「宝剣岳」
念願のコマクサにやっと出会えて満足したので引き返すことにした。あと30分登れば「駒ケ岳」の山頂に着くというのに、家内がロープウエー駅で待っているので残念だけどしかたない。「千畳敷カール」を見下ろす稜線まで戻ると若い男女の一団がなにやら楽しそうにお話し中。ここは主峰「宝剣岳」への分岐点でそのゴツゴツした巨大な岩山の連なりを間近に見上げて考えるところだ。
その岩山の一つがちょうどたくましい男の横顔に見える。そのとがった口に一人の山ギャルが「キスしちゃったよ、」という合成写真を撮ってもらおうと口を丸めて突き出している姿が面白い。最近の「インスタ映え」ばやりで、こんなのも仲間に受けそうだね。その光景を私も一枚パチリ・・・。
3年生OSさんは前回「前置詞」の文法問題をやった。What did you come here for?は「何のために」だからwhyに置き換えできる。What was the weather like?は、「どんなような」だからhowの代わりになる。語句整序では、「私はその提案に賛成でも反対でもありません。」はI am neither for nor against the proposal. といえばよい。Neither A nor Bの構文で、前置詞for(賛成)とagainst(反対)をつないでいる。今日は「仮定法」をやった。「今」の事実に反する仮定と「昔」の場合の違いは「動詞」の形で決まる。それさえしっかり区別できれば仮定法はさほど難しくない。「未来」のことも事実に近い事柄に反対の仮定は助動詞のshouldやwere toを使うのだったね。
2年生のARさんはいよいよ来週からオーストラリアに短期留学する。いい経験ができそうだね。古都メルボルンには私も2度行ったことがあるよ。私からはアドバイスとして「学校での勉強以外にもホームステイ中には毎日勉強時間がたくさんあるはずだから、今の受験勉強の習慣を忘れないほうがいい。」と言った。「教科書を持って行って国語や社会だけでなく、英語も学校での英会話以外に英訳、和訳、文法をしっかりやった方がいい。」と4回分のプリントを渡した。「ホストファミリーが毎日英会話の訓練をしてくれるかどうかわからないよ。昨年留学体験した3年生のOSさんに聞いてみるといいね。」今日は「It中心の構文」でIt seems that・・とかIt appears that・・「〜と思われる」「〜のようだ」を勉強した。Have a nice stay in Melbourne!
TUさんは前回「江戸川大」の英文を和訳した。このような1パラグラフをまとめて和訳すると、文と文のつながりの大切さがわかる。句読点の ;「セミコロン」で文が切れていたね。次の文が説明だから「すなわち」の和訳が必要だ。一般にandやbutのような接続詞がないときには、or(すなわち:説明)かfor(なぜなら:理由)が省略されているとみなすとよい。今日は関係代名詞whatの慣用用法をやった。something whichのことを一語でwhatというのだから、普通「こと」「もの」と訳すけど、「姿」「大切なもの」の訳が必要な例文も出てきたね。
1年生のKAさんは前回「話法の書き換え」問題をやった。まだ学校では未修の項目で難しかったね。「話の伝達のしかた」には2通りあって、He said to me, ”where are you going?” は「セリフ」のままなので「直接話法」という。この内容だけを言い換えて伝えるのが「間接話法」で、ここではHe asked me where I was going. 「彼は私がどこに行くのかを尋ねた。」のように言い換えられる。今日は学校の試験のための対策勉強に専念した。
1年生のMAさんは前回「接続詞」の語句整序問題がとてもよくできた。I don’t know whether he will come with us. 「私は彼が一緒に来るのかどうか知らない。」で接続詞のwhetherを覚えよう。ifにも同じ働きがある。英文はいつも、接続詞+SV の語順だ。関係詞や疑問詞でも同じこと。それを「従属節」とか単に「節」と呼ぶよ。今日は語順配列問題で、「この本は大いにあなたの役に立つでしょう。」はThis book will be of great use to you. が正解。形容詞の useful をof+use (名詞)で言い換えるのだ。very Importantはof great importanceと同じ。not valuableはof no valueと同じ。
今日は授業の終了時にTUさんのお母様が見えて「立教大のオープンキャンパスに参加しました。」と言ってお土産をいただいた。立教大のセントポールチョコなんてあるんだね。 尾上
(追記)「宝剣岳」の思い出といえば、10年前まだ家内が全く元気だったころのことだ。7月の末で高山植物が一番いい時期を選んで友人と3人で山小屋一泊の駒ケ岳登山をやった。「頂上木曽小屋」の外には真っ白なコマクサがいっぱい咲いていて感激した。特に山頂で見た早朝のご来光は忘れられない美しさだったなあ。
2日目はゆっくり小屋を出発して「宝剣岳」に挑戦した。3人とも還暦を過ぎた年齢なのに意気揚々。若い者にまけない気力の持ち主で、「分岐点」でもためらうことなく直立した大岩をクサリでよじ登り始めた。真っ白な綿毛のエーデルワイスや青色のチシマギキョウをいくつも見つけながらあっさりと「宝剣岳」の剣先にたどり着いた。数百メートルも真下にカールを見下ろした時の達成感は忘れがたいよ。









