウスが出来たとの連絡が入ったので速攻で引き取りに行った。このお店ではワンピース、スカート、ブラウス等がオーダー出来るのだけど所謂職人さんの仕立て屋?というわけではなく、縫製は海外の小さな工場に外注しているとのことで、その分お手頃な価格で気軽に注文が出来るのだ。揃えてある生地も個性的なものが多くてカジュアルに楽しめる。

今回初めての注文だったので正直品質に不安があったのだけど、実際に出来上がったブラウスは大層素敵であった。店内で試着したのだけど、感動しちゃって着用したまま帰宅。
縫製の丁寧さとかは正直ちょっとわからないけど、ちゃんと採寸して作ったブラウスは、ブカブカなわけでもないのに胸囲も腕周りも肩周りも引っ掛かりがなくて、ストレッチ性が皆無でも着ていてとても楽。そして腕の長さがぴったりという事がこんなにもストレスフリーなのだという事もわかっってしまた。今回注文したのはヤワヤワのシフォン生地のブラウスなんだけど、特にこの手の質感だと、腕の長さが合わないと本当に一日地味に嫌な思いを強いられるのですよね。腕まくりしてもすぐにスルスルと落ちてきちゃうし。
興奮してお店の方に「サイズ!やっぱりサイズ大事!」と熱心に話してしまったのだけど、その方も「そうなんですよね!っていうか既製品で体型に合う服を探すってかなり無理じゃないですか!?」と言っていて、熱く語り合ってしまった。(その店員さんも元々お客様側だったそうです)

で、ついつい同じ形のブラウスを別の生地で注文してしまいました‥。ぬ、沼‥。リボンタイのかぶりのブラウスなんだけど、今度は襟元のVの空き具合をもっと深くしてもらうことにしました。クリーム色がベースのアニマル柄のような感じの模様でジャージ素材みたいなストレッチ性のある生地です。また一ヶ月後くらいに出来るので楽しみ。
こうなるともう既製品は買いたく無いなー。少しづつ入れ替えていこう。

今回のお店とは別に実は気になっているお店がある。こちらはその道50年の職人さんが営んでいるワイシャツ専門のお店。とても品質よく実直に作ってくださるようで、先日ジャケットをオーダーしたお店とセットで贔屓にしている人が多いみたいです。
ただ、基本的には紳士用のワイシャツを仕立てているようなので、自分が欲しているようなオープンカラーのシャツとか、ボウタイシャツとかを作ってくださるのかがよくわからない(HPとかSNSとか無いし‥)。なので今度直接行って訊いてみようと思っている。お値段は多分今日のお店の倍くらいになるのかなーという感じ。

気軽に楽しめるオーダーももちろん良いけど、こういう地元の職人さんにもちゃんと課金したいのですよ。うまく使い分けながら素敵なお洋服をコツコツ増やして行きたい。いや、本当は「20万円くらい握りしめて総入れ替えすればよいのか!?」と極端に走ってしまいそうになるんだけど、自制自制。丁寧に地道に頑張る。
トラディショナルな赤いタータンチェックで仕立ての良いキレイなボウタイシャツとか作っていただいて、大事に大事に20年くらい着たい。

洋服なんて既製品でいくらでも安価に買えるけどね。でもそろそろ服を消耗品にするのはやめたいのですよ。ワンシーズンの使い捨てでゴミを増やすとか、やっぱり良くない。気持ちが貧相になっていく。(自分は)

自分は格好良い老人になりたいのだけど、そのようになれるかなれないかは、今くらいがギリギリの分岐点のような気がしている。今までのような感じで今後10年過ごして、その後から「さあ、格好良い老人を目指すぞ」と頑張り始めてもちょっと遅いよなと。洋服は一つの象徴。

どうせあと30年とかだもの。わたしは豊かな気持ちで人生を送り、健やかに死にたい。
2022/10/13 (Thu)


洋服の並木
洋服の並木
自分の体型には昔からずっとコンプレックスを持っている。コンプレックスくらい誰でも持っていると思うが、それは各自どうぞ大事に持っていてくださいとしか言えないので悪しからず。

胸板厚子の首短族なのだ。胴体も短いのできっと脊椎の一つ一つが短いのだと思う。(キリンだって首の骨は7つだって言うしね。)さらに年齢とともに骨と骨の間の隙間が重力で狭まってくるから、ますます上半身寸詰まり状態が加速してきてどうにもならん。水泳選手とかプロレスラーみたいな力強さを感じるが、実際には体力も無いし力も強くない。完全なる見掛け倒しである。
ちなみに胸板の厚みについては(カップのサイズではなくあくまで胸板です)長年喘息の吸入薬を使用している影響もあるのかなとは思っているがどうだろうか。
華奢な女への憧れをいつになったら捨てられるのだろう。早く楽になりたい。

本題。上記の通りの体型なのでシャツやブラウスがキレイに着用出来ないのが大問題で、首が短いから普通のシャツなら第二ボタンどころか第三ボタンくらいまでがっぴろげないと見た目もスッキリしないしボタンとボタンの間に隙間が開いてみっともない。開襟シャツもかなり深いVじゃないとあまり意味が無い。
だからと言って胸板に合わせてサイズを選ぶと今度は肩がキマらない。ドロップショルダーの服がずっと流行っているような気がするけど、これは自分には似合わないので肩幅はジャストサイズが良いのだ。洋服においては肩幅の1cmの違いって本当に影響が大きいですよな。
服の事で悩むのが心底イヤになって、行き着いたのがオーダーメイド。もう自分サイズで作ってもらうしか無いじゃんね。
しかし貧乏OLの自分がそんなにホイホイとオーダー出来るわけもなく、お手頃価格で作ってくれるところは無いものかと探したら、谷中に気軽に注文出来そうなお店を見つけてしまった。シャツやブラウスのオーダーと言うとスーツ屋さんとかがやっているイメージがあるけど、そこはもっとカジュアルなデザインで作ってくれるのだ。いそいそと赴いて、生地とパターンを指定して採寸して1枚注文した。これはまだ完成していない。1ヶ月くらいかかるようで、多分そろそろ出来るのかなーという感じで、(気持ちとしてだけは)首を長くして待っているところ。Vネックのリボンタイのかぶりのブラウスです。

ブラウスをオーダーしてからというものずっと考えているのだけど、人の体型なんて千差万別なのだから3cm刻みの既製品で自分にピッタリなんてそもそも無理なんだし、そうかと言って一般的な日本人には洋服を自分で作る技術もオーダーメイドする発想も余裕も無いから、オーバーサイズ気味だったりリラックスした感じのデザインが流行るんだよね。流行るというか、もはやそれがスタンダードなのかな。ブラウスやスカートくらいは自分で作れるようにしておいた方が人生楽しそうだな。

で、さらに本題。実は昨日ひょんな事から自宅の近所にスーツのオーダーメイドのお店があって、そこが知る人ぞ知るモッズスーツの聖地でなんとミッシェル・ガン・エレファントも顧客なのだ(だった?)と知ってしまった。ええーと思って場所を確認したらすぐに分かった。「ああ、あそこ!?あれってちゃんとお店だったんだ‥」みたいな感じのところ。マジかー。
色々調べたらまあ評判の良いこと。わたしはスーツは着ないけど、格好良いジャケットは欲しいと思っていて、HPを確認したらジャケットのみのオーダーもOKとのことだったので鼻息がフガフガ荒くなってしまった。
わたしにはやけにフットワークが軽い一面があるので、早速今日行って来ちゃいましたよ。いや、実は店の前まで行って「これが‥店‥?な の
か‥?」と及び腰になってしまって、くるりと引き返そうとしたのだけど、その時にちょうど目の前を通った車のナンバーが313でね。上の小さいナンバーも313でしてね。313ってのは自分の誕生日なのでなんとなく後押しされた気になって思い切って入店。じゃじゃーん。

いやメチャクチャ緊張しました。「いらっしゃいませー(おじぎ)」みたいな感じの店じゃ無いんですよ。

「あのぉー。えっとぉー。ここってジャケットとか‥作ってくれるんですよね‥?」とか声を掛けてみると、どんなのを作りたいのかと訊かれたので、

「えーっとえーっと‥ちょっとよくわかりません。仕事とかで着るわけじゃなくて‥。あのー普段から着るような‥。寒い時に羽織れる‥。何か‥よくわからないんですけど‥。えーっと‥格好良いジャケットが欲しいです‥。それであのー、下はいらないです‥」

我ながら馬鹿なのか?馬鹿なんだな?

なんだかんだと見本を見せてくれながらヒアリングをされて1つボタンの短めの丈のジャケットに落ち着きました。寸法はサンプルのジャケットを着て、そこから足し算引き算してましたね。「自分は数字でわかるけどお客様は着ないとわかりませんからね」とか言っていらしたな。
もう少し寒くなれば薄手のニットくらいは下に着たいし、とにかく胸板付近が窮屈になるのが嫌だとお話して、そうかと言ってあんまり余裕がありすぎても不格好になるし‥とか色々話しました。

もちろん生地も選ぶのだけど、イタリア製のとっても素敵なウールの生地を見せてくれて目がハートになってしまった。黒なんだけど、なんとも言えずしっとりとした光沢が上品。こっくりしたキャメル色とかも良いなと思ったんだけど、とにかくその黒が素敵で。でも高い。素敵なだけあってお高い。49,500円(税込)。貧乏OLが悩まずにお支払い出来る金額ではない。金額ではないのだが‥。「ち、ちなみに3万円台で作るとなるとどんな生地がありますか?」と訊いて、色々見せてもらって、どの生地も素敵ではあるのだけど、その黒を見てしまった後ではハートに響いて来ないわけ。ここで1万円をケチっても仕方ないので、エイヤ!と素敵黒に決めました。表の生地に合わせて裏地とボタンも選んですごく楽しかった。
女性物のジャケットってポケットが飾り物だったりする事も多いんだけど、もちろんそんな事は無いし内ポケットもちゃんとある!嬉しい!

11月15日に取りに行けるそうで、その時にまた微調整すると言ってたな。

なんて‥なんて豊かな事をしてしまったのだろう。ジャケットなんて15,000円くらい出せばそれなりの物が買えるだろうし、ファストファッション系ならもっとお手頃価格で売ってるのに。わざわざそんな‥。わたしって素敵だな!
先日のコートと合わせて20年は現役で頑張ってもらう気満々なんだけど、毎年毎年毎年毎年今くらいの季節の変わり目になると良い感じの素敵な羽織ものが無くて困っていたから、それが解消されるとなるとそれだけで気持ちが軽くなるな。ウールのジャケットなら10月〜12月くらいまでは活躍するよね。防寒機能としては、早春も活躍はしてくれるだろうけど‥、それはそれでまた違う感じの生地で作りたくなっちゃうな。うふふ。うふうふ。

まあ、当分はモヤシ生活覚悟で。 
ちなみにお店の様子はこんな感じで、実際はもっとカオスです。
https://youtu.be/Afr4Qw9YVxU
2022/10/09 (Sun)


奇跡のコート
奇跡のコート
寒い。寒すぎる。

思い立って海に出掛けたのは一週間前。その時は暑くて暑くて10月だというのに水着で遊んでいる民がたくさんいて驚いたというのに急に冬の気温。
わたしはリナビスという宅配クリーニングを利用しているのだけど、秋冬のアウターは来週戻ってくる設定にしているので急な寒さに上手く対応することが出来かねている。ウルトラライトダウンくらいがちょうど良さそうなのに。

アウターと言えば、先日とある公園のフリマを冷やかしに行った時に良さげなコートを手に入れた。みっちりとしたウールのチェスターコート。シンプルながらキレイで品があって、長く着られるデザインだと思う。手にとって睨んでいたら出品しているお姉様が「○○だけど1000円でいいよ。すごく良いコートだよ!」と話しかけてきた。わたしはファッションに疎いので〇〇を知らなかったのだけど、とても良さそうなお品だと思たのでお譲りいただきました。
後でタグをみて調べたら、まあまあ良いお値段のようでした。コートだと6〜7万円くらいの価格帯。我ながらセコいとは思ったけどメルカリで検索したら同じコートの色違いが15000円で出品されていたので鼻の穴が広がりました。

わたしが数年前から『奇跡のコート』と呼ぶようになったコートがある。もう15年位前(もっと前かも?)に、やはりフリマで50円だか100円だかで買ったもので、ごくごくシンプルなウールのフーデットコートなんだけど、これがやけに頑丈で全然傷まない。特に大切に手入れをしていたわけは無くて、針金ハンガーに掛けていても全然型崩れしないし、ブラッシングしなくても毛羽立ちもしなけりゃ毛玉も出来ない。大人なので激しく汚すことも無いし、デザイン的にもあんまり流行りとか関係無い感じ。強いて言えば若者向けのデザインなのだろうから、シンプルとはいえここ数年の自分に似合っていたのかは正直よくわからないところがやや気になるが、なんかずっと着てた。
物としてはまだまだ全然現役で着られるのだけど、流石に自分の体型の変化により窮屈になってきていたので、これから先20年は、先日のチェスターコートに二代目奇跡のコートとして頑張ってもらう事にしようと思う。予め奇跡を期待するのもどうかと思うが、それだけのポテンシャルは持っているはずだと信じている。70代くらいになって、このコートをかっこよく着こなせていたらいいなー。

ちなみにいくら寒いとはいえこのコートはみっちりしすぎていて、ちょっとまだ着れません。12月〜1月くらいがちょうど良さそうかな。
2022/10/08 (Sat)


いい感じの棒
いい感じの棒
逗子海岸に行ってきた。
駅の近くにある土着の喫茶店が最高だった。カミーナというお店なのだが、あちこちにヒツジヤと書いてある。店主さんに訊いたら元々はお父上がヒツジヤという洋装店をされていたのだそうだ。そこを喫茶店に改装したのですって。なるほどやけに鏡が多いわけだ。
海老とアボカドのクレープをいただきました。美味しかった。

海岸では裸足で何往復かノロノロ歩いた。10月になっても海水浴って出来るんだな。水着で遊んでる民がいっぱいいました。
海に向かって取ってこいをしている大型犬が心底楽しそうで、見ていてしあわせになってしまった。躍動感満載。棒を咥えて走ってる犬もいた。
棒は良い。あれほどまでにワクワクするアイテムが他にあるだろうか。人間は60過ぎても70過ぎても良い感じの棒でワクワク出来るらしいですよ。とても楽しみですね。

流石に日焼けをしてしまったのでビタミンCパックなどを買って帰宅。色々塗りたくって顔面が忙しい。

人生の目的は元気に生きて健やかに死ぬ事だ。それさえ忘れなければだいたいしあわせ。
2022/10/01 (Sat)


GR
GR
最近、数年間放置していたデジカメを引っ張り出して遊んでいる。RICOHのGR DIGITALW。もう10年以上まえの機種なんだけど楽しいが過ぎる。コンデジの中では高級みたいですね。よくわからないけど、自分は高価なオモチャという感覚です。

Eye-Fiという転送機能がついているSDカードを使っていたんだけど、何年か前にスマホの機種変更をした時に設定が面倒だったのと、そのスマホのカメラがまあまあ良かったのでなんとなく仕舞い込んでいて、しばらく経ってまた使おうと思った時にはEye-Fiのサポートが終了していて更に面倒になってそのまま放置していたのですよね。
最近またデジカメで遊びたくなったので引っ張り出して、今は仕方ないので有線でスマホに転送しています。

Eye-Fi時代は撮ったものがそのまま勝手にスマホにどんどん転送されていたので、撮って出しが出来たりしていたんだけど、今は自宅に戻ってからまとめて転送するので面倒ではあるけどこれはこれで楽しいとも言える。昔のフィルムカメラは現像するまで確認出来なかったのですものね。今とはワクワク感が全然違っていたのだろうなー。

全然賑わっていないわたしのInstagramにせっせと撮ったものをアップしているんだけど、アホみたいだけど自分で撮った写真を眺めるのがすごく好きなんですよね。ほんとアホみたいだけど。

https://www.instagram.com/skmk_e

写真の面白さって何なんですかね。よくわからないですね。良し悪しとなるともっとわからないですね。カメラもよくわからない。わからないけどもし買い替えるなら同じGRのシリーズが良いなと思ってる。最新機種13万円ですって。ヒィー。

2022/09/24 (Sat)


 
政治家への怒りや暮らしの不満、未来への不安は投票所で表明を。
2022/07/08 (Fri)



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