チャンカーはマリオン


 ●●●   京都から奈良へ
 京都から奈良へ
奈良に移動前に、何度来ても東寺の仏像群には圧倒される。今回は観智院にも立ち寄る。
奈良に移動して荷物を宿に預けほぼ40年ぶりの長谷寺。ここは夕暮れ時に長い回廊の吊り灯籠が灯った景色が大好きなのだが、今回は時間の都合で昼間の拝観。
大観音尊像の特別拝観で10メートル以上ある観音像を足下から見上げる事ができた。
足早に長谷寺を後にして、長谷寺駅で駅員さんに室生口大野駅へ行く次の電車を尋ねると、乗り換えに便利な車両位置から何番線ホームに移動とか事細かに教えてくれた。

おかげで無事室生口大野駅に到着、15時発の室生寺行きバスにギリギリ間に合った。
室生寺では15時終了の金堂特別拝観が開催されていたが、団体さんの拝観で手間取ったのか終了時間過ぎても金堂が開いていたので、恐る恐る拝観できるか尋ねたら受付の僧侶は「ごゆっくり拝観ください」と快諾してくれたどころか、拝観客が我々夫婦だけだった事もあってかとても面白い説明を丁寧にしてくれた。
例えばその時代背景で薬師如来だった仏様が釈迦如来として祀られたり等々。。
東寺、長谷寺、室生寺、今日拝観できた仏像群は本当に素晴らしく、接した人々もなんとも優しい人達で、良い一日だった。
2017/03/24 (Fri) 21:11

 ●●●   まる1日京都
 まる1日京都
朝早くから動き始める。
京阪ー地下鉄と乗り換え滋賀県の三井寺へ。
初めて訪ねる寺だったが、なかなか風情ある寺で範囲も広く予定時間を軽く超えた。
計画なんて狂うもので、狂ってからが面白い。
焦っても仕方ないので、三井寺近くの商店街をそぞろ歩き、ある仏壇屋さんに立ち寄る。
お店の方のご厚意でお茶を頂き土産まで頂く。(。-人-。)
去年もこの時期京都を訪ね寒さに閉口したにも関わらず、今回も寒さに負け大手スーパーでシャツ購入。
気分一新比叡山に向かう。
京阪>ケーブルと乗り換え比叡山延暦寺。
多分40年以上ぶりだ。
根本中堂で性根が腐ったような坊主に遭遇し、延暦寺が高僧輩出の源は遠い昔の話であり、プライドだけ持った一般人にも劣る輩が墨染を着てる事に驚く。
しかし仏像群は素晴らしい。
比叡山を京都側に降り出町柳からタクシーで千本釈迦堂へ。
国内は元より外国人観客(害国人も多い)で台無しな所が多い京都で、奇跡的にも我々夫婦以外誰も居ない環境で見事な仏像群を鑑賞できた。
本来ここから宇治へ行く予定だったが時間的に行っても寺院は閉まってるので諦め、18時閉門の清水寺へ急ぐ。
僕が大阪住まいだった40数年前は昼間は観光客が多い清水寺も閉門近くは閑散として落ち着いて参拝できたが、今や酷いもので国の習慣の違いからか旅の恥はかき捨て気分なのかロクデナシがひしめき合っていた。
郷に入れば郷に従え?である。
結構な精神的、肉体的に浮き沈みした疲労の1日だった。
2017/03/23 (Thu) 23:17

 ●●●   京都巡礼初日
 京都巡礼初日
札幌から神戸空港へ飛び、JRで京都入りの予定を電車の中で醍醐寺行きを思いつき、京都で下車せず山科まで乗り越し地下鉄で醍醐寺拝観時間ギリギリに滑り込む。
急ぎ足で拝観して回る。
桜はまだ蕾で花見気分には程遠いが、人影少ない境内は癒しの空間だった。
地下鉄醍醐駅近くで遅い昼飯というか、早い晩飯を食い地下鉄で三条、お京阪で四条、鴨川沿いを歩き宿へ。
2017/03/22 (Wed) 21:49

 ●●●  毬音140回目の月命日
毬音140回目の月命日
雪解けも進み車での走行も楽になってきたとは言え、
まだ雪の降る日はあるが大幅に積雪が増える事はない季節になった。
早いものでまた車検を受ける時期がやってきた。
今回は6万ほどかかったが、いつもこんなに高かったか? 

ここ数年毎年収入は減っているが、出費は増えるばかり。
貯えなんて全くなく目前の老後に不安しかないのが現状。
今日は2年ほど前からいろんな科にかかっても原因不明の痛みで神経内科にかかってきた。
しかしここでも原因はわからず再来週MRI検査に回される。
また検査で高い医療費がかかってしまうのだ。
これでもし原因が分かったとしても治療にかかる費用が膨大であれば治療継続は難しい。
であれば臨終まで痛みを堪えながら生きるしかないわけで、高い検査費も無駄な気がしている。
北欧のように高い税金分老後の生活は保障されてる国とは違い、
高い税金取っても医療費や老後の安泰は放置してるこの国はどうなってるのか・・・
生きる事はこんなに大変なのだと実感。

36歳で逝ってしまった毬音には老後の不安はそれほど感じてはなかっただろうが、
自分の命に関しての不安は、今の僕が抱える現状や近い将来の不安とは比べ物にならないものだったのだろうなぁ。

来週奥さんとまた京都・奈良巡礼旅行にでかける。
毬音の供養も含めて我が家の安寧を祈念してこよう。
2017/03/16 (Thu) 23:30

 ●●●  O,F,Oトリオ@DeeDee
O,F,Oトリオ@DeeDee
この冬札幌は大雪数回見舞われながらも暦は3月。
主要道路はアスファルトが現れ車での走行も楽になってきたが、
生活道路に至ってはオフロードのような有様で運転にも歩行にも苦労する。
腰痛と右腕筋の痛み改善のため、週2回ほど整骨院に通っているがなかなか改善されないのは齢のせいと諦め気味な今日この頃。
それも原因の一つではあるが、ライブ予定がほとんど無い中、久々のO,F,Oトリオギター:古舘賢治 ベース:大久保太郎でのライブ。
いつもはO,F,Oではエレキベースを弾いてる太郎君だが、今回はウッドベース。
現状これが唯一予定されているライブであり、僕にとって最後のライブになるかもしれない予感を持って挑んだ。
ドラムやベースがソロイストのバック的存在の演奏では無く、各楽器が絡み合いながら予期せぬ展開を作り上げるスタイルは毬音の好みであり僕のやりたいことであるが、そんなドラマーはあまり需要は無いようだ。
なのでO,F,Oのように自由度が高い演奏をできるユニットは自分がリーダーで行う事になるのだが、いかんせん集客能力の無い自分にはメンタル的にも限界にきている。

O,F,Oの演奏は信頼の置けるメンバーとの音の疎通は楽しく、日頃の鬱気味な精神状態を一時的にでも晴らしてくれた。

今年で毬音13回忌になるが、この先演奏予定は皆無ということは、毬音への供養も成就したという事なのだろうか。
演奏できないのは寂しいが、求められていないのであれば致し方ない。
2017/03/09 (Thu) 23:55

 ●●●  139回目の毬音月命日
139回目の毬音月命日
今日の札幌は最高気温がプラス6度になるらしいが風が冷たい。
先月帰省したばかりだが、諸事情あって本日午後の便で札幌から最高気温プラス16度の福岡へ移動。
オムライスもかっぱ巻きも作れない月命日になってしまって申し訳ない気持ちで飛行機に乗り込む。
いつもは午前の便だが、今日は午後の便しか取れず実家到着も夜になり、急いでルーターのsimとタブレットの交換を済ませ、簡単に使い方を説明する。
これで我が家の出費が少しは減るはずなのだ。
明日も実家で母にタブレットの使い方を説明する予定だが、北九州マラソンに参加する弟が実家に泊まるのでタブレットの説明も上の空になると予想して本日の説明を強行した。
2年ほど前には弟が走る姿に声援を送って急いで福岡空港へ向かい札幌に帰ったのだが、今回はマラソン前日の飛行機しか取れなかったので声援も無しで札幌へ帰る。

しかし今日は朝いつものように線香をを焚いただけで何もできなかった事に後ろめたさを感じている。
2017/02/16 (Thu) 23:01

 ●●●  EXPLOSION@D-BOP
EXPLOSION@D-BOP
この冬はドカッと雪が降ったと思えば降らない日が続いたりして、雪が多いのか少ないのかわからない状態の札幌。
且つて雪不足で地方から雪をかき集めて開催してた札幌雪まつりだが、今年はそのような報道も無かったので、近隣の雪でまかなえたのだろう。
その札幌雪まつりが月曜から始まった。
本日はP:石橋マヤ子 G:池田伊陽 EB:DAZZYの正規メンバー揃ってのEXPLOSIONライブ。
マヤ子さんとは先月札幌フリージャズ最前線で一緒に演奏したけれど、EXPLOSIONの演奏は振り返ってみると半年ぶり。 
このバンドではハプニングの発生若しくは自ら発生させ、それに対応する緊張感が持ち味のひとつではあるが、レスポンスの混迷が垣間見られ演奏期間をちょっと開けすぎたかもと思えた。
たまたまこの日は珍しく予約のお客さんが数名おられどうにかバンドメンバー数より多い来客があったが、ほぼバンドメンバーの半数程度の集客しかできないのでそう頻繁にライブをやってられないのが実情であるが、せめて年3〜4回はやりたいものである。
この日の予約のお客さんに雪まつり観光で来たという韓国からの女性2名来店されていたが、彼女らにこのバンドがどう感じられたか興味あるところだ。

まぁ毬音には大うけしたライブだっただろう。
2017/02/10 (Fri) 23:26

 ●●●  札幌フリージャズ最前線Vol.5
札幌フリージャズ最前線Vol.5
このいかにも毬音が好みそうな企画イベントに参加させてもらうのはこれが4回目。
今回はテナー:阿部辰也リーダーでの ピアノ:石橋マヤ子 と僕のベースレストリオ。
曲という原型の無い所から何かを表現し、共演者の音からインスパイアさせられ反応しつつ緊張と緩和のバランスをコントロールして演出を加えオーディエンスへ何かを感じ取ってもらう。
言葉では表現できない心のうちを音として吐露し、その空気を吸ってもらう事で共演者・オーディエンスと一体となる事が理想なのだと考えているが、果たして自分にそこまでの表現力が備わっているかが一番の課題ではある。
演奏は祈りだ!と信じる自分としては、やはり祈る対象を持つ事が重要。

僕が敬愛する大道芸人キリヤーク尼崎氏の踊りも祈りで形成されている点で、演者としてのスタンスは同じだと思っている。
演奏というものをその観点で捉えていくと、曲というカテゴライズされた範囲で音を出すよりフリーの方がより祈りが具現化されている気がする。
それらの思いからして、このイベントは僕にとって必要だと感じているのだ。
2017/01/21 (Sat) 23:18

 ●●●  138回目の毬音月命日
138回目の毬音月命日
帰省から帰ってきたばかりなので、若干の疲れもあって、
奥さんがお供えを買ってきてくれて、帰省の土産と共にお供えした。
その上オムライスも作ってくれた。
奥さんの友人にお土産を買ってきたのだが、
届ける暇も無かった事でわざわざ取りに来てくれた奥さんの友人から頂いた苺もお供えする。

帰省での続きのお話。
子供の頃、ロバのパン屋というものがあって、ロバだかポニーの馬車がパンを積んでテーマ曲を流しながらやってきた。
そこで小さく刻んだゼリーがトッピングされたカップ蒸しパンを良く買って食べた記憶がある。
それが現在も来るらしい。
だたし車でやってくるのだが、あの当時の曲はそのままだと母は言う。
土曜の10時頃に来ると言うので、待つことにした。
帰省期間がたまたま大寒波に見舞われ、飛行機が飛ぶのか、博多までの移動に影響は無いか心配ではあったが、
是非あのメロディーを耳にしたいという衝動から待ったのだ。

蹄の音がリズムを取るなか少女の歌声で「ロバのパン屋がチンカラリン♪」と聞こえてきたらもう大変。
一気に子供の頃の高揚気分になってパンを買いに走った。

流石にパンの種類は当時のものは無かったが美味いのにビックリ!

買ったいくつかのパンを鞄に詰めて空港へ急いだ。
名古屋の大雪の影響で新幹線に遅れがでてたものの、空港にはかなり早く到着して、暇を持て余す事になったが、
無事札幌行は定刻で飛んでくれた。

そして何とか我が家で毬音の月命日を迎えられた。
2017/01/16 (Mon) 18:38

 ●●●  今年初帰省
今年初帰省
ここ10年くらい年末年始に「らしさ」を感じられない。
子供の頃は年始はお店が軒並みお休みで、年内に買い溜めが必要な事から、
買い出ししたり、TV番組も年末年始らしい装いで放送していたが、
今では正月も関係なく多くの店は通常営業。
TV番組に於いては年末にあえて放送する必要の無いようなくだらない番組で網羅される始末。

年明けのTVは民放全局同時中継の「ゆく年くる年」が好きだったし、
あれこそ年明けのイベントとして風情を感じていたが、今では情けない番組しかない。

そんな風情のない年明けに、少しは年始らしくとの思いで今何年振りかの初詣を近所の神社へ詣でて新年を迎え、
正月半ばの1月12〜14日の2泊で帰省。
1泊目は何気に気に入っている唐津の町で1泊。
翌朝に当宝神社のある高島へ1番船に乗って渡った。
出航を待つ間に陽が昇り水面からまっすぐ自分へ明かりが差し込んで神妙な気分になる。
時期的に島を訪れる人も少なく、塩谷神社と当宝神社へゆっくりと参拝できた。

唐津へ戻る船は島民の方々で混んでいて、デッキ上で波しぶきを浴びながらの10分間だった。
バスで博多へ戻り、実家へ急いだ。
実家ではSIMカードの交換を行い、ネット環境を確認。
これが今回の帰省の目的だった。
2017/01/15 (Sun) 23:33

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