「割石峠」
「富士サファリパーク」への道を左折すると突き当りが「黒岳」登山口だ。ここに駐車して「大沢」の渓流に沿って登り2時間、ゴロゴロした大きな岩の間をぬって今にも滑りそうな斜面を登りきり「割石峠」に着いた。その峠の名のように、そそり立つ巨大な岩を2つに割いたようにV字型の窓枠になって反対側の展望が突然開ける。千本松原から続く「富士市」の海岸線とさらに向こうには伊豆半島の大瀬崎だ。すごい!
9年前にここで発見したオノエランをもう一度見てみようと、ゴツゴツとノコギリの刃のような「鋸岳」に向かった。富士山よりもずっと古い地層の尾根道は崩壊が続いて危険なので、手前の「蓬莱山」には立ち入り禁止の札が立っている。昔のように赤、白のドウダンツツジが満開だったけどオノエランはとうとう発見できなかったよ。もう一度「金時山」に行って探してみるか・・・。
3年生OSさんは前回「不定詞」の文法問題をやった。It remains to be seen whether North Sea oil will improve Britain’s economic situation. 「北海の石油が英国の経済状況の改善に役立つかどうかはまだ見てみないと分からない。」Itはwhether以下を指す形式主語。直訳なら「〜は見られるために残っている」だ。今日は前回のプリントが残っていたので「不定詞」の並べ替えや作文問題に挑戦した。さらに学校の宿題で「語句並べ替え」の入試問題がとても難しいので、組み立ての筋道を教えてあげた。be full of(〜で一杯だ)やmake oneself understood(言葉を理解してもらう、言葉が通じる)などのイディオムが決め手になったね。今日予定していた「動名詞」は来週やることにしよう。
1年生のKAさんは前回、未修の「代名詞」の問題が難しかった。「4年ごとに」every four years、「楽しく過ごす」enjoy ourselves、「わたしの一人の友人」a friend of mineなど。今日は「関係詞」の文法・作文をやってみた。「関係代名詞」のwho・whose・whomは人を指す「代名詞」のhe・his・himやshe・her・herやthey・their・themの代わりになるものと考えよう。which・whose・whichは物を指すit・its・itや複数形のthey・their・themの代わりに使うもの、と考えるのが正しい。関係代名詞whatはsomething whichと言いかえできるので、what I know「私が知っていること」、what I saw「私が見たもの」、what I was「私の昔の姿」のように、「こと」「もの」「すがた」と3つの和訳を覚えておきたい。
KI君は前回「不定詞」の文法・作文をやった。4択問題にはとても強いが書き換え問題でミスが多かったね。It is not likely that Sue forgot to lock the door. をSueを主語にすれば、Sue is not likely to have forgot to lock the door.(〜した可能性はない)となる。It seems that SVを不定詞でS seems to Vに書き換えるのと同じだね。今日は「明治学院大」の過去問でかなり長めの英文読解に挑戦した。「英語がグローバル言語として隆盛を誇っている状況もそう長くは続かないだろう。」という趣旨のエッセイで面白いけど難解だったね。どの国でも言語と文化や歴史との関係が密で、そういう正統性authenticityは英語のようなグローバル言語に抵抗する強い力を持つからだ。Local tongues foster higher levels of school success, higher degrees of participation in local government, more informed citizenship, and better knowledge of one’s own culture, history, and faith. 「(英語よりも)その土地の言語を使う方が教育レベルが上がるし、地域の政治参加も高まり、住民の情報も豊かになり、自国の文化・歴史・宗教により詳しくなる。」と著者は言う。日本の英語教育政策はそれに逆行しているよ。小4から国民全員に(!)英会話を義務化して何の利益があるのだろう。優れた日本語を失うことにならないかな。 尾上
(追記)「割石峠」から下った帰りは須山の町中を通って、この日もTU先生が経営する食料品店「珠山」に立ちよった。10年前、吹奏楽の関係で知り合った先生が「富岡中学」の音楽の先生を早期退職して始めたログハウス風の趣味の店だ。「カレー」や「そば」「調味料」などで先生の選んだお気に入りの食品を売っている。昨秋からフランスに留学中の娘さんはどうしていますか、と聞こうとしたらお店に飛び込んできたのはだれあろう、そのイクコさんだよ!驚いたなあ。
東高時代にこの「UG会」で勉強し「独協大学」でフランス語を学ぶうちフランス大好きになって、留学のあと「東京外語大」の3年編入学試験に合格しわたしの後輩になった。たいした努力家で、昨年卒業するとさらにフランスの大学院に進学したのだ。1年たって夏休みで帰省していたのだった。「セルジー大学」はパリから1時間ほどの郊外にあるそうだ。旅行ガイドの仕事につきたいと頑張っている。









