分からないよね。それは当たり前だよ。私にしか分からない。死んでもいいほど苦しかったこと何てなかったでしょ。自分の存在が違和感のかたまりで。混乱していた。ホラー映画の中に、あの世界に。閉じ込められて出られないかのような不気味な空気と。自分が人ではなく怪物に心食われていくような。何かに支配されていくような。今にも暴れて叫び出しそうな。自分の意思では動かない体と矛盾して。からだがメキメキと裂けてしまいそうな苦しさ。理由の無い深い悲しみと。何も掴めない果てのない虚しさ。涙なんかには洗い流せない。激しく暗く闇。どうしようもなかった。どうにもできなかった。暴れたかったし。泣き叫びたかった。死んで楽になるならそれで良かった。もう終りだよ。何もかも壊れてる。私の世界は真っ白な空白。

解離とかなにいってんの。分からない。分かるように言ってよ。あのハリネズミはうつだったの。だってパキシルで治ったもん。苦しかったんだから。ずっとずっと地獄のようで。なのに。それなのに。まるで灰色の世界を見てるみたい。輝きも何も無く。あんた達なんで笑ってんの。何が面白いの。何もかもくだらなくて仕方ないよ。世界が死んだのか。私の心が死んだのか。わらかないけど。もうこんなところに居たくない。

もっと描きたかった。思いは途切れなかったのに。深く傷ついて何時までも。何処までも。もう何も…。

ねぇなんで。ねぇなんで。ねぇなんで。ねぇなんで。ねぇなんで。なんで？

なんで死んだらいけないの。