眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない眠くない

夢で見たあの大きな川は三途の川だったのか。河辺では小さな花が咲き乱れ。そこら中に会食をしながら笑い合う声がしていた。私は川に飛び込んだ。冷たくも熱くもない空気みたいに透明な川の流れ。沢山の生き物達が潜んでいた。何故か懐かしい風景。永遠に感じたその時間。近くにいても届くことのないこの思い。切なくて。友達って時間の流れと共に目まぐるしく変化する。人間だから仕方ない。心は移り気なものだから。去るものは追わない。それが彼等の意志ならば。現れてはまた消える。出会いと別れを例えるならなんだろう。例えられるほど単純なものじゃないのかも知れない。ただただ切なくて…

この汚れ切った心を浄化したくて音楽を聞いている。これはカタルシス。澄み切った秋の夜の闇が私の中へ入り込んでくる。冷たく切なく甘く孤独な空気。旅人が次の住家を探して歩き始める頃。渡り鳥が都会の電線に群れていた。新しい季節がやって来たことを鳥たちはずっと喋っている。あの綺麗な声と身振り手振りで。朝が冷え込んで目が覚める。早朝の覚醒…。まだ寝ていたい。ずっと寝ていたい。葉が枯れ落ちて、地面を黄色く彩った。花は枯れ落ちて、花壇にはついこの前とはもう違う種類の花が植えられていた。寒さに耐えしのぐ花。次の瞬間に吹く風の方向に歩き続けよう。自分に催眠術でもかけられたら眠ってしまえるのに。矛盾した想いの数だけ人らしくなれる。ロボットじゃないんだから「はい」か「いいえ」の二択とは限らないのは当たり前。夢、秋咲きの桜のように散る。無に帰る。死ぬ夢を見た。痛くもなんともない最期の瞬間。空を駈けていた。走馬灯は見なかった。意外とそんなものなのかも知れない。夢か現実か分からない幻聴を聞いた。ただひたすら笑う声。老若男女の笑声が頭の中に谺した。世界は今日も平和なんだなと思った。

つい最近まで自分は生きては行けないと感じてた。この複雑な人間社会という世界のなかで。息もままならないほどに窒息していた。この不安の正体が分からないまま、毎日おびえて暮らして。何処へ行っても新鮮な空気なんてないように思えた。でも今は。まだまだ狂気と正常の境界線があいまいで。時たま飛び込んでしまうけど。全然大丈夫じゃないけど。歩き出したのはたしかなことで。たまには心から笑えてるのもホントのことで。世界が破滅するような感覚にもならなくなったし。世界が恐怖でまみれることも少なくなった。まるで悪い夢から覚めたみたいに。その夢の記憶はあいまいになって。何時の日かの幼い自分とともに忘れ去られてしまいそう。手を伸ばして必死に掴もうとしても、もう届かない。過去の分だけ未来は削れて短くなっていく。もうこんなところまで来てしまったと。かすれ行く記憶をあさる。

眠れない夜長に音楽を聞くよ。頭が冴えてしまって仕方ないから。静かなゆっくりとした綺麗な曲を選んだ。自動オフ機能を使うけど、眠りにつく前に一時間二時間過ぎてって。最後の曲になる。音が止んだ後、田舎特有の深夜の静粛がやって来て。私は眠れない。枕元のノートパソコンから流れる4拍子は夜の闇に溶けていって。形を成さない。私はいつも夜は明かりを使わない。真っ暗な部屋の中満天の空を眺めては詩を書き続ける。目を瞑ると今日一日の出来事がフラッシュバックする。今日も私の周りは平和だったのに心が荒むのを感じてる。睡魔と言う魔物は今日も私の所へはやってこない。だからクスリでまた今日も…