毬音お気に入りだったジェリコで、ピアノ:簑谷アキコさんリーダーで ベース:赤坂実さんとのトリオ初ライブ。 簔谷さんの生徒さん発表会のサポート演奏では赤坂さんと2度ほどご一緒したが、ライブとしては初めての演奏。
2ステージ目の途中、自己紹介を兼ねてMCを回されたのだが、そこでの喋りがダダ滑り>< しかしそんなものには慣れっこで負けないのである。
TV等で歌謡曲やロック・ポップスの演奏場面ではドラムスが真ん中に置かれるのはよくあるが、ジャズのトリオ演奏ではドラムスが真ん中になる事はまず無い。
普段トリオで演奏する時はベースを真ん中にピアノとドラムスが挟む形が多いのであるが、ジェリコではスペース的にドラムが真ん中になってしまう。 これが結構厳しい環境になる。 どう厳しいのかと言えば、ピアノにはドラムスを挟むのでベースの音が聞こえ辛いらしい。ドラムにはピアノとベースが分離して聞こえバランスを取るのが難しい気がする。
なので、自分の音量が全体的なバランスでどうなのかに気を取られて演奏での集中力を欠いてしまう事もしばしば。 そんな苦闘の中でも楽しみを生み出して演奏する、これも一つの醍醐味と思うのだった。