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兎の放蕩物語


今月は二回目の東京

今月は二回目の東京
間もなく緊急事態宣言も収束して少しは東京に行くことに危機感が弱まりつつあります。
台風接近前の秋晴れの西伊豆を駿河湾沿いにビートルで沼津インターに向かう。
沼津御用邸までの県道を走るこのコースは修善寺から山の中の伊豆縦貫道を走るより快適で景色の良いコースです。

秋の日の澄んだ空気に駿河湾の海の青さも紺碧色に見られ時おり富士山も冠雪した姿をコーナー越しに顔を見せてくれます。3泊4日の予定で東京で仕事です。
21/09/30 (Thu)


健康寿命再考

<e080e>健康寿命再考
今の自分の親世代は随分と長生き出来ている。
実の父も今年右足の指の切断をしたがリハビリに励み 92歳でもしっかりとしているし100歳を迎えて元気な人が良くニュースでも紹介されています。

戦中の食糧難に依る粗食が体系を維持し軽い体重で身軽に歩け階段の上り下りにも膝に負担を掛けない。
反面私の世代は会社に滅私奉公し家に帰る時間も遅く夕食を食べるのが夜8時を過ぎることも当たり前だったし食品添加物や肉の摂取量も多かった。
癌でいのちを落とす人も働き盛りの40代50代の人も多かった。メタボ体型の人も多いから親の世代よりも長生きは出来ないと思う。

写真は静岡新聞からの切り抜き
最新のデータでは男72.6歳が健康寿命の平均という。誰の世話にもならず自立して自分のことが出きるまでの年齢の平均だ。🐇もこの数時まで3年くらいしかない。これは大変だと再認識。
移動民族で行動力もあるし体力も多少残っているから少しでも一人でちゃんと自分の世話を自分でし続けたいものだ。

人間の尊厳もあるので清くいつの間にか息を引き取っていたというふうに終わりたい。

毎月支払っている介護保険料7,000円弱もいつ世話になるかも知れない年代なのだと意識させられます。

毎回書いているが就活や断捨離は必然的で人ごとではなくなってきている。

※ 私の日記は写真をクリックすると拡大されますので この新聞記事も字が小さくて見えないと思いますので 大きくして読んでみてください。
21/09/27 (Mon)


断捨離はわかっていても迷うもの

断捨離はわかっていても迷うもの
健康寿命(72.14歳:2021年7月発表)まであと僅か!
🐇は何歳まで生きられるのだろうか等と最近よく考えてしまう。
断捨離を念頭に家も車も最小限に整理しなければならない。

今、家は西伊豆のアトリエを、車は英国のスポーツカーを候補に色々考えているのだが 中々決心がつかない。人と同じで何年も一緒に暮らしている人を余程のことがない限り見限ったり出来ないものだから…。

台風で家が損壊するとか?車が走行中にエンジンが止まっててしまうとか?

今日は言い聞かせながらスポーツカーを走らせたがすこぶる快調で非の打ち所がないほど良く走る。本当に迷ってしまう🐇です。
21/09/24 (Fri)


東京は夜明けが早い…!

<e721e>東京は夜明けが早い…!
西国から首都圏に戻ると時差ではなく地政学的に東に貼りだした東京は高松より夜明けが30〜40分程早いのはうれしい。

早く休む習慣なので夜中にふと目ざめてそうだ今日は十五夜の日だと思い出し2階のバルコニーから調布方向の西の空を見ると幸運にも中秋の名月を見ることが出来た。
ちょっとの差で雲に隠れそうな満月。

それからカメラの写真をパソコンに取り込んでいるとすぐに空が明るくなってきた。季節は確実に秋が深まっていく感じだ。

野菜や穀物を育てて収穫している生活ではないが、日々健康に食事を美味しいと感じる生活が送れていることに感謝したい。
21/09/21 (Tue)


今年は四国の滞在が長く…

今年は四国の滞在が長く…
どこで暮らすか?どこが居心地が良いかなど考えると今年は高松のリゾートマンションで暮らす日々が長い様な気がします。

たぶん建物の差が顕著に出ていてバブル時代に建てられた分譲タイプの部屋の気密性の良さや両面バルコニーの広さ、温泉に毎日浸かれる居心地の良さなどが西伊豆の築48年の安っぽい木造建築の隙間風や雨音がうるさい他、年老いて庭の除草や生け垣の伐採など肉体的に厳しくなった現在の状況がそうさせたのか…?

とは言ってももともと海が見える高台の心地よさの中、これからの季節の夕日が沈む駿河湾が目に焼き付いたこの8年間は🐇の魂の源にもなっているので時間が経つと伊豆が気になり戻りたくなるわけです。

三週間振りに戻って台風14号の備えをして台風の通過を見守る雨の週末です。
ビートルを駆り出し戸田港まで郵便の投函と日用品の買い物に来ました。
21/09/18 (Sat)


龍馬より先に脱藩した男の出身地

龍馬より先に脱藩した男の出身地
1862年2月 今から159年前の幕末の話
 
武市半平太の結成した「土佐勤王党員」で
「土佐幕末四天王」
@坂本龍馬
A武市半平太
B中岡慎太郎
C吉村虎太郎
の4人のひとり☆吉村虎太郎☆が生まれたのがウサギがこれから拠点とする四万十川源流の村「津野町」です。

彼は庄屋の生まれで剣術を学び土佐勤王党に加わり武市半平太の許しを得て坂本龍馬より先に白昼堂と土佐藩を脱藩したそうです。

その虎太郎の記念館が今度契約した物件の近くにあります。歴史ある農村に移住出来るのもまた晩年の楽しみです。

「吉野山 風に乱るる紅葉は 我が討つ太刀の血煙と見よ」の辞世の句は有名。
21/09/15 (Wed)


古希の年に決断

古希の年に決断
今回の滞在は高齢の実の父親の手術・入院・転院で自宅に戻りたい父と戻ってきてほしくない同居の親族との間で遠く離れて暮らしてきた父親の後妻の家族と病院側とのやり取りや交渉で間を取り持ち精神的にも疲れてしまいました。

自分も70歳になる年に男としては地域社会への社会的貢献を生きがいにして90歳を超える年齢で痴呆にもならず自活出来てきた父親が入院した途端に気力が萎え 生きる希望を見失い 共に何十年も暮らしてきた家族から突き放された人生を見るのは離れて暮らしてきた長男の私にとって本当に辛いことに思えて仕方ありませんでした。

そんなこともあって ストレスが溜まり気分転換に高知県の不動産物件を見て歩いていましたが、縁があって四国カルストの山麓の山間の古民家を🐇の四国二つ目の拠点にすることにしてこのほど無事に契約が出来ました。

標高500mで冬は多少雪の心配もありますが お茶畑を中心に のどかな田園風景を家の大きなデッキから眺められる床暖房付きのリゾート物件です。札幌や富士山麓の生活経験もあり許容できる気候風土です。

11月からまた新しい遊牧生活が新しい土地で香川と高知を往復しながら始まりますが せめてもの体力があるうちのチャレンジだと自分に言い聞かせています。断舎利をしながら生活必需品は最低限度にしてコロナウイルスだけではなく国際紛争があって大都市にミサイルが打ち込まれても、地震・津波・土砂災害があっても身軽に日本にある兎の拠点にすぐ避難出来る家が増えて安心しています。
21/09/14 (Tue)


体験移住した宇和島や高知が故郷に思える🐰

体験移住した宇和島や高知が故郷に思える🐰
四国に初めて足を踏み入れたのは香川県高松市。24年前🐰が46歳になったばかりの時でした。

全く未知の土地での仕事と人との交流が自分の中にもう一つの心の故郷を刻みつけてくれたのです。

それから十数年、札幌、東京、河口湖と移り住み、還暦になって、今度は愛媛県宇和島に初めて体験移住したあと、続けて高知県香美市(土佐山田)にも同様に暮らして徳島を除いて四国三県をほぼ掌握して四国が自分の住む本拠地に変わって行きコロナ禍で東京を避けて疎開生活になってからは四国が生活の中心になってしまいました。

東京を生活の基盤としてきた40数年が蜃気楼の様に感じます。
今、高松の拠点を四国連絡所と位置づけていますがもう一つ高知県に拠点を作る事も考えています。
21/09/12 (Sun)


季節の風景

<e094e>季節の風景
ここの処 涼しい日々が続き季節も秋に変わろうとしていて。

「熱さ寒さも彼岸まで…」を待たずとも今年は梅雨も早く明け、今のところ台風よりも長雨に悩まされてきた今の日本です。

幸い今年の冬に転居した高松の奥座敷「塩江温泉郷」の住まいが快適で熱さとは無縁の夏を過ごせました。
熱い時は涼しいところ、寒い時は穏やかな日差しの降り注ぐ場所へと。
遊牧民・渡り鳥人生を送る兎の季節を見抜く感性も多少なりとも役立った様な気がしています。

もう数カ月で古希(70歳)を迎える今、健康寿命まであと7〜8年です。
今までの人生を振り返り、また新しい居住地を探し求める旅もそろそろ終着駅を迎える予感もしています。

今まで8年も夕日を眺めて暮らしてきた温暖な西伊豆のアトリエも築後47年になり あちこち自分でリフォームしながら暮らしてきましたが ここ数年の長雨で木材の傷みもすすみ そろそろ潮時かなあ…?とか考えています。
もう9年目を迎える前にゲルをたたむ必要が出てきてあれこれ考える兎の晩年です。

写真は縁があって薦められている四万十川源流点に近い高知の山の中のカルストの麓の村のリゾート物件の風景です。
庭の展望テラスから眺める茶畑の風景も春と夏にすでに二回も見ているのでそろそろ本当に自給自足をしながら仙人の生活が始まる予感がしています。
21/09/09 (Thu)


空家放置の現状

<e138e>空家放置の現状
東京の不動産管理会社でユニークな案内をしている会社がある。

南荻窪にあるA建物管理という会社で全国の空家物件を多数管理していてコロナ禍のリモートワークや地方移住で家を必要とする見込み客にまずは
@現状で自分で清掃や簡単な修理等 維持管理できることを前提に敷金・礼金なしで格安な家賃で提供する契約

A普通に住める状況にリフォームしたうえでの家賃を設定した契約

Bそして現状借家人がいてオーナーチェンジで売買する契約

と3種類で案内されて自由に不動産会社や持ち主の立ち合いなしで物件を見てこちらで判断して返事をするシステム。

そんな情報を元に兎も興味があって今より少し広い家に住みたいこともあり高知県の太平洋に面した町の物件を数件見に行きました。

結果、物件は本当に誰も手を入れていなくて荒れ放題・現在の高齢化社会の現実で過疎化していく地方の街の住み手を失って放置されている一軒家が何と多いことかと…。

子供たちも都会に出て誰も引き継いでその家に住まない状況で放置され 草や庭木は伸び放題、室内もカビが生えて床は落ちて網戸は外れ壁は隙間ができて蜘蛛の巣がはびこる幽霊屋敷状態の家が多かったのです。

写真のように事前に東京の管理会社に下見の日程と時間を報告すると玄関ドアの鍵が民泊で見られるような番号付きのキイボックスに入っていて鍵番号を知らされて自由に見学、終了後は電話で報告し鍵をかけて退出というシステム。

敷地は広く部屋は5LDKという恵まれた広さで車も2台駐車可能。ちゃんと手入れされていれば立派なお屋敷なのですが…。

現状での賃貸価格は僅か2万3千円、リフォーム後のちゃんと住める状況になっての賃貸価格は普通の相場の6万2千円の大きな敷地の一軒家でした。

現在の日本の高齢化した社会で住み手を失った空家状況と南海トラフ襲来の太平洋沿岸地方の人口の減少と過疎化が進んでいくのを読み取れます。
21/09/08 (Wed)


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