この冬は今のところ雪は少な目だが、真冬日が多く連続している。おかげでベランダの雪下ろしはまだ1度もせずに済んでいる。 この夜はD-BOPさんでフリージャズのイベントに参加させていただいた。この手の音はきっと毬音は大喜びだろう。 メンバーにトロンボーン西條さんの名前があるが数週間前に逝去されたため共演は叶わなかったが追悼の意味を込めて演奏させていただいた。 それにしても年末から1月にかけて周囲で不幸が重なり異様な感じのする年明けだった。 今夜の参加メンバーは ▶アガルタ通信ギター部:濱 雅寛(g)山田賢(g)南山雅樹(pf)
▶Ascensions:大藤 健(tp)松浦 宏治(bs,ts,ss)山本敏嗣(g)大ア 健太(cb)伊藤 勝大(ds)
▶「ののこにおまかせ:吉田 野乃子(as)西條 史宣(tb)特別出演西村 伸雄(tp)池野 泰明(ts,他)高島 連 (as)大村 吟弘(ds) フリージャズという一般ウケし難いジャンルにも関わらず沢山の来客あり。久々に大勢の前で演奏できた次第。 舞踏の田中ハルさんも来てくださっていた。 僕の共演メンバーは西村さん以外は当日初めての顔合わせで、吉田 野乃子さんは去年12月までNYに滞在し彼のジョンゾーンと共演している強者。
フリージャズには本当に多種多様な形態がある中、何の取り決めもないまま本番スタート。 曲の縛りの無い自由な空間で演者としては赴くままに音を奏でればいいのであるが、オーディエンス側になった時ただ垂れ流される音がノイズ化して退屈してしまう可能性もある。 展開をダイナミックに変化させられるのはドラムの役目だと思っているので流れには気を遣いつつ思いのままに展開に変化をつけて打音した。 通常の曲目を演奏するのとは違ったエネルギーを使うが、どちらにしても演奏は楽しい。 お客さんが入ってくれるのであれば、沢山ライブをしたいものだが現実は厳しい。 今年はライブ数はごくわずかなので寂しい。
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