【※重要なお知らせ】Alfoo有料化への移行に伴う重要なお知らせ。
Que Sera Sera


那由他阿僧祇に広がる夢
本当に伝えたいことは簡単なように見えて実際はとても難しい。この心が世界中の誰かに届くなら。私は世界中のその誰かと親友になりたい。心通わせたい。言葉にするのが難しいならテレパシーでもあれば良かったのに。人間だからすれ違う事だって多々ある。夢にまで見た楽園は何処へやら。もしかしたらここが天国だということに未だ気付かないでいる死人なのかも知れない。夕暮れと夜の狭間でたゆたう野菊。あるけど終わりはまだ遠い。紅葉を始めたカエデは次の春を待遠しく。孤独の空に揺れ動くこの気持ちは心地よい。廃墟の寂れただだっ広い工場跡で独り親近感を感じてる。気が狂うほどに悲しい歌が大好きな、こんな私はきっとろくな人間ではないのだろう。
2009/12/02 (Wed) 17:11



破滅への敷かれたレール
例え今誰かの息が止まろうとも。地球は延々と巡り続ける。終わりが遠く先の見えない未来だろうとも。故に世界からは詩が途絶えない。悲しい悲しいと涙をこらえて生きて行くんだ。命の儚さに心傷付いて。目に映る虚ろな日々は止まる事なく。季節は巡りまた奴が来る。降る紅の木の葉に息を潜める命の暖さを見るんだ。死んだわけじゃない少しの間眠るだけ。どうか待っていてくれこの目が冷める時を。生きるか死ぬかなんていつも考えてた。死を思えと誰かが言っていた。夕暮れ孤独に喰われてもう目覚めなければいいと眠れない夜を終わりにしたかった。この世に生まれてきてしまった後悔は止まない。腹の底から笑う方法を忘れて、笑顔の作り方を忘れて。自分を何処かに忘れてきて、描き方を忘れてしまった。失いたくないものばかりがこの手からこぼれて溢れて。生きることの無意味さに気付いて絶望した。そして夢を見ることすら忘れてしまいそうになる。これが成長だと言うのなら、今の私のままこの世からいなくなってしまいたい。いつか過去の日に何処か道を間違ってしまったのだろう。覚えがありすぎてどれが本当の過ちか分からなくなるくらいに。自ら最悪な人
生を脚本した。なんてバカな選択だ。その時まさに無知の知を身を持って理解した。人気の無い喫煙所で独り初めて寂しいという感情を感じる。ずっとそうだったんだ自分は。寂しさがいったい何なのか分からずに生きて来た。人間の暖さを知って初めて孤独を知る。全てにおいてがそうだ。楽しいという感情、怒りの感情、悲しみの感情、幸せという感情、感動というもの。私は何も知らなかった。他人に触れて気が付いた。色々な心の動き。今になったてやっと分かる。友達の大切さ、表現するということの自分の人生にとっての重要さ。全ての事象が無意味では無いということ。
2009/12/02 (Wed) 10:22


血の味
疲れたと思ったとき鳴く。暗闇の中独りで鳴く。一匹オオカミの遠吠え。いつも群れでは下位な座のオオカミ。夜空に向けて語るんだ。夢を。悲しみを。心を。空腹で満たされない時も、仲間に付けられた傷跡を舐める時も。いつもいつも詩を歌うんだ。そしたらね、涙が勝手に流れて。星も月もにじんで見える。綺麗だなって思う。こんなにも綺麗な夜になんで僕は鳴いているんだろうと思う。もしかしたら余りに綺麗だから鳴くのかもしれないね。僕の詩はとどまることを知らないで、あふれ出す。いつかは誰かに届くだろうと。頭を駆け巡る悲しみの記憶たちは絶望を伴って。僕を、殺す。
2009/11/26 (Thu) 21:28


 
夢に見たその光景は本当に夢だったのか。桜の並木降る花吹雪。それがこの世に存在しないのなら。もう一度あの景色を夢を、私に見せてよ。途絶えた願いは何処までも地を這って。出来るのなら世界中にひろがればいいのに。とても幸せだったの。幼い頃畑野道を歩きそれでいて未来は澄んでいて。それで私は満足だったのに。貴方は私にあと何をお望みですか?この空っぽな両手を広げた。貴方が私に与えようとしているものはなんですか?ねぇ神様聞いてよ私の言葉、溢れる想い。不安で溜まらないの。だからこの手を…。
2009/11/25 (Wed) 4:07


お祭
誰も泣かない鳴かない。カラスも蟻もネズミもサルも。涙が落ちるその先には光る未来があるから。立ち尽くした旅路の途中進むべきは何処なのか。それが自分のやり方では無いことに気付くのはいったい何時になるのか。ハレルヤハレルヤ。めでたき血塗れの最後の日。道端で歌おうよって誰かが言った。彼は歌った私は歌わなかった。大笑いで星空の畑野原の真ん中で響き渡る透る声。見とれてた。海に飛び込んだ。一瞬声が消えて波の中にさらわれた。夢を見ているんだと思って笑った。空想を空想だと思わないで信じてる誰かさんよ。それは全て虚言だよ指差されて笑われても知らないよ。お出でよお出でみんな。夢を見せてあげようか。一生覚めない幸せの夢を。何時まで経っても目覚めたくないと言う。この目を瞑り逃避行。この世の幸せを貪る。そうして失う。予想外の絶望に震えている。あのとき空に手を伸ばして掴み取ろうとしたそれは何だったのか。未だ分からないまま歩いてる。ふと思い出してはまた歩く。きっと最期に気付くやっと最期に気付く。線路の橋の下でかぞえきれない闇を食べた。彼に知られずにそれをトイレに流した。現実を手放して笑いましょう。覚
醒剤のような深夜の街の明かりを吸い込んで。目覚めたのは見知らぬ森の中。虚ろな月の明かりで首にロープを飾り付けて中ぶらり。楽しい冬祭のあとでした。
2009/11/20 (Fri) 15:08



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