チャンカーはマリオン


 ●●●  落胆
落胆
障がい者施設での書類選考・・ダメだった。今まで20件以上に及ぶ求人に対すして応募、完敗ではあるが、単にライブ演奏をする上で労働条件の都合がいいだけで応募したところから「不採用」が届いても、「まぁ仕方ないか」と思えるが、自分でやりたいと思っている介護関係で断られるとかなりガッカリさせられる。やはり僕には向いていないのだろうか。僕が大切にできるのは毬音だけなのかもしれない。 しかし今回は履歴書を返送する前に、電話で不採用を通知された。その点では誠意を感じるが、受けた自分の気分はかなり凹む。まだ黙って不採用の通知を郵送された方がよかった。とりあえず落ち込んでいても飯は食えない。現在の裏方のようなバイトの日数を無理矢理増やしてもらって生き抜くしかない。しかし仕事というのはしんどい仕事でもやり甲斐があれば気分も充実するのだが、今のバイトは単に食うためだけのやっつけ仕事。元々きつい仕事なだけに体力だけでやりぬくしかない。 やはり生きる事は大変だ。  ココしばらく札幌も暑いから毬音の好きだった氷菓子を一緒にかじる。
2006/08/05 (Sat) 17:40

 ●●●  ライブ@ジェリコ
ライブ@ジェリコ
毬音が一番喜びそうなお店ジェリコでのライブでした。ギター古館賢治氏・ベース柳マサヤ氏での初の取り合わせのギタートリオ。お客さんが2人・・・(涙) でも内容はかなり面白く、間違えなく毬音好みの演奏内容。どの辺が好みと聞かれると・・・バシバシ、ドッカン、ゴワ〜ンと音が飛んでいく様が毬音が大喜びする部分です。 毬音が好きだったお店で、毬音が好きそうな演奏ができる事は、僕にとっても喜びなのであります。幸いこのユニットを継続しましょうとの話になりそう。これでまたひとつ毬音孝行の口ができたわけです。
先週バイトを始めたばかりだが、今日ハローワークで見つけた障がい者施設での求人に対して履歴書を送った。 この仕事は是非ともやりたい。ただし、時間的にライブの数は減らす事になるが、それでもこの仕事はやりたい職種。祈る気持ちでポストに投函してきた。 どーなることやら・・・・
2006/08/01 (Tue) 0:36

 ●●●  ギグ@K’s Bar
ギグ@K’s Bar
このお店でのギグは初めて。しかし2年前、マリオンが手術・入院していた頃。マリオンの容態が落ち着いていたので、ここにライブを見に来て、1曲だけ飛び入りで演奏させてもらったことがあった。今日はそれ以来の来店になったのだが、前回はマリオンの手術も終わり、退院を目指しての意気込みもあり、希望もあり、病室のベッドで寝ているマリオンに申し訳ないと思いながらライブ観賞していたのだが、、、、、それと比べると、今日はかなり事情も違い、感傷的になってしまうのだった。
先週からはじめた夜勤のバイトがキツクて、昨日の昼は4時間程度しか寝ていないで夜勤に出て、今朝仕事明けでも4時間くらいしか寝て居ない。バイトの20代の先輩が「この仕事やってると5キロは必ず痩せますよ!」と言う。まぁ今の自分は痩せる必要があるから、いいとしよう。ただ肉体が持つかどうかだが・・
そんな疲労した状態での演奏は、やはり集中力に欠ける。 明日は毬音の好きなお店「ジェリコ」でのライブだから、頑張ろう! 今夜はぐっすり眠れるだろう。
2006/07/31 (Mon) 0:57

 ●●●  労働
労働
20件を数えるほど、求職に対して応募をしたが、ことごとく不採用を食らい、自分の社会性に自信を無くしていた。しかしいろいろと求職経験をした人の話を聞くと、やはりみんな苦労をし自信喪失をしてきたらしい。そんな中、かつて経験のあった職種でのアルバイトの面接に行き、演奏活動の承知・労働時間の希望などを聞き入れてもらえたのだった。少々労働時間と収入に関して厳しいところはあるが、今回の求職で唯一僕を受け入れてくれた職場である。条件どうこうでなく、僕という人間を受け入れてくれたような気がして嬉しかった。 とりあえずこれで底辺であれど生活者になれるだろう。貯金も底をつきギリギリのところだった(ひょっとしたら収支割れしてるかも)。 何より毬音に花を買ってあげられる事で安心できる。
しかし本当に久々の肉体労働。それほどの力仕事ではないものの、ひどい筋肉痛。これは自分の老いた肉体ということもあるだろうが、これまでの怠惰な生活が影響していると思える。ここはひとつ鍛える意味も込めて仕事に励みたい。 仕事は深夜の夜勤勤務。生活リズムがちぐはぐになるが、これも慣れるしかない。  裏街道人生はこれからも延々と続くのである。今では毬音にこんな底辺の生活を味あわせなくて済むことだけが救いだ。そして毬音が居るからこそ、この生活でも耐えて行けるのだと思う。
本日の札幌、晴天也! 明け方寒くて目覚めたが、今日の最高気温は29℃との予想らしい。
2006/07/27 (Thu) 7:44

 ●●●  13回目の月命日
13回目の月命日
13時に毬音実家でお坊さんの読経が始まる事を考え、余裕を持って家を出たつもりが、、、世間では連休という事をすっかり忘れていた!札幌市内はそれほどでも無かったが、高速道路と小樽市内(小樽祭りが重なった事もある)の混雑ぶりたるや・・・それでも13時少し過ぎに毬音実家に到着。まだお坊さんの車が到着してなかったのでホッとした。お坊さんが到着して開口一番「いやー今日は車が凄い混雑してますねぇ」  無事毬音13回目の月命日法要は終わり、毬音父と最近オープンしたという中国料理の店に一緒に食事に行く。その後、毬音父と一緒に墓掃除とお参りをしに行く。途中で毬音の好きなカッパ巻と花を買いに店に立ち寄るが、売っていたのは毬音と僕の苦手な納豆巻だけ。なのでカッパ巻は諦めた。花は生花卸が休みなのか、たいした花が無かったが、九州のある女性から毬音への供物代を頂いたおかげで、花と発泡酒を買えた。 毬音は僕に嫁いだので僕の家の墓に入るのが妥当なのだろうが、遠く離れた知らない福岡の地で眠るのは可哀想だったし、毬音父が寂しいと思い、毬音の実家のお墓に入れてもらったのだが、考えてみれば墓標では毬音だけ苗字が違うわけだ。なので僕が墓参りに行く理由は、毬音へのお参りと共に毬音のご先祖様に許しを請う意味もあるのだ。 遠い自分の父の眠る墓の世話もできない自分だが、毬音の実家の墓掃除はさせてもらう。毬音が居心地が良くなるように祈りながら墓石を磨いて来たのだった。
2006/07/16 (Sun) 21:58

 ●●●  バッタリ
バッタリ
今日は演奏前にリハーサルがあったので、いつもより早い時間の地下鉄に乗車。そしてマリオンが手術・入院していた病院のある駅にで乗車してきて僕の目の前に座っていた女性。見覚えがある。そうだ、マリオンが入院していた病棟のナースさんA沢さんだ。飄々としてとても個性的な人でよくマリオンとA沢さんのマネをしていた。僕は気付いたが、マリオンが入院していたのはもう2年近く前の事、そしてA沢さんは沢山の患者さんの世話をしてるからいちいち僕の顔なんて覚えてないのだろう。 とにかく僕は毬音と「あ〜〜〜〜A沢さんだ! 間違いないよねぇ」と共感したい衝動に駆られたが、やり場が無い。声をかけ挨拶したところで、迷惑になるだろうし・・・・ 一人喜んだ気持ちが次第に寂しさに変わってしまった。
こんな事を毎日のように味わいながら生きている。
2006/07/12 (Wed) 1:12

 ●●●  珊内へ行く
珊内へ行く
天気が良かったので思い立って珊内へ行った。毎月行こうと思いながら、先月は行けなかった。珊内は今ウニのシーズン。珊内在住時は漁師さんからタダで頂いていた生ウニだが、今はそうはいかない。でもウニが好きだった毬音にも食べさせたくて、大枚2800円はたいて注文した。店主がサービスしてくれて、とてともなくてんこ盛りの生ウニ丼が出てきた。ガッツキ喰いたい気持ちを抑え、毬音にも食べられるようにゆっくりと箸をすすめた。相変わらず珊内は静かだ。鶯をはじめいろんな鳥の声だけがこだましていた。本当に平和ないい場所だ。でももう僕には住めない場所なのだ。 今回は札幌の友人を誘って来たのだが、正解だった。やはり一人で来ていたら、また物悲しい気持ちで戻る事になっていただろう。
2006/07/08 (Sat) 23:02

 ●●●  月例ギグ@ロンド
月例ギグ@ロンド
いつもは土曜日にやるが、今月は都合上金曜日になった。先月は入りきれないくらいお客さんが入ったが、今日は5人! ちょっと寂しいがお客さんが来てくれるでけでもありがたい。いつもバンドメンバー全員に飲み物をおごってくれる女性客が居る。ここ2ヶ月見かけなかったが、今日来てくれた。おかげでハイネケン2本ご馳走になり、近所の焼き鳥やから大量の串焼きを買ってきてバンドメンバーだけでなくお客さん全員に配ってくれた。本当にありがたいお客さんだ。 ただし体調が本調子じゃなかった事もあり納得行く演奏が出来なかったのが辛い。演奏中に咳が出てしまう。これでは毬音にも申し訳ないと思うのだが、「体調不良なんだから、仕方ないよ」と言ってくれているだろうか・・・・・土曜・日曜・月曜と久々に3日間スケジュールが空くので体調を調えたい。6月に珊内に行けなかったから、体調調子良かったら毬音を連れて行ってやりたいのだが。体調不良の時にはビール2本でも効くね〜〜〜
2006/07/08 (Sat) 2:05

 ●●●  高熱
高熱
土曜日朝から7度4分の熱がありながらも演奏の仕事が入っていたので稼いできた。そして日曜。熱は9度4分まで上がり一日グッタリしていた。周囲から病院へ行くように言われるが、この体調で外出は無理なような気がしていた。今朝は8度8分あった熱だが、昼過ぎていざ病院へ行こうとした時には、7度3分まで下がっていた。採血・尿検査・聴診器で胸内の音 全て異常ないとの事。とりあえず点滴を打ってもらう。
この点滴の最中、思わず毬音の入院していた頃を思い出し、ベッドで横になった僕は一時涙が止まらなくなってしまった。あの頃はまだ生きる希望があった。癌に負けないつもりでいた。そんな事を思っていると、無性に毬音に会いたくなった。とにかく会いたい。なんとかして会いたい。会いたくてどうしようもない気持ちで点滴を受けていた。昼過ぎから今に至るまでやたらと汗をかいている。熱が下がってきているのだろう。職探しは体調が落ち着くまで出来ないだろう。
2006/07/03 (Mon) 16:36

 ●●●  就職難民
先日 髪を切ってまで気合いを入れて面接に行った所から、今日 履歴書が返送されていた。また不採用。僕の何がいけないのだろう。 嘘でも妻帯者とした方が有利なのか。 今回はかなり落ち込んだ。 そのウサを晴らすためにも今小樽にジャムセッションに来ている。 音を出して、荒れたものになるかショボイものになるか。自分でも予想がつかないが、音出す事で立ち直るように期待しよう。
2006/06/27 (Tue) 20:32

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