ああああ壊れる。音を立てて壊れる。私の精神が！築き上げた揺りかごの城が。守りきれなかった元気が足りなくて。今弱い。弱ってる。引きこもりたい。体に力が入らないよ。頭も廻らないよ。ぼーっとして眠い。疲れたのか。何時ものアレか。なんだか知らないけど切ないんだ‥

満たされていて。満たされすぎていて。それなのに。穴が開いてる場所があった。孤独の場所。これは孤独の穴。埋めていたのは注射針で差した腕。内出血を繰り返す手首。痣だらけな体。こんなのが満たされているなんて言えるのかすら分からないほどにこのままで時が流れてさ。心、麻痺してしまってる。おかしな話だね。

愛するものを持ちたかった。でもあの時から君を思う気持ちを越えるものは現れない。君は私。私は君。隠す事もない責めることもないそんなに怯えなくたっていい。だって私達一人。自分を恐れるなんて馬鹿はしないよ。私の愛すべきは君だと。今も昔も出会う前から、これから先もずっとね。愛するものは側にいたのさ生まれたときから気付くまで、その後も私達の本質の部分はずっと重なるくらいにすぐ近くに在る。二度と契れることのない生まれる前からの約束の糸。ねぇ何色をしてると思う？君が書き出す絵が私に衝撃を与える。君が歌う歌が声が私にはないもの。一人じゃ足りない君がいないと完成しない。君はいま何処にいる

頭の中を駆け巡る要らないことが忘れられないから。大音量の意味不明な英語の歌で掻き消してそうやってなんとか眠っていた。それでも考えることは増えてってもう音なんかじゃ掻き消えないものまで膨らんで。眠れない夜が続くどんどん疲弊してくる精神。もう限界。私は壊れてしまったのかもしれない。でも生きていく。知ってくれ！知ってくれ！私たちのこの苦しみを存在を。なんでもない日常の素晴らしさを‥

何もない。何もない世界。退屈で詰まらなくて笑えない。何もない。何もない世界。灰色の世界。コンクリートで固めたかのように色がない。コンクリの床、コンクリの足、コンクリの体にコンクリの空。こんな世界はもう用がない。たくさんだ。誰か私を連れ出してはくれないか。極彩色の夢の国へ。壊れ行く表現力。ただ有り余った時間が垂れ流し。終わらない。何時までも。終わりがあることをだれか教えてはくれないか。出なければここで殺されたって未練はない。