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兎の放蕩物語


トヨタ・プリウスという奇妙な車と暫く過ごす🐇A燃費優秀なプリウス

トヨタ・プリウスという奇妙な車と暫く過ごす🐇A燃費優秀なプリウス<e125e>
8月の喧騒とカオスから高松で一週間の休養を経て 月が替わり 9月のゲストをお迎えするために高松から高知の山荘に移動しました。

借りているプリウスは継続してまだ暫く使っています。ベンツの次にVW New Beetle の車検更新をお任せしている関係で次の代車予約がないとのことで…。

ここまでの一週間の平均燃費は20.43km/l。
レギュラーガソリンで良く走ってくれます。
見直したのはコーナリングでCVTのオートマでシフトダウンせずに車体が追従出来てくれること。見るとミシュランのタイヤ(215/45R17)プレマシー3を履いていました。複雑なオートマはシフトダウンしてコーナーに入る運転が出来ないのでステアリングをコーナーに合わせてアクセル操作をしなければなりません。タイヤで不向きなコーナリングをカバーしていました。
25/09/02 (Tue)


トヨタ・プリウスという奇妙な車と暫く過ごす🐇@雑感

トヨタ・プリウスという奇妙な車と暫く過ごす🐇@雑感
今回お世話になっている徳島の輸入車整備工場からベンツの整備代車でお借りしているプリウス。車格もあって立派に見える自動車車ですが、この一週間の使ってみての雑感です。続けてVWビートルの車検もお願いしているのでもう暫くお借りする予定ですが続編もあります。
記:
老人が運転すると店舗に突っ込んだり、暴走して人をはねたりの事故が多い「ミサイル」と揶揄されているトヨタのプリウスをベンツの整備代車でお借りして一週間になります。
何とも不思議な車でモーターボートに乗り込んだような印象の室内は運転間隔も微妙に違うのでこの車を好きにならないとコンセプトは良く理解できません。

少し前の世代のハイブリッドの1800ccの車ですが燃費だけは驚くほど優秀で20km/l 以上普通に走りますが。エンジンの始動からギヤを入れて足踏みのサイドブレーキを外し 奇妙なシフトノブをゆっくり操作して普通に発信すると何とも言えぬ鈍い走りで加速が効かず、困ったなあ…力がないなあ…と「パワーモード」に切り替えると普通以上に加速しますが 何ともスムースさに欠けていて いきなり野獣のように唸るように走ります。これは普段使えないなあとまた通常の「Eco モード」で走ると全くつまらない動きをするので運転が楽しくありません。バックミラーに映るリヤの後方視界も上下二段の窓越しに見る後方視界は変な感じで 前席は真夏の日差しが寝すぎたフロントウインドーにまともに照り付け駐車しておくと車内は温室かサウナに入ったように熱がこもり逃げてくれません。

時代を先に進んでいると設計者は自負しておられるでしょうが、車の基本的な設計の人間工学的室内空間やスイッチの操作性 セダンとしてのスタンダードを逸脱しているようにしか見えません。
町を走っているプリウスは事程左様にこちらでその動きが予想されるように緩慢な走りをしている車が多く燃費を気にしながら走っているなあと…周りからも見られています。
数年前にレンタカーでプリウスを借りた時にあまりにも違和感があって すぐにカローラセダンに変更した経験もあってカローラはまともで運転しやすく満足でした。偏見ではなく普通に運転好きな人はありがたく思わない車でした。
後編Aに続きます。
25/09/02 (Tue)


暑い夏に疲れてしまった愛車クリスティーヌ(Mercedes)

暑い夏に疲れてしまった愛車クリスティーヌ(Mercedes)
ヤナセ四国を去ったときの年が1999年でした。
20世紀の最後の年。その年式のベンツに四国への想いを抱き乗り続けているので愛情も伝わり🐇の家のメインの車として数十年活躍していてくれます。
クリスティーヌと呼んでいます。2ドアのクーペだから後ろに人も乗せないしプライベートで使う車として大事にしています。最近、高松に置いて置くことが多く 猛暑日が続く日に青空駐車する時間も増えてエアコンのコンプレッサーから音が出る様になりました。エアコンはきちんと効いているので暫く様子を見ていましたがカラコロ音が次第に大きくなってきたので整備に出すことにしました。

この車は主に東京で車検を取ったり整備してきたのですが、東京の家もなくなり 修理に出すには距離も遠いし 修理期間はホテルに泊まって完成を待つので 四国で数少ない正規ディーラーではなく 町の輸入車専門工場に出さなければなりません。
ヤナセ当時お世話になっていた徳島に住む同業の先輩に相談して良い工場を紹介してもらって車を預けてきました。
車を持ち込んで一緒に社長や工場長と異音を分析してやはり 原因はアイドル・プーリーとかの補器類ではなく コンプレッサー本体のシャフトから音が出ていることが分かってコンプレッサーの交換をすることになり、プリウスの代車に乗って高松に帰ってきました。
東京でお願いしていた時のように輸入車の扱いに慣れた業者さんに親身に迅速に対応してもらって すぐに原因も分かり感謝しています。

香川県の町の整備工場は なかなか輸入車、それも古い車は敬遠されてしまい預けても一か月以上かかったり 即対応してもらえるところがないので本当に助かりました。
香川県ではディーラーで新車を乗り継ぐ以外 古い車を大切に面倒見てくれる場所が少なく輸入車の整備難民になる人が多いのも事実です。

この休暇を利用してまず大切な相棒の車を入院させてほっと一安心の🐇です。
写真は塩江から20分走って徳島道を走るクリスティーヌ。自宅から約1時間で工場に着きます。東京まで行かずに済みました。
25/08/29 (Fri)


3週間振りの休養→高松へ帰還

3週間振りの休養→高松へ帰還
例年ことですが夏休み時期のカルスト高原は観光客が多く周辺の宿が少ないので予約が取れない いつもと違う国内旅行の日本人の家族旅行も多く、7月の風評被害の予約キャンセル等を取り戻す意味もあって少し無理してそのようなゲストも受け入れたこともあり 大変忙しく混沌とした夏の時期を終えました。

9月もそこそこ以前からの外国人の予約も入っていて、それまでの約一週間を休養日に当てていったん高松に戻りました。高松でも色々やることがたくさんあって別の意味でまたスケジュールが入っていますが、接客対応ではなくプライベートな行事や予定なので夏バテしない様に自分のリズムを取り返そうと思います。
猛暑日が続く高松ですが、ここ郊外の湖の傍にある住まいは湖からの涼風が部屋を通り 熱帯夜には程遠く快適な夜の睡眠もとれるので毎日温泉に浸かって疲労回復も合わせて体調管理していきます。
25/08/28 (Thu)


8月最後のゲストは韓国の大学生二人

8月最後のゲストは韓国の大学生二人
ソウルから松山空港に降り立ち四国旅行5日間の最後に🐇の宿を選んでくれた今月8組目のゲストは韓国からの大学生二人。

話していてすぐ分かる頭の良さは流暢な英語を話す二人の夢。
一人はドクターを目指し、もう一人は小学校の先生の教職とそれぞれ明確な夢を持っていて物静かだ。良く韓国ドラマで見る大声で自己主張するステレオタイプの若者ではない。優しい気持ちも持ち合わせてチェックアウトの時に愛媛でもらったミカンが食べきれないと私たちに食べてくださいと置いていきました。

韓国では食生活も日本と同じで毎日ご飯の朝食をとる彼らの親や祖父たち、時々トーストを食べる若い世代と納豆が苦手だけで魚料理も卵料理・漬物も全部食べてくれました。共通の日本語「約束」「時間」「調味料」「ゆとり」「鞄」など話題にしましたが 日本の統治下で日常語として伝わり今も残っている漢字由来のこれらの言葉は 彼らの世代は昔、中国から伝わった言葉だと教育を受けている点は驚きました。戦後80年経っているので歴史や史実がきちんと伝承されていないのには🐇の世代には驚きで彼らが生まれた時代は繫栄して経済力も付けた今の韓国の恵まれた状況の一つだと思うのです。

今月色々あって8組26人をお泊めした民泊の宿でしたが 忙しい夏の一か月でした。
漸く高松に帰ってちょっと休養できる🐇です。
25/08/26 (Tue)


宿の財産 「旅の雑記帳」

宿の財産 「旅の雑記帳」
世界各国や国内の都会地から色々な旅人が来てくれるここカルスト山麓の🐇の宿には「airbnb」や「googlemaps」のレビュー(口コミ)の他に 滞在時に宿の印象記をロビーに置いてある「旅の雑記帳」に自主的に書いてくださる方も多く 今月のように夏休みの家族旅行の利用が多い時など都会の暑さを逃れて山奥に来てくださる方の東京の避暑地「軽井沢」や「箱根」・「日光」の様な朝晩の涼しさとエアコン要らずで安眠できる自然の中で夏の夜を新鮮な感覚で書いていかれるゲストさんの文章をチェックアウト後に発見しその心遣いの優しさを感じ感謝をしている🐇です。
一例を写真で掲載します。クリックして大きくなるので読んでみてください。
25/08/22 (Fri)


隣のトトロに癒されました!

隣のトトロに癒されました!
高松に一時帰還しようと思いましたが今月最後のゲストが23日チェックイン予定なので、3日間、夜涼しく眠れる高知に留まることにしました。

身体を休めて8月の猛暑やここでの寒暖差に気を付けてばてない様にしようと思います。昨日は愛媛の宇和島が高知市内に行くより道が空いていて近いので新米を買いにお米の産地「三間」に買いに行きました。
そこで見つけたトトロと記念撮影。のんびり他人の為の買い出しではなく自分の為に好きなお米や味噌など買って夕方も自分の為だけに好きなメニューで夕食を作りのびのび時間を使うことでストレスも解消です。
25/08/21 (Thu)


一喜一憂しても仕方ない…!

一喜一憂しても仕方ない…!
連日色々な国や日本全国から夏休みに訪れるゲストはどんな人たちが来るか事前のプロフィールでは分からない部分が多く、宿泊業をやる以上は悪い場合を想定していないと普段良い人ばかりに恵まれてきた🐇の宿は身が持たないですね!

楽あれば苦ありと覚悟の上お迎えした5人家族の夏休み旅行は静岡の浜松から来られたファミリー。

朝晩二食付の予約でダイニングルームには幼児用の椅子をお母さんの横に並べて赤ちゃん用の食器も一つ加えて食事を楽しんでいただく。
静岡には縁があるので親御さんとゆっくり話もしたかった🐇ですが、何しろ子供さんが3人もいるとこちらも保護者的な視点で特に一番小さな二歳の女の子に目が行ってしまい孫娘をみる目でその子のことを世話してしまう🐇でした。仔犬のレストランスタッフの「ルイ君」も女の子の横で一役買ってサービスに徹しています(笑)

これはこれで癒される場面でもありました。
25/08/21 (Thu)


 

 
日系三世のハワイ(U.S.A)国籍のゲストが ひおじいちゃんの田舎の夏祭りに参加するために高知に来てくれました。
残念なことに 二日間 私の宿に滞在するも 夜遅く寝に帰ってくるだけで終日外出していて 満足に話もできずに帰ってしまったこと。

都会地の非対面のマンションならいざ知らず、田舎の山の中の一軒家で 挨拶もせずに行ってしまったゲストに失望というか唖然とした一日でした。こんなこともあるんですね。イラン人の彼と泊って二日目の朝だけ朝食を用意しましたが、約束の時間に30分も遅れて現れ、温かい料理も冷めてしまう状況で 彼氏もほとんど話に加わらず…不思議なカップルでした。

この地で3年目、通算10年やっている airbnb のホスティングで早朝に黙って帰ってしまったゲストは初めての経験。
案の定チェックアウトに立ち会えず お決まりのゲストと部屋の忘れ物の確認が出来なかった。でもショックです。急いでいても時間がなくても宿を去るときは声をかけてくれるのが一般常識と思うのですが…
後味の悪いゲスト対応でした。
写真は過去に30回も「airbnb」 を利用された経歴のゲスト。今回に限って不義理や非礼なことをしてしまったのか追及しても仕方がない。

夏休みの連日の宿泊予約をこなしてきて 疲れが出て私もうっかり目の前で出て行ってしまう車を引き留めなかったのが悪いのか?…今日はスーパーホストの私の記録に残る負け試合でした。— がっかり。
25/08/17 (Sun)


夕食を作らなくて良いとホスティングがかなり楽になる事実!

夕食を作らなくて良いとホスティングがかなり楽になる事実!
🐇の「airbnb 」の宿はカルスト山麓の不便な小さな村の高台にある古民家です。
その田園風景の美しさに惹かれて地主さんと二軒の古民家を契約した訳ですが当初はフランスのオーベルジュ的な宿にしたかったのです。

すなわち美味しい食事を素敵なカップルに丹精込めて地元食材で作ってあげ、それにあったワインを提供してお二人がとても幸せな気分で美しい自然環境の中で過ごすということ。だから大人の宿として山奥の一軒家の隠れ家を目指したわけです。

ただ現実は airbnb の宿は安価な宿泊料金で 食事にはあまりこだわる客層が来るわけでもなく🐇の意思と反対にコンビニでお弁当を買ってきたり あまりおいしくない食べ物に見える量だけ多いレンチンの食事を翌朝のチェックアウトの後、ごみの処分を分別するときに「え…!こんな食事でいいのかなあ?」とショックを受けることが多いので、予約時のメッセージのやり取りでそのゲストの食生活のレベルや予算を逆算してローカル色豊かな夕食をお薦めして10人に3〜4人には地元食材を使った郷土料理定食を当初は1500円、今は2000円で提供して食べていただいています。そして食事の提供しながら外国の方たちと英語で文化交流しながら会話レベルやスキルを維持していくという勉学の目標も兼ねているから、一概に割り切れるわけでもないのですが、小さな愚痴やため息が出る事が多い繁忙期の現在の様子です。

でも新鮮なカツオのタタキを出すためにいつも行きつけの魚屋さんに買い出しに出かけ 最低でも2時間近くを車で往復100km近くも走ると、手間と時間・利益が見込めなくワインを頼んでくれるのは10人に1人程しかいないことが この3年間で分かったので、そんな無駄な時間やコストをかけるよりゆっくり宿の管理がしたいと思うようになりました。

いっそ食事は朝食だけにして手慣れた作り方で安く美味しく提供できれば 多少早起きするだけで済むので、今年は朝食だけ受けているケースも多いのが実情。
時にはすべて面倒くさくなって投げ出したい気持ちにもなるのです。

連日のゲスト対応が続き疲れ気味の中、昨日のゲストは「のんびり旅」のお二人で朝食だけお願いしますということで 久々に夜は自分の時間が持てて余裕をもって「美味しくなあれ…」と 気持ちを込めて作った和定食を美味しいと何回も言われてここに来てよかったと声をかけてくれるとホスト冥利に尽きるわけで、あまり儲かる訳でもない民泊営業を老後の生き甲斐の糧に出来ることに小さな幸せも感じる昨今なのです。面倒くさいけど人と交流したり話をしながら知識を広げていく仕事はどこか床屋さんや美容院の仕事と似ているものもあり 紆余曲折しながら一喜一憂する晩年の🐇さんがここにいるわけです。

ぼおっ…としたゲストさんと話すぼおっ…とした天然の翁の一人ごとです。
25/08/15 (Fri)


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