去年11月に愛猫おさかなちゃんが逝って以来、相棒を失ったもう一人の愛猫・通称ぶぅ先輩も元気を無くしていた。
新入り子猫にもまったく興味を示さず、と言うより相手するには年を取り過ぎているようで、子猫の戯れにウザそうに逃げ回る。
そんなぶぅ先輩が、ここ2〜3か月で急激に衰えてきて、更にこの1週間で危険区域に入った感があり、病院へ。
老猫には通常の経年での腎不全との診断。朝晩2回の点滴療法が必要となった。
点滴で改善は見込めないが進行を遅らせる事が目的。いわば、余命のQOLを高めるような事だと理解している。
これは毬音の最期に至るまでの数か月の逃病(あえて闘病ではなく逃病と意識していた)の記憶に触れてしまうのだった。
おさかなちゃんはぶぅ先輩より深刻な状況だったので、毎日が嘆きの日々だったが、ぶぅ先輩にはまだ希望を持てる気がしている。
昨夜は初めてぶぅ先輩が、僕のPCデスクの下で一晩寝ていた。
おさかなちゃんが逝く数か月前にも同じようにおさかなちゃんが僕のPCデスクの下で寝ていた事があった。それを考えると先行きに悲観しか浮かばないのだが、猫は瀕死状態から1度は復活するという噂もあるので、まだ希望は持っている。
そんなぶぅ先輩の状態とは関係なしに、新入り若造猫は飯を食らっている。
それだけがまだ救いかな。
またもや毬音とサイレン、そしておさかなちゃんの力を借りるべく願をかける。
今朝も早起きしてオムライスを作った。お供えは柳月のアンバタさん









