「初登山・初日の出」
1日の富士山「太郎坊」は夜明け前から美しく晴れ上がり、風も吹かずに穏やかな元日の朝となった。スカイラインの路傍の空き地に駐車し、ヘッドランプを帽子に装着して登山開始だ。自衛隊の車両専用の林道を少し登ると、正面に三角形の慰霊碑が立っている。60年前の1966年3月、「英国旅客機」ボーイング707が乱気流のためにこの太郎坊の上空で空中分解し、乗客乗員126名全員が死亡した事故を記念する「遭難者慰霊碑」だ。羽田空港からは既定のルートを外れるのに香港に向かう乗客に富士山を間近にみせてやりたい、という機長の好意がアダとなったのかと推測されている。(合掌)。。。さあ、先に進もうか。冬期ゲートからは車両進入不可の県道だが歩いて登る分にはかまわない。箱根連山の空が橙色に染まり、五合目の登山口1500mに着くと同時に太陽が昇りだした。初日の出だ!振り返ると富士山の白銀がピンク色に染まった。なんと神々しく美しい山だ!
昨年の元旦は「金時山」の登山から始まった。山頂1212mの「金太郎茶屋」の前に集った数百人の山好きたちが、日の出と同時に大声で「バンザイ、バンザイ!」と叫ぶ風景が楽しい。ここは県境になるので静岡県小山町と神奈川県箱根町の職員が出張してきて音頭を取って、金太郎の記念バッジや干支の「絵馬」の木札を配ってくれるのも楽しみ。それで数年前までは初登りの記念に、我が家の玄関から10キロの山道を歩き通して山頂で初日を拝めるように、除夜の鐘が鳴り終わると地元の「二の岡神社」に初詣し「乙女キャンプ場」の中を抜け、「乙女峠」から「長尾山」に登り尾根伝いに山頂を目指したものだ。。。それで、記念バッジがまだもらえることを期待して、昨日3日は足柄峠のゲート前に駐車して「金時山」山頂を目指した。馴染みの「金時茶屋」の秀峰さんは闘病中なのに元気に小屋を開けていた。「おめでとう!」と言ったら金時娘の妙子さんが昨年亡くなって「今年は喪中だよ」と。「でも先生、バッジ一つ残ってるよ!」・・・
年末の28日はジャパンタイムズのライフ欄にJapan’s milestone birthdays: Why 60, 77, 80, 88 and 99 matter so much(節目の誕生日、60,77,80,99才が大事なのはなぜ?)が載ったので「英字新聞の会」に転送した。だれでも60才に達すると「還暦」と呼ばれて特別にお祝いされるね。Besides hitting the age many consider to be old age, 60 happens to mark the completion of one full cycle of the traditional calendar, which follows a 60-year zodiac rotation.(60才は多くの人が老人と考える年令に当たるだけでなく、偶々昔の旧暦で一周を完成したしたことを記すものです。旧暦とは60年周期の「黄道十二宮」に基づく古い暦のこと)。 この記事では80才が「傘寿」で88才が「米寿」と呼ばれる由来を説明しているし、2番目の漢字「寿」には「お祝い」や「長寿」の意味もあるという。
The Chinese zodiac system, which Japan also follows, comprises 十二支 (12 animals) and five elements: 木 (wood), 火 (fire), 土 (earth), 金 (metal) and 水 (water). (中国の「黄道十二宮」は日本も使っているのだが、「十二支(12種の動物)」と「5つの要素、木・火・土・金・水」を混ぜたもの)。最後に、縁起の良い誕生日の裏には「厄年」があること、つまり男の25、42、61と女の19、33,37が不運の年令であることもこの記事は付け加えている。さらに、2026年は60年ぶりの「丙午」(ひのえうま)で、前回1966年は出生率が25%も減少したそうだ。(あれ!1966年は上述の英国航空機の大事故があったな!)Next year, 2026, is the 丙午 (hinoeuma) or year of the “fire horse.”(来年は「丙午」、つまり「火の馬」の年だ)。その年に生まれた子供は将来夫や家庭に災いを招くという迷信がある。 尾上









