写真は高松駅を発車する「塩江温泉」行の琴バスです。
不思議なのは一番後ろの座席には私だけで 新たに誰も乗り込んでこないこと。そうです高松市民で塩江に住んでいる人はほとんどいないのですから…。
距離にして高松駅から30km程でしょうか?決して遠くない場所ですが標高300mのリゾートの温泉保養地なのです。
普段は自家用車で40分ほどですが 路線バスなので琴電のターミナル駅「瓦町」とか「仏生山駅」を回っていくので塩江まで71分と少し余分に時間がかかってしまいます。
時間が合えば空港行のリムジンバスと空港〜塩江間のシャトルバスの乗り継ぎも可能ですが朝晩2便に合わせるのも大変です。
高松の市民にとって塩江は東京で云うとちょうど箱根・芦ノ湖辺りに行くような感じなのでしょう…。地方って面白いです。箱根は普段いつも行くところではなく非日常のリゾートなのですから…。
彼是 40年以上も東京や首都圏で暮らしてきた🐇は移動の距離や時間間隔が地方で暮らす人より寛大なので 1時間で行ける場所は決して遠いなんて思いもつかないことなんです。何しろ通勤電車で1時間30分もかかる郊外の町から毎日都心の会社に通うのですから…。
それゆえそんな🐇の様な首都圏からの脱出者は高松が夏の猛暑の日々に涼しく快適な環境のこの町がとても魅力的に感じるのです。