「ノギランが咲いた」
箱根の「丸岳」1156mは我が家から真正面にそびえる。東名を走っていると外輪山の上に唯一NTTの巨大な送信鉄塔が見える山だ。その山頂にそろそろノギランが咲くころかな、と見当をつけて「乙女峠」から登って行った。4日前に「金時山」に登ったら山頂のあの秘密の大岩に一本咲いていたからここにもきっとあるだろうと楽しみにして。
「乙女峠」のトンネルを起点に「丸岳」から「長尾峠」のトンネルに向かうコースは富士山がずっと展望できてハイカーに人気だ。カメラを提げたフランス人男性とすれ違いざま挨拶すると、「今日は雲に隠れて展望がなくて残念。」というから、「それならそこの小さな花はどうですか?」と2本並んで咲いているノギランを指さした。すぐにカメラを向けて「ガクばかりでもう花ビラが散ってますね。」なんて言うからこんな小さな花には興味がないらしい。
3年生OSさんは「関係詞」の入試問題をたくさんやった。There are cases ( )honesty does not pay.「正直が割に合わない場合がある。」では前文の先行詞を当てはめて後半の文を完成させるとHonesty does not pay in them.となるでしょ。だからin whichをSVの前に出すか一語でthereという代わりに関係副詞のwhereに変えてもよい。Even the students( ) I thought to be clever could not solve the problem. は埋め込み文を完成させるとI thought them to be clever だから、them をwhomに置き換えて先行詞の後に出せばいい。「賢いと私が思う生徒たちでもその問題が解けなかった。」まずは「代名詞」を当てはめてみると正解が出せるよ。
2年生ARさんは前回、「比較」の文で He is more shy than unsocial. 「彼は社交べたというよりは内気なんだ。」では2つの「形容詞」を比較する特別の場合で、普通にshierとはやらないでmore〜than〜のように言うよ。今日は「動名詞」の慣用表現をつかう英文を和訳した。Staying up late just before an examination, for example, is not a good study habit. このisの主語は何?for example はカンマカンマで区切って文頭に出しておけば、Staying〜が主語だとわかるね。「たとえば、試験の直前に夜更かしすることはよい学習習慣ではない。」という意味。
1年生MAさんは前回、「関係代名詞」を選ぶ問題をやった。The book whose cover is yellow is mine.「表紙が黄色いその本は私のものです。」は Its cover is yellowを主文に割り込ませるために、Itsをwhoseに変えるのだ。物を表す代名詞it (が)、its(の)、 it(を)を関係代名詞に置き換えるにはそれぞれwhich、whose、whichとなるよ。今日は「比較」の問題をやってみた。「若い間にできるだけ多くの本を読みなさい。」は基本文をまず書くとRead many books while you are young.となるね。さらに「できるだけ」を加えるには 「できる能力と同じくらいたくさんの・・」となるから、as many books as you can. とするよ。asとasの間が一語とは限らないのだ。
1年生のKAさんは前回「英作文」で「まもなく赤ん坊は寝入りました。」はIt was not long before the baby fell asleep. (寝入るまで長い時間はかからなかった)で、主文+従節だから「複文」だね。従節が先になることもある。As soon as the thief saw the police officer, he ran away. 「その泥棒は警官を見るとすぐに走って逃げた。」のように。今日は1年文法のまとめとして、「英作文によく出題される表現」を5種類勉強した。「厳密にいえば、それは彼が故郷から出ていったほんとうの理由ではありません。」の英訳はStrictly speaking, that’s not the real reason he left his hometown. とほぼ書けた。reasonの後に「関係副詞」のwhyが省略されている。
KI君は「関係詞」を使って2文を1文につなげる問題をやった。Tom bought a dozen apples. He gave half of them to Helen. は後半のthemをwhich に置き換えて前に出せば・・・, half of which he gave to Helen. (そのうちの半分をヘレンにあげた。)のようにカンマで区切って「連続用法」にすればいい。Choose such friends as will benefit you. のように関係代名詞whoというべきところをasと言い換える。先行詞にsuchがついているから、「〜のような、そのような〜」の構文なんだ。The sameがついているときもasを使うよ。
明日23日(月)は久しぶりに「三島ゆうゆうホール」でいつもの時間に教室を開きます。今月なにかの都合で欠席した人はこの機会を利用してください。「見学・説明会」も予定しているので新たな入会希望者が来てくださることを期待しています。 尾上
(追記)根っこの上からすぐに放射状に葉が広がっている花の代表は野に咲くタンポポだ。八重咲のバラの形状から類推して、こういう「オモト」のような葉の出し方をロゼット状というよ。八ヶ岳でみた「ツバメオモト」の葉も「オモト」という名前の通りだ。高山で雪解けとともに咲きだすピンクのショウジョウバカマもそうだし、このノギランも同じ放射状の長い葉の中心から茎が伸びあがって清楚な花を咲かせる。「ラン」とは言うけど花が上を向いて咲いているから実はラン科ではなくユリ科だそうだ。
たしかに登りの途中でも「丸岳」山頂でもカサブランカのように大きくて真っ白なヤマユリが一面に咲いていたし、林の中にはウバユリも咲きだしていた。下山途中に葉のない小さな白い花が3つ咲いている一本を発見。ネットで調べたら絶滅危惧種のシロテンマで、花弁をあまり開かず白い壺型をしたラン科の花だった。光合成をしないで菌類に寄生するからまるで葉緑素をもたないヒメムヨウランやツチアケビみたいだね。新発見だ!









