何故なのですか。何故なのですか。

あらゆる物事が終わりを迎え、私だけが何もない真っ白な世界に立ち尽くす。「誰も‥居なくなってしまった‥」何時帰ってくる？私は寂しい。何故どうして‥。まるで長寿の者が死んでいく友を見届けるかのよう。何故どうして。問うても返事など無い。何時もそうだ。また巣を拵えよう。みんなの集う場だ。新しい始まりなのだろう。節目だ。孤独を感じる。巣を守るのが私の役目のようにも思う。みんな、巣立ってしまった。何故どうして‥。短すぎるよ。平穏が欲しい。どう足掻いても波乱に満ちる人生。私は何もしていないのに。ただ静かにささやかに行きたいだけなのに。何故、どうして。でも、毎度の事なんだ。もう何度繰り返したろう。ただ、私は生きねば成らぬ。生きねば成らぬ。生きねば。

都会の中止で感覚の麻痺した大人達が笑ってるかつて自分がそうであったことを忘れて。街の外れで目覚めた子供が泣いている今まで見てきた世界が全て覆されて。飛び交うてれぱしー。海の底で出会った、感覚の麻痺した大人達と目覚めた子供。二人は神として魚たちに祀られ海の底は光に満ち大都市を築いた。さあ魚の時間だ

どれだけ深く傷付いた日も、夜が来て眠って仕舞えばその日が終わる。残酷さを内包した朝が塗り替える今日。弱かった私は一日を終わらせられ無いまま眠れぬ夜に泣いていた、そんな思いも理解されないことも仕方のないこと。ただただ救われたいと、もうわき目もふらず縋ってた神様とか言う悪魔に。悪魔、云う“生きなさい”もう嫌だ無理だこんな人生、終わらせたい。何故、何のため、意味を探せど世界は狂うばかり、無いのだと悟った。意味はない。だから自ら意味を組み立てて行けばいいのだと、私の意味在る時間とは‥私のための人生とは‥。考えた末、つまりは“精一杯楽しみなさい”と。神様はそう云ったんだと‥

もう死んでしまいたいと、思う事くらい在るよねぇみんな。でもコレを見てるからには生きてるよねぇみんな。すごいねぇ‥すごいすごい。錠剤を沢山飲み干しても、体を切りつけても、生きている。首を吊っても海に飛び込んでも生きている。神様は私に何と言いたいの。逃げ道は徐々に減っていく。この死ねない体に神様は何と名付けた。私には到底理解できない私の役名。何故私を生かしたのか。友達や家族が死んでいく。私は何時も独りで、消えていく温もり。傍観者に成れという云うのか。どうしてかなあ何でかなあ…。私はもう疲れたよでも耐えられない程ではない。優しい音色の聞こえるこの世界。例え意味が無くとも、私は生かされる。生かされ続ける。生きるのが辛いとかはない、ただ詰まらないから面白い事を探してるけど見つからない。こんな私はきっと幸せなんだと思う、しかない。得ることの楽しさ、失うことの辛さ繰り返した。もう心は麻痺してしまいそうに凍え恐れている。眠って覚めるときには世界が消えて、私も私じゃなくなってればいいななんてさ。