チャンカーはマリオン


 ●●●  おさかなちゃん命日
おさかなちゃん命日
早いもので、おさかなちゃん逝ってまる1年。
我ながらおさかなちゃんを喪って1年やり過ごせた事に驚く。
去年の今頃もコロナ禍でざわつく世間には気を置く余裕もなく、おさかなちゃんの容態次第で毎日が過ぎていた。
今日はおさかなちゃんには里帰りのつもりで姿の無いままで良いので家中を駆け回って欲しい。

写真は在りし日のおさかなちゃんと、老齢で現在ヨロヨロ状態のブーさんとの幸せそうなワンショット。
2021/11/29 (Mon) 8:33

 ●●●  玉川健一郎&桂田みずほトリオ@DeeDee
玉川健一郎&桂田みずほトリオ@DeeDee
札幌の秋はもう過ぎ去った様相で、紅葉はくすみ白いものが次第に幅を利かせてきたこの頃。 札幌の平地でもようやく初雪が舞った。
先日自力でタイヤ交換したが、タイミングは良かったようだ。

DeeDeeさんの企画のおかげで共演させていただけるライブが多い中のひとつ年に1度の玉川さんのボーカルを迎えてのライブ。
歌もののライブでありながら自由度の高い内容は、ベテランの玉川さんがリード・サポートに頼るところが大きい。おかげで毎回演奏を楽しませていただいている。
緊急事態宣言は解除されたものの、客足が元に戻ったわけでは無いので、例年よりは少なめの来客ではあったが、遠路遥々と帯広から来ていただいた方もおられ、演奏のモチベーションを高めてもらえた。

こないだ奇妙な夢を見た。
ススキノのライブハウス「ジェリコ」のマスターが僕の家(多分、珊内村での住居)を訪ねて来て何かを伝えているのだが、その内容は朧げなのだが、マスターは家の中を見回し何かを探している様子。 目的のものを見つけたのか隣の部屋に飛び入り毬音が写っているわけでは無いが関連のある写真に向かい線香を上げ合掌していた。
そのマスターは実際に毬音の通夜に駆け付けてくれた方なので、あながち突拍子もない夢ではない気がしたが、何故今こんな夢を見たのか不思議だった。
そして何ともそのマスターに対し大きな感謝を覚え涙してしまう夢だったが、目覚めた自分も実際に涙ぐみ、マスターにお礼を言わなければと気が急いた。
目覚めてしばらく後、通常の意識に戻った時、メールでお礼をしたところで、マスターには何の事だかわからないだろうとメールはしなかったが、何気に感謝の気持ちは残っていた。 そんな夢をみたのだった。
2021/11/25 (Thu) 23:18

 ●●●  196回目の毬音月命日
196回目の毬音月命日
奥さんが救急車で運ばれ入院して10日、明日どうにか退院できるようだ。
遅れている札幌平野部での初雪も、予報では今日降るだろうとの事。 タイヤ交換がまだなので、ちょっと厄介な状況ではあるが、明後日には一旦気温は上がるらしいので、そこが最後の狙い目かも。
とにかく慌ただしく10日間乗り切った。
最近YouTubeで京都のライブカメラを見ているのだが、今まで見た事も無いような閑散とした京都の景色が不思議で現実離れした風景に「行くなら今!」と思って眺めていたのだが、緊急事態宣言が明けてから人の多さが極端に増え、特に修学旅行シーズンで学生の団体が目立つ。 
観光客相手に成り立っていた業種には一安心なのかもしれない。

毬音の月命日の今日。 未明の2時半頃愛猫「ぶーさん」に起こされたが勘弁してもらい再度寝て、次は5時過ぎに耳元で雄たけびを上げられ諦めて起床。点滴の前にお供えのオムライスを作った。他は一昨日買ってきた栗ぜんざいと田舎饅頭。 本当は梨をお供えしたかったのだが、今年は異常に梨が高値で全然安くならないので、手を出しづらいのが正直なところ。
猫点滴等の生活環境は奥さんが退院して戻って来ても、変わりはないのだが仕事中の猫の心配は回避できる。
奥さんは入院中の10日間で4キロ痩せたらしい。その間一度も面会できなかったからその変化を見るのも楽しみである。
2021/11/16 (Tue) 8:46

 ●●●  救急車
奥さんが夕方から不調を訴えながらも我慢してたが、夜に何度もトイレに駆け込み嗚咽。顔を見ると真っ青。 腸閉塞の再発と判断。 以前僕が帰省中にも腸閉塞を発症して近くの大きな病院の夜間診療にかかった事もあり、その病院へ電話して処置をお願いしてみたが、消化器科の担当医が当直じゃないので、専門の病院に行く方が良いと言われ、救急車を呼んで専門の病院へ連れて行ってもらうように薦められ119番に電話した。
始めて救急車に乗ったのは、毬音の治療のため大阪滞在中、毬音の状態が悪くなり呼んだが、搬送先の病院では簡単な検査と処置だけで、その日に返された。
2度目は自分のためだが、背中に激痛があり喋る事も呼吸する事も参議な状態でしどろもどろな会話で119番に電話して、かかりつけの病院に搬送してもらったものの、数時間で痛みが引いてきて、おまけにいろんな検査しても原因がわからず。
自分としては痛みが引けば問題無いので帰りたいと言ったが「救急搬送されたのだから、痛みの原因を探るために2〜3日入院して検査が必要」との返答。
そこを何とか言い逃れて1泊だけの検査入院で済ませたのはいいのだが、季節は冬。搬送された時の姿はほぼ寝間着のジャージ姿で外は吹雪。仕方なくタクシーで帰宅した。結局その時の激痛の原因は未だに不明。
そして今回3回目の救急車。 搬送されたのが夜中の3時頃で、処置を受けてる奥さんは意識はハッキリしているので4時過ぎに一旦家に帰るため病院を出るがタクシーは拾えず、まぁ歩けない距離ではないので、40分程の道のりを歩いて帰宅。 すぐに奥さんの仕事の穴埋め対応に奔走、同時に愛猫への点滴。
奥さんの入院準備の荷造りと掃除洗濯を済ませ再び病院へ。
何とも慌ただしい1日だった。
毬音もガンの手術後に腸閉塞でかなり苦しい思いをしているのを目の当たりにしてたから大変なのはわかるが、自分が経験したわけでは無いので痛みや絶食・絶飲苦しみは実感できないのだが。。。
そろそろタイヤを冬用に交換時期だなぁ。
2021/11/07 (Sun) 22:42

 ●●●  Trio The Northern Lights+ スペシャルゲスト:中島弘惠@ジェリコ
Trio The Northern Lights+ スペシャルゲスト:中島弘惠@ジェリコ
遠くの山は一旦白くなり、なったが、近くの山々の色付きを引き立てたが、白い姿はほぼ消えて平凡な晩秋の景色になったが、やはり我が家から眺める秋の山々は美しい。
今回もTrio the northernlightsにピアノ中島弘惠さんをゲストに迎えた「想」のメンバーでのジェリコライブ。 緊急事態宣言解除でお客さんを入れての久々のライブ。 お客さんが入らねば言い訳出来ないプレッシャーと緊張感は、ネット配信がある事で大きく解消していた事に気づいた。
時間的に都合が付かないとか遠方で来店が難しい人等の視聴の可能性がプレッシャーを軽減してくれているのだが、やはりリアルタイムの生音の空気感はネット配信では出せず、演奏者としてもお客さんの反応はその場にいる人からでなければ感じられない。
この日はこのバンド目的では無いが、ほぼ毎回来てくれるギターの古舘さんファンの女性の姿もアリ感謝! 他はたまたまこの日に来店くださったお店のお客さんも演奏への反応を示してくれた事で、無観客ネット配信時と比べモチベーションは当然上がった。
古舘さんファンの女性はガンとの闘病中らしく、近々に2度目の手術を受けるのだと言う。この事実はこの日初めて聞いたのだが、当人は至って前向き思考を持っていたようなので、自分としても少し安心したが、毎日自分が行っている免疫力強化のツボ刺激方を教える事くらいしか自分には出来なかったが、このメンバーでの次のライブが1月7日にある事を伝えると、それを目標に手術・治療に励むと言ってくれた事が逆に僕を救ってくれた気がした。
彼女の回復を心より願うばかりである。
2021/11/04 (Thu) 23:09

 ●●●  195回目の毬音月命日
195回目の毬音月命日
今日、急に冷え込んだ。 奥さんが猫たちのために温風ヒーターを出す。
災害に備えての備蓄の意図もあって、先日灯油を買ってきたのもタイミング的に良かったようだ。
朝5時半に起きて、ぶーさんに点滴を施し、毬音へのオムライスを作り、毎日の日課であるトイレ、洗面所、風呂を掃除して、朝のドラム練習をして仕事に入るのだが、土曜は仕事開始がいつもより1時間早いので、今日は朝練の余裕が取れなかった。
毎年思う事だが、秋分の日を過ぎると日の暮れ方が一気に早くなったと感じる。 朝も目覚めてしばらくして日の出を迎える。 母なる地球はしっかりと周っているのだと実感。
今日は花を買うタイミングが無かったので、少々鄙びた花で容赦願う。

北九州の母親は最近物忘れが激しく知力低下が進行してるようで気が気では無いが、まだ辛うじて一人で暮らせているようだ。
12月に札幌>福岡が1000円という破格値のバーゲンチケット(手数料当含むと2900円程度)を取れたので帰省できる事になった。 我が家の経済状態ではこのようなバーゲンチケットが無ければ帰省は難しいのが現状。

明日の朝あたりは、紅葉の盛り前に遠くの山は白くなっているかもしれない。

毬音にお供えしたオムライスを晩飯としていただく。

2021/10/16 (Sat) 17:26

 ●●●  EXPLOSION@ジェリコ
EXPLOSION@ジェリコ
札幌では来週辺りに平地での降雪の予報が出され、そろそろ車のタイヤを冬用に履き替えるタイミングに悩む季節になってきた。
山々も色づき、コロナコロナで忙しない世相と関わる事無く季節は移り替わる事にありがたく感じる。
活動開始から14年。地味ではあるがなんとか継続してきたEXPLOSIONのジェリコでのライブ。 今回も無観客でのネット配信だけ。 正直なところ客入れあったとしても無観客の可能性が高いだけにネット配信があるのは助かる。
MCでジェリコ存続のための投げ銭を訴え、EXPLOSIONに於いてはネット配信での投げ銭はバンドへの配分はお店にカンパとさせてもらっている。
僕と知り合う前の毬音が、持病の統合失調症のせいで出入り禁止になったお店がいくつかあり、その中で数少ない毬音を受け入れてくれたジェリコ。
店主の渋谷さんはかなり個性的な人だが、それが毬音を受け入れられた要因のひとつと僕は察している。 
EXPLOSIONに於いても独特な音楽観があるので、受け入れてもらえるお店は限られる中で、ジェリコ存続はEXPLOSIONにも毬音にも重要案件なのだ。
MCでのジェリコ存続の呼びかけは、むしろ毬音の言葉だったのかもしれない。
2021/10/13 (Wed) 23:47

 ●●●  朝川繁樹カルテット@リラクシン
朝川繁樹カルテット@リラクシン
延長された緊急事態宣言で、閉店時間が20時と、何とも健全な状況下初めてのお店リラクシンで久々にライブで演奏。選曲が自分の趣向に合っていたこともあり、本当に楽しい時間を持たせていただきました。
今回は初めての組合せのカルテット。リーダーのピアノ朝川繁樹さんとはライブとしてご一緒させてもらうのは初じめて。ベース柳真也さんとは数年ぶり、ギターネイトレナーさんとは数ヶ月ぶり。

毎日自宅でvドラで練習していても、生のドラムセットでの音出しや他の楽器とのアンサンブルは別物なので今回の「生演奏」での苦悩はしたものの、それを含めて演奏する事は楽しいのです。
お店の方々、共演の皆さんに感謝感謝。

よろしければ下記へアクセスして、よろしくお願いします。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02yisium45x11.html?fbclid=IwAR0vVmyZSIhD4JmM4qaBhUaGWPp8Fz69wGdda0Tws29IO1b3reI24vQreTQ 
(9月いっぱいアクセス可能)
2021/09/17 (Fri) 23:21

 ●●●  194回目の毬音月命日
194回目の毬音月命日
感染者数が減っているにも関わらず、非常事態宣言を延長するという理解できない状況が続いている。
ライブで演奏に大きな影響が及ぶ事1年半以上続いている。
プロとしての演奏家やライブを提供しているお店には由々しき状況で本当に気の毒で、無謀な政策に怒りすら覚える。
しかしいとも簡単に人間は操られるのだと実感した。今のこの世を毬音や先達はどう見ているのだろう。

急に老け込んだ老猫ぶーさんは毎日朝・夕の2回我が家で点滴を施しているが、好調と思える日もあれば危険と思える日もある。
ここのところ毎朝4時半前にぶーさんに耳元で大きな声で鳴かれつつ顔を突かれて僕は起こされる。そして5時半頃点滴を施す。おかげで睡眠がまったく足りてない状態ではあるが、ぶーさんが点滴を最速するために起こしているのだとポジティブに考えている。ぶーさんのQOLを高めるために早起きを続ける。

本日はぶーさんの点滴前にホワイトソースかけのオムライスを作りお供えした。毬音が入院中食べたがったが、腸閉塞で固形物がNGだったから砕いて汁だけ舐めてた梨もお供えした。
2021/09/16 (Thu) 8:58

 ●●●  ギリヤーク尼ヶ崎氏in札幌
ギリヤーク尼ヶ崎氏in札幌
ギリヤーク尼ヶ崎氏の公演へ行ってきた。
珊内在住時に岩内の障碍者施設「あけぼの学園」の校庭で行われた公演以来19年ぶりにギリヤークさんに会えた。
僕のpray=playの想いはギリヤークさんが基になっている。
祈りを具現化した舞いを19年前に目の当たりにして、そのビデオを毬音に見せると、毬音は涙した。
今ではギリヤークさんも91歳。19年前とは身体能力が全く違う。
それでも映画上映の後、舞いを披露してくれた。
パフォーマンスの技量として見れば、ただ転がり回っているだけとしか見えないだろうが、そこに展開されているのは、命の躍動だと感じた。
上映された映画の最期で、亡き母上の故郷の海岸で「念仏じょんがら」を舞っていたが、その時90歳のギリヤークさんの動態的パフォーマンスとしては、昔を知る人には悲しいくらいに動けていないのだが、海の波間で転げまわるギリヤークさんの舞いを見て、長年舞ってきた念仏じょんがらがこの時完成したんだと感じた。
前々からギリヤークさんを見て思うのは、彼の芸はテクニック云々では無く、生き様そのものであり、存在であり、唯一無二の芸なのだという事。

生のギリヤークさんを拝見できるのは、これが最後かもしれない。
帰り際に出入り口で車椅子に座り、お客さん一人一人と写真撮影をしていたが、僕は写真は必要ないので挨拶だけさせて欲しいと順番を待ち、「ありがとうございました」よ伝えて帰ってきた。

今日の写真は19年前の公演での1枚
19年前の自分の書いたページも引用してみます。
http://ginghiro.justhpbs.jp/giriyaku/giriyaku-hyosi.htm
2021/08/23 (Mon) 7:54

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