「チャペルでコンサート」
6月1日の「時之栖コンサート」は前売り券の数が伸びず、昨年の満員御礼には及ばないかなと赤字を覚悟していたけれど、結果は当日券が多く売れて104名も来場して下さり成功でした。アンケートでは「久しぶりの生演奏、うれしくてうれしくて涙がポロポロ、ありがとう、ありがとう」という88才の方など感謝の言葉がたくさんあったし、帰りの桜並木で演奏者に話しかけて感動と感謝を伝えるお客様が何人もいたとか。ショパンの「ノクターン」も「タイスの瞑想曲」も皆さんがよく知っている有名な曲をチャペルで目の前で聞いたものだから感激が言葉にならないくらいだったらしい。ブラームスの大曲のあとは私の「ブラーボ、ブラービ、アンコール!」に応えて、サラサーテの超絶技巧「チゴイネルワイゼン」を全曲やってくれたものだから小さなチャペルは拍手がいつまでも止まらない。御殿場・裾野・小山合わせても10数万の小さな人口でもクラシックファンがすこしでも増えて音楽のあふれる「北駿地区」になるといいなあ!
今日から1週間、関西万博にも立ち寄って夫婦のフルムーン旅行に出かけます。それで次の8日(日)の投稿は旅先から旅のレポートをしようかな、と思いましたがPCを持ち歩くのは困難と判断し、3日前で早いですが書いておきます。(次回の投稿は15日になります)。豪華列車で一番人気の「ななつ星in九州」を希望したけど満席で断念。それでJR西日本の山陽本線を使って、京都から下関まで瀬戸内海を見ながら走る「TWILIGHT EXPRESS瑞風」の参加者をJTBが募集していることを知り応募した。寝台列車は7日午後「京都駅」から出発、ローカル線をコトコトと走って翌日の夕方本州の西端・山口県の「下関駅」に到着する予定。出発すると、淀川に沿って南下し大都市「大阪駅」には停まらず、高校時代に4年過ごした「西宮」を車窓から眺め、「神戸」も「姫路」「岡山」も通過してやっと「倉敷駅」に初停車。一行はバスに乗り換え蔵の町・倉敷の観光にでかけるそうだ。懐かしの「大原美術館」に行ってみようかな・・・
今週のジャパンタイムズは、日本の「梅雨」の表現がいかに豊かであるかを外人が知る機会になるような記事に注目した。How to talk about change in Japanese — one forecast at a time (日本語で季節の変わり目の話し方は?天気予報は一回ずつその都度に)という見出しの下に大きな「除湿剤」の写真がある。その説明はAs humidity rises in the rainy season, it’s a good idea to get some moisture absorbers and place them around the home. (梅雨になると湿度が上がるから、湿気取りを買ってきて家の周りにおいておくのはいいことだ。)接続詞のand が動詞の place(おく)と前の動詞getを並列させているね。andがあったらいつも気を付けよう。andの後の語のカテゴリー(種類)と並列する同じカテゴリーの語を前の方に探せばいい。A and A’のルールだったね!
This period of 雨 (ame, rain) and 湿気 (shikke, humidity) usually continues for a month or so until mid-July. (こういう雨と湿気の季節は7月中旬まで普通一か月くらい続く。梅雨 also means it’s time for 衣替え, the term used to refer to a seasonal change of clothes that sees us put the sweaters away and bring out the T-shirts. (梅雨はさらに「衣替え」の頃も意味する。それは、セーターを片付けてTシャツを引っ張り出すような衣類の季節変化を述べるときに使われる語彙だ。)the termの前のカンマの働きは?「衣替え」の説明だから「即ち」と訳しておこう。因みにその後のusedは過去分詞形で「使われる」と受け身で訳さないといけない。a month or soは「一か月かそこら」の意味。 尾上
