この美術館の特色は世界のあらゆる美術館にある作品の版権を許可を得て同寸大の作品に日本の誇るセラミック技術を持って製作したものということです。
普通の絵画は年数の経過で絵が劣化したり変色したりするので、あのレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」も数年にわたって修復作業が進められ、美術館で鑑賞のときも人間の湿気で影響を受けないよう空調を気遣いながら人数や時間の制限をしています。
でも陶板は2000年も耐久性があり、触っても傷ついたり汚れたりしないので作品のコピーさえ出来れば半永久的に日本にいながらにして世界の名画を鑑賞できるのです。
これには絵が好きな人たちには賛否両論があって邪道のように云われています。ウサギも最初はギミックが嫌で否定的でした。
でも有名なパリのルーブルやオルセー、フィレンツエのウフィッツイ、マドリッドのプラドも行きましたが、そこでどれだけゆっくり時間を掛けて鑑賞できたかというと、否定的になるのです。パリやフィレンツエに永住できればその限りではありませんが、日本にいて世界の名画を美術全集だけではなく実際の同寸大で鑑賞できるという事実は驚愕的にカルチャーショックの状態で大塚肯定派になったのです。
外国の美術館はこの大塚のやり方を作品とは認めていないのでコピーの版権代は絵にはかかっても陶板には適用しないそうです。
ただ陶板は大きさが決められているので何枚も張り合わせて実物大を製作します。その為、大きな絵画にはつなぎ目が必ず発生して肉眼でも境目が分かる。これだけがデメリットといえる部分かと思いますが。少しはなれて鑑賞する場合にはつなぎ目はさほど意識せずに絵を鑑賞できます。
写真はウサギを案内してくれたガイドさんです。
と長々と説明しましたが実際に「百聞は一見にしかず」行ってよかったとつくづく思いました。
高松に2泊して、後は大好きなルネッサンスの宗教画を多くじっくりと一日かけて見てきました。









