ほぼ月一で演奏させてもらっている毬音お気に入りの店ジェリコでのライブ。考えてみると、ジェリコでの出演では毎月共演メンバーが違うのだが、今回のメンバーでは２度目の演奏。ギター古舘氏 ベース柳氏とのトリオでの演奏。 今回ちょっと考えがあっておとなしめの演奏をした。 まぁ毬音には物足りなかったかもしれないが、その分３０日のソロライブで補えるだろう。 やはり演奏は楽しい。 しかし来月は３本しかライブ予定がないので淋しい限りだ。もっと叩かせておくれ〜！ でなきゃ毬音と交霊できないではないですか！ いやいや、毬音は常に僕の中に居るんだけどね。やっぱり喜ばせてあげたいですから。

久々のケーズバーでのライブ。夜勤連日の谷間でのライブは、いつも頭がボケ〜っとしてしまい集中力に欠ける。しかも一昨日体調不良から貧血まで起こした状態でどうなる事やら。
との心配をよそに、演奏が始まればなかなか集中できて頭もクリアーだ。残念なのは毬音にビールを飲ませてやれない事。
ここでの客層はいつもながら年齢層が高い。チャージが高いのと、場所的に若者が集まり難いのだろう。 なので他でのライブと少々雰囲気が異なるが、それはそれで面白いのだ。 どうにか集中力を切らす事なく演奏を終えた。 ビール飲ませられなくてゴメンよ毬音。 でも今日昼間に一緒に飲んだからいいか〜、なっ！

僕にとってのライブ演奏は毬音への供養。
毬音の喜びそうなライブの宣伝です。

11月26日　日曜
札幌・K’s BAR(豊平区平岸2-8)
地下鉄・南北線「平岸」駅　ＫＦＣの向い　　
ＫＥＮ(P) 山本敏嗣(g) 佐藤洋祐(sax) MAKI(b) 大村吟弘(dr)
１９：３０〜　　前売り2200円,　当日2500円　ワンドリンク付き


11月28日　火曜
札幌　ジャズスポット　「ジェリコ」
すすきの・南３西３　サンスリービル地下１Ｆ
古館賢治（ｇ）　柳マサヤ（ｂ）　大村吟弘（dr)　
２０時〜2セット　1500円 　学割　1000円


11月30日　木曜
札幌・円山　「ＳＭＡＬＬ−ＨＯＵＲＳ」
地下鉄東西線「円山」南１西２５
大村吟弘　ドラムソロライブ
２０：００〜　２セット　　チャージ無料
初チャレンジのドラムソロライブです。
これぞ毬音大喜びだと思われます。

都合のつく方は是非お足運び願います。

夜勤バイト明けで辛いのだが、時間的にも天気としても今日しか無い！と片道１１５キロ以上のドライブに出かける。今回の目的は、月命日にお参りできなかった毬音の墓参りと、１０日後に迫った僕のドラムソロライブで使う予定である珊内の海の波音録音と、ユースのかあさんの墓参りと、毬音父の様子見。
今回の珊内で確信した事。　珊内はもはや帰る場所ではなくなった・・という事。１０年間暮らした理想郷ではあるけれど、毬音無しでは考えられない珊内。今後の心構えは訪問者として珊内を訪ねる事になるだろう。
札幌を昼に出発して余市の毬音の墓参りを済ませ、珊内を目指した。　今日は平年を大きく上回る暖かさ。おかげで運転も楽で珊内ではのんびりと浜辺で海を眺めて居られた。ただし、日没が早くなった事と出発時間が遅かった事で、珊内滞在時間は２時間少々だったが、良い海と波音と快適な時間だった。　珊内の波音を録れた事で、３０日のドラムソロライブは毬音に最上の供養が出来るだろう。後は自分のメンタルコントロールと体調管理。　昨夜バイトで右足小指をおもいっきりぶつけてしまい、今見ると隣の薬指(足でもそう呼ぶのかな？)より小指の方が太く腫れあがっているのだ。　慌てて医者に行ってもその場で治るわけでもなし、我家の経済状態からも自然治癒を待つ。幸いドラムを叩くには大きな弊害はなさそうだ。ただ歩く時は痛くて普通には歩けないけれど・・
毬音の墓参りも出来た。帰り道には毬音父の顔も見れた。前に手術した腰痛はそれほど回復が見られないようだが、寝込んだりしてないし、聡明な姿が見れただけでも安心した。　そして睡眠不足でも居眠り運転しなくて無事に帰って来た。　今回は何よりも、涙を出さないで過ごせた。　なんだか毬音に対して薄情な気がするが、涙を流す僕を毬音は絶対に喜ばないし、同化した毬音は僕自身でもあるのだから、これでいいのだと思う。　毬音を愛している気持ちは今でもしっかりとある。それがあるからどんなに無様であっても生きていられるのだと思う。いまだに愛させてくれる毬音に感謝。

今朝夜勤明けで今夜は休みだったので、頑張って余市へ墓参りと僻地・珊内へ行こうと意気込んでいた。先日戦後一番遅い初雪が降った札幌、僻地で冬タイヤに交換しようと車にタイヤも積み込んだが、、、つい眠ってしまった。目が覚めると、夜。なんだか自分が情けない。バイトを始めてから月命日に墓参りに行けないのが心苦しい。毬音が毬音父の様子を気にしているだろいし、僕自身も気になるところなので、うかがいたいのだがなかなか叶わない。　結局　今日も墓参りも毬音父宅訪問も珊内での波音録音も出来ず終い。今夜の天気予報では「明朝までに５〜１０センチの積雪」とか言っている。本来明日はバイトは休みなのだが、急遽夕方から深夜まで出勤になった。深夜までなので車で通勤するのだが、雪が積もってしまったら今はいている夏用タイヤだと実にヤバイ！　今日せめてタイヤだけでも交換するべきだったか！　とにかく夜目覚めて毬音へ申し訳ない気持ちで焦った。　毬音の好物を供えることで許してもらおう。　いつもスーパーでカッパ巻を見つければ買ってお供えするが、月命日には僕自身で作る。　先月のカッパ巻失敗作を反省し、今日はオムライスを作った。玉葱をみじん切りにして鳥のささ身の皮を剥ぐ(鳥皮は僕が苦手なので)、その時気づいた。ケチャップが少ししかない・・・　スパゲッティー用のミートソースのレトルトがあったので、それで代用する。そして完成。　何ヶ月前にも毬音のためにオムライスを作ったが失敗。今日はそれより成功したと思う。　とにかく月命日に墓参りに行けなかった時は、せめて僕の手作りの物をお供えしたいと思うのだ。「オレひとりでもチャンとやってるぞ！心配するなよ！」と安心させてやりたい。　こんな僕を愛してくれた毬音、僕は生涯を通して毬音に廻向できるものは廻向していきたい。

オシャレなホテルでのパーティー会場で営業演奏。先月に引き続き我家の家計に大助かり。月に一本でも営業の演奏が入れば実にありがたいのだが、そんなに上手い話は無いのである。１時間ほどの演奏ワンステージで終了。営業演奏は流石に毬音が喜ぶような派手な演奏はできない。なのでそつなくこなす。営業演奏では自分のドラムセットを持ち込むのだが、こんな時でしか自分の楽器を鳴らせない。安物のドラムセットではあるが、珊内で購入してオリジナルＣＤ「海のＪＡＭ」シリーズで活躍してくれた、愛着のある楽器だ。何よりも珊内で毎日練習で叩いていたドラムだから、毬音にも一番聴きなれた音が出るのだと思う。ただ営業演奏でしか聴かせることが出来ないのは残念。しかし今月３０日のドラムソロライブでは、自分のセットを持ち込むつもりである。自分の楽器で思う存分毬音へ捧げる音を奏でる。最上の供養ができるように頑張りたい。　営業演奏であってもドラムを叩けるのは本当に嬉しく楽しい。演奏の場を与ええくれてありがとう。　しかし、今月はこの後２６日までライブは無いから寂しいよねぇ・・・・・

昨日は急遽入ったライブで初めての店での演奏だった。場所は札幌市営地下鉄南北線の澄川駅近く。澄川駅に降り立ったのは２８年ぶりぐらいだろうか。店はライブハウスというより、ステージのあるスナック的な店で対バンに、いわゆるオヤジバンドがオールディーズを演奏していた。２セットに我等がジャズを演奏したのだが、お客はオールディーズで演奏したオジサンやそのオールディーズバンドの関係者。はたしてジャズを受け入れられるのか・・・　備え付けのドラムセットがまた年代物の安物でチューニングに苦労したものの思ったより面白く楽しい演奏ができた。ただ毬音が喜べる状況ではなかったが、演奏内容はまず楽しんでもらえただろう。

ここ数日北海道は異様に暖かいが今天気予報では明後日には寒気が入りいきなり冷え込み初雪になりそうだと言う。一昨日から僕は風邪がぶりかえしたのか、新たに風邪をひいたのか喉が痛く身体がだるい。

昨日見た夢。歯が抜けた夢だった。気になってネットで調べていると「身内や親しい人に不幸があるかも」となっていて、とりあえず母に電話をしたのだが、既往も今日も出ない。いつもなら留守の時は留守電になっているのだが、留守電にもなってない。札幌と北九州ではちょっと様子を見に行くと言ったこともできない。心配である。

３連荘のライブが終わって、今月はしばらく毬音を喜ばせる演奏をする機会が無くなる。残念だが仕方ない。　いろいろと悩む。
オレのドラムは使いづらい音なのだろか・・・・・？
母の安否。
冬タイヤへの交換時期。
経済的困窮。
とりあえず今日は寝よう。

実のところ月例と言いながら、先月はロンドでのライブは無かった。来月のロンドは、僕のスケジュールは今のところ１本も予定が無いスッカラカン状態だが、他のメンバーが多忙らしく都合がなかなか合わず結局年末ギリギリの１２月３０日になった。ついに僕のライブも月一になってしまうのか。。。。　今月にしても明日５日に別の面子でのライブが急遽入ったが、その後が続かず、次のスケジュールは１０日にホテルでの営業演奏は別物として、２６日まで何もない。もっと毬音に聴かせたいが、こればかりは仕方ない。僕のドラマーとしての資質はこんなものなのだろう。

今回のロンド、いつもと変わらず少ないお客さんではあったが、なかなか濃いお客さんで熱烈に拍手をしてくれた。最後にはアンコールもいただいた。きっと毬音も満足いくものだったと思う。
我家から近くの店で演奏終了後のリラックスが楽しみだったが、土曜のライブではその後バイトが待っていて、ビールも飲めない結構辛いものになってしまった。　僕に堅気の仕事が見つかればいい話なのだが、札幌のある友人は今月リストラで職を失う。景気回復傾向などと世間で言っているが、どこが回復したのだろ。一部の金持ちの金回りが良くなっただけで、貧民は更に貧しい状況に追いやられているのではないだろうか？　　そんなことはココで愚痴っても何が変わるわけでもない。とにかく僕にドラムを叩かせていただきたい。僕と毬音のために。
ロンドでの演奏はかなり気を吐くのでその後のバイトはしんどいよ。でも毬音が喜ぶ音を奏でたいから。

本日は来週ホテルでの営業演奏のリハーサルを兼ねたライブ。この店での演奏は初めて。ドラムセットに難はあれど、やはり演奏は楽しい。 最近ライブが減った分演奏の機会があるのは有り難い。 但し今日の演奏は営業演奏のリハーサルのため毬音が喜ぶようなぶっ飛び演奏はできない。 しかも昨夜は咳こみ、今朝起きた時は喉が痛く頭はふらつく始末。また風邪か？ 自分の体力減退がなげかわしい。 ライブの２セット目からはセッションになる。 そのセッションには、いつもテレビで見かけるアナウンサーがトランペットで参加している。ニュース原稿を読んでいる時の表情とは異なり楽しそうだ。やはり音楽とはこうあるべき。 毬音も楽しんでくれてるか？
明日は月例のロンドでのライブがある。明日の演奏は毬音も満足する根性入った音だしてやるからな！
追伸：ライブの帰り道、なかなか近づけなかった毬音が手術した大病院が途中にあった。そこの敷地内を思い切って勇気を出して歩いてみた。涙ぐんでしまったものの、懐かしい思いも抱けるようになった。　これでいいんだよな、毬音！

マリオンのサイト名「ＮＯ−ＲＵＮ」はこの珊内にデンと構える能蘭岳から取っているのと、多分英訳でＮＯ　ＲＵＮ＝走るな・・急ぐな・・焦るな・・の意味もあったのだろう。精神の病を患うほどの繊細さを持っていたマリオンなだけに、見られた印象よりはるかにいろんなものに対して敏感に感じ傷ついていたはずである。そんな自分に言い聞かせていたのかもしれない。　　今日は睡眠不足を押して珊内まで車を走らせた。片道１１５キロほどのドライブ。２週間前に比べてガソリンが安い今だ！との考えもあったが、天気も良いし、来月予定されている僕のドラムソロライブで珊内の海の波の音を流したかったのだ。その波の音をバックにドラムを叩きたい。　　だが、結局録音機のマイクが無くて目的は果たせなかったが、朝８時珊内到着から、水平線に夕日を見送る夕方４時４０分までの８時間強の間、珊内での暮らしの思いに浸れた。それは懐かしく楽しい事でもあるが、現実との対比では深い悲しみでもある。しかし悲しんで毬音が喜ぶはずもなく、勤めて楽しく毬音と思いで話しをしていた。何度か涙が滲んでくる事もあったが、今では毬音の方が絶対的に健やかな状態にあるわけで、僕は心配する側でなく心配される側に居るのだ。　それを考えると頑張らねばと思う。　　珊内で夕日を見ていたので、帰りに寄るつもりだった毬音の墓参りは闇夜の墓参になった。暗闇の中ポツンとロウソクと線香が焚かれて読経をしたのだ。　傍からみると不気味だただろう。　毬音の死から、人はみんな死に行くものなのだと、頭でわかっていても実感してなかった事が、今の僕には当然の流れとして理解できる。この世の延長にあの世があるのだ。墓に眠る人たちは先人であり、今では暗闇の墓地は恐れるものでもないと思うようになった。　欲を言えば毬音が墓の横に立っていてくれればと念じたくらいだ！　毬音以外の足の無い人はちょっとご遠慮願いたいところだが・・・・