毒を買う。飲み込む。死にはしない。世界が歪む。眠気を誘われてうつらうつら。自分を試す。審判の時。私は桃源郷へ行かされる。大魚の案内にて。彼は言葉を操る大魚。何時も私を見ている。時たま話しかけてくる。キラキラした清らかな水を纏い中を泳ぐ。光の国。眩しい。神界の隅である。彼はよく此処に来るという。私は目覚める。真っ暗な自分の部屋である。大魚が見ている。再び眠りへつく。

愛してる何て言葉。なんか言えないんだ。違うの恥ずかしさもあるでも違うの。貴方に向かう気持ちはその言葉は似合わない。分からないんだ。多分一番近いのは愛おしい。貴方とずっと近くで居られたら‥。可愛いの貴方。大好きなの貴方。もう苦しまないで、見ていられないよ。私は幸せだからさ、私の奪っていきなよ。幸せは私から逃げない。私は自分で作れるからさ。持っていきなよ。いくらでもあげれるよ。私は平気。まだまだ沢山在るよ大丈夫。

私を怒らせないで。私は静かに暮らしたいの。だから邪魔しないで。でも誰かの悲しみを見ると居てもたっても居られないの。私を騒がせないで。私は笑っていたいの。だから邪魔しないで。でも誰かの苦しみを見ると居てもたっても居られないの。血が騒ぐのよ胸がざわつく。そんな疲れた失望を見せないで。眠れなくなるじゃない。居てもたっても居られないの相手が誰であろうと人で無かろうと。雪崩込んで来るのよ感情が。私とアナタは個なのにね。何故だか分からないわ。ただ感じて仕舞うのよ。それが見た者の抱く気持ちと全く同じかどうかなんて知りようも無いのにね。だけど感じて仕舞うのよ。偽善者なのかしら。そうかもしれないわね、でも感じて仕舞うのよ。それは本当なの。

落ちた君を前に落ちたらあとは登だけと寛容に受け入れた私のように君は出来なかった。君は私に私は君に相応しくないという答えだ。分かれ道を行く君に幸在れと祈ろう。

「さようなら」「さようなら」きっとこの方がお互いにとって良いこと。別に悲しくない訳ではない。とても痛いよだけど言い訳は嫌いだから。「さようなら」「さようなら」死後の世界でまた会う日まで。私が君に不満が無かった訳じゃない。いろいろ重なってた。だけど私は許す。君は赦さなくていいそのままで。そんな君を私は赦す。怒鳴り散らしたり言い訳を重ねたりはしない。これで私たちのパズルは完成。さようなら。それぞれの道が本当の意味で開けてく。岐路を選択した。コレでもう戻れない取り返しもつかないやり直せない。終わった、だから始まる新しい二つの物語。バイバイ楽しかった。