過去には「最善か無か?」のスローガンのもとに造りの良い完璧な製品を世に送り出してきたメルセデス・ベンツ。
ヤナセ在籍中の20世紀末頃からドイツのメーカーはそれまで分かち合ってきた分業体制のバランスの良い車造りから日本のトヨタ方式の大衆車から高級車までを自社のラインで賄うという風潮に代わってきてクラス別の分業からメーカー別の熾烈なオールラインナップ生産に代わっていきました。
階級社会が崩れ若年層から富裕層まですべて取り込みたいという欲求でドイツ車のメーカー同志の競争が激しくなってきました。
アウディもBMWもメルセデスも最近はスポーツカーメーカーのポルシェでさえSUV(多目的車)に進出。際限なき競争が始まっています。
前置きが長くなりました。
最近はやりの大きく・押し出しが効いた顔・筋肉質のボディ。
美しさかやエレガントさが失われてきています。
写真は最近発表された新しいEクラス。
多くは上の写真のアヴァンギャルドですが、以前からのエレガンスを備えたエクスクルーシブ仕様のフロントグリルを持つ下の写真。
年齢層にもよると思いますがどちらのメルセデスがお好きですか?
ウサギは下の車の方が好みです。スリ―ポインテッドスターはフロントノーズの上に小さくも大きな情熱を隠して見せる奥ゆかしいものです。
力を誇示するより思想やコンセプトを大切にすることも大切です。









